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読者様から頂いた質問にお答えしました

こんにちは。

おーとふぉーかす(@sonycameralove)です。

ここではnoteの読者様から頂きました動画編集の受注方法や営業についての質問を回答しております。
素晴らしい質問を頂けましたので、回答と一緒にシェアいたします。

Q1.お客さんにメリットを訴求するときに何を意識してますか?

A.冒頭から制作の話を全くしないぐらいのほうがイイ

ご質問ありがとうございます。
数字で訴求するか?マインドに訴求するか?
についての回答は「どちらも」行っています。

少し詳しく解説しますね。

依頼者が自社商品・サービスの認知・拡販のために、主にweb媒体で使用する動画だと仮定します。

このような依頼者様に

「どんな感じの動画を作ってほしいのでしょうか?」

という感じの質問をまず先にしてしまうと

「なんかいい感じの動画を作ってほしい」

というフワッとした返事しか返ってきません。

ヘタしたら

「それを考えるのがお前の仕事だろ」

ぐらいに考えている経営者さんもおられるかもしれません。

これでは着地点が定まらず、受注を逃してしまう可能性があります。

なので、商談の最初は依頼者のビジネスをしっかりと調査して

競合他社はどこか?

競合他社がどんな動画を使っているのか?

YouTubeで公式チャンネルを持っているのか?

などなど事前に調査して商談の場で開示します。

調べた競合他社が、もしかして相手が意識しているライバルではない可能性もあります。

この精度を上げるには、google力(SEOの視点やwebマーケの経験)が少し必要になってくるかもしれません。


だけど、たとえ大きく外していたとしても、事前に調査してくれたことに対してイヤな印象を持つ依頼者はほとんどいません。


まずは依頼者が関心あることに対してしっかり踏み込んで話をしてみるのが良いです。


依頼者は動画制作の発注を検討しているぐらいですから、少なくてもこちらのことを専門家と思っているはずです。

冒頭から制作の話を全くしないぐらいのほうが、堂々として見え「自信があるんだな」と勝手に妄想してくれます。


この時の話術や話すテーマは次回の「制作実績なしでも受注する方法」で詳しく解説するのでぜひ読んでみてください。

Q2.動画編集のスキルは高くなくても案件を獲得できる?

A.最低限のスキルは必要。でも中程度で十分。やり方次第です。

noteで事例を紹介した時点ではEDIUS Pro とPremiere Pro、After Effectsを少々程度です。

当日使ったソフトはEDIUS Proのみです。

理由は当日仕上げるつもりで臨んだので、After Effectsを併用する時間がないからです。

Premiere Proを選ばなかったのは安定性の問題です。(当時のPremiereはよく落ちた)

After Effectsで作ったアルファチャネルの素材は事前に用意して持ち込んでいます。

その代わりカット編集はショートカットを覚えまくっていました。

ブライダルのエンドロールもほとんどのクリエイターはEDIUS ProまたはPremiere Proだけで完結していることが多いですよ。

動画制作で必要なのは構成力です。

カットした断片を並べる順番を変えただけでもストーリー・訴求力が大きく変ります。

訴求点がズレたカット編集をしてしまうと、OPアニメーションやモーションエフェクトを使ってもなんか微妙な動画になるし、それは依頼者にもすぐにバレます。

訴求点が明確で、視聴者に分かりやすい構成にすると凝った映像編集をしなくても惹きつける動画を作ることは可能です。

YouTubeの動画編集は依頼者の企画(会話)通りに進める案件が多いので、それ以外の編集をしたことがない方は構成力を鍛える練習は必要かもしれません。

事例の当時はAfter Effectsの有料テンプレやエフェクトはひとつ8,000円ぐらいが相場だったので、稼いでいないボクは多くは買えず、自作で作っていました。

だけど最近は2~3,000円ぐらいでダウンロードし放題のサービスがあるので、それをうまく活用して、まずは動画の構成力を養いつつ、経験を積むことを重視したほうがビジネスも上手くいくと思います。

ボクはいろんなソフトに着手しすぎて、かなり遠回りしたので、同じ失敗をしてほしくないですね。

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