見出し画像

異世界ものの漫画やゲームが好きなら、再復習必須。映画「ロード・オブ・ザ・リング」

公  開:2001年
監  督: ピーター・ジャクソン
上映時間:178分
ジャンル:ファンタジー/アドベンチャー
見どころ:指輪で豹変する人たちの演技


ファンタジー世界といえば、近年はなろう系をあげるまでもなく、過去から現代にいたるまで様々な作品が作られており、これからの未来もまた、数多くのファンタジー世界を舞台とした作品がでてくることでしょう。

エルフがいて、ドワーフがいて、剣や魔法があって、仲間たちと協力しながら、敵を倒していく。

漫画にしても、ゲームにしても、主人公たちの目指すべきところも含め、非常にわかりやすいものとなっています。

さて、ジョーゼフ・キャンベルの「千の顔を持つ英雄」を紐解くまでもなく、物語のプロットとしても非常に優秀なファンタジー世界の土台をつくっているのが、ホビットの冒険こと、指輪物語シリーズとなっています。

映像的にも「ロード・オブ・ザ・リング」は、ホビットとその他の種族との身体の差がうまく表現されていたり、決して古びることのない画作りとなっています。

特に、その作品中にでてくる様々な意匠については、近年のゲームでいいますと大ヒットとなった「エルデンリング」の中の設定や美術なんかは、もうそのまんまじゃないかと思うほど似ているものがでてきて、この手の作品に半恒久的に影響を与えているに違いないと思うところです。

さて、「ロード・オブ・ザ・リング」ですが、内容は、みなさんご存じの通り、ものすごい力をもった指輪を捨てに行こう、という物語となっています。

その世界の中においては、凄まじいほど魅力をもった存在である指輪、名刀が血を求めるかの如く、指輪が登場人物たちを誘惑していく様が面白いところです。

指輪に振り回されながらも、成長していくキャラクター達。

このファンタジーにおける、王道ど真ん中は、何度見てもささるものがあります。

大なり小なり様々な作品が影響を受けていることから、改めて見返してみると、あの作品の設定や状況に似ているなぁと思うかもしれませんが、その影響の受け方含めて楽しむと、昔みた作品も違った見え方になるのが、この手の有名王道作品の魅力の一つといえるでしょう。

また、アマゾンによって、新たなシリーズが作られたりしていまして、まだまだファンタジーの王道は、その道を長く走り続けることになりそうです。

特に、「ロード・オブ・ザ・リング」は、映画では3部作あり、且つ、そのいずれもが3時間クラスの大作となっていることから、こまかい内容の紹介については後日に譲るとして、人生においてこれからも見た効果が得られる作品となっていますので、動画配信が活発な時期に一気見をしても、損のしない作品であるといえるのは間違いありません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?