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みんなの憧れ(?)、ブルース・リーの『ドラゴン危機一髪』

どーも京都支部の白木です。
長い長い春休みも終わりが見えてきて、元の生活に戻らないといけないことに絶望感を抱いておる次第です…

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私は「ブルース・リー」ブームの真っ只中におります。笑。
なんでかと聞かれると、自分でもなんでなんだろうと少し疑問なのですが…笑。おそらく東洋の異国感あふれる怪しい雰囲気が好きだからだと思います!

今回はブルース・リーのドラゴンシリーズの初作、『ドラゴン危機一髪』について紹介したいと思います。

あらすじ

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作品名 『THE BIG BOSS ドラゴン危機一髪』(1971)
配信  prime video、U-NEXT、Netflix など

都会に出稼ぎに来た青年チョウアン。彼が勤めることになった製氷工場の社長は、氷塊に隠した麻薬の密売で莫大な利益を上げていた。その秘密を知った工員が口封じのために殺され、彼らを探す兄貴分の工員ホイも惨殺されてしまう。社長一味の蛮行を目の当たりにしたチョウアンは仲間の仇討ちを果たすため、ひとり社長の邸宅へ乗込んでゆく。 
                           (Filmarks より)

超絶クンフーアクションムービー

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ブルース・リーといえば、やはり超絶クンフーが有名ですよね。父親から少年時代にヌンチャクを持って真似をしたという話を、よく聞かされてきました、笑。

正直に言うと、ブルース・リーのクンフーアクションで成り立っている映画だと私は思いました、笑。ストーリーは割とどうでも良いというか、なんというか…笑。
しかーし、画面のいたるところに、「ツッコミどころ」があって、「なにコレ、ウケルンデスケドwww」ってなります、(少なくとも私は)笑。今作をみて、気になった部分について「ツッコミ」を入れていきたいと思います。笑。

白木の~「ココが気になる」!

【ツッコミその①】
”勾玉ペンダントのメロディ…”

主人公チョウアンは中国からタイへと出稼ぎに来た身であり、母親からは出稼ぎでやってきたタイで厄介ごとを起こすなと、言いつけられていました。仲間が暴力で痛めつけられるたびに、彼は自分のクンフーでその争いを鎮めるのかを、母から手渡された勾玉のペンダントを見つめながら考えるのです。勾玉のペンダントに触れると、そのシーンにはそぐわない異質なお花畑メロディが流れるのが個人的にはツボでした、笑。

【ツッコミその②】
”社長の肩たたきガール”

麻薬入り氷塊を作るよう指示している、まさに今作の悪役である、製氷工場な社長が椅子に掛けると、必ずついてくるのが肩たたきガールなのです。肩たたきの強さモードは最最最弱くらいです。たたいてるのか、触っているのかといった程度の強さ、笑。あんたその場に絶対必要ないやろ感が、画面から漂ってきていて笑いました。その肩たたきガールが着ているワンピースの花柄がカワイイなあと思いながら、みていました。

【ツッコミその③】
”ラブストーリーの半端ないおまけ感”

チョウアンは兄貴分のホイの妹に恋をします。ホイの妹もまたチョウアンのことが好きなので、相思相愛…なんですが、この要素はこの映画に必要なのか…って気がしました、笑。工場の仲間と何気ない会話をしている中で、チョウアンとホイの妹の目が合って、微笑みあうという何とも言えない(無駄な)シーン…笑。ブルース・リーのキメ顔が拝めます、笑。

【ツッコミその④】
”酒には弱い、ブルース・リー”

正義感の強いイメージがあるブルース・リーですが、酒の力には勝てないようです…笑。工場長とレディたちと宴が行われるシーンがあるのですが、レディにおだてられ、酒をグイグイと飲みほし、行方不明であるホイの消息を調査するという本来の目的を見失ってしまいます。だめじゃねぇか~。酒を飲み始めた大学生かよ~というようなまでに酔っ払い、挙句の果てに朝帰りまで、笑。翌朝「あ、やべぇ、やべぇ」てな具合で、小走りするブルース・リーはとても滑稽でした、笑。ヒーローにもこんなシーンがあるなんて…。

【ツッコミその⑤】
”キレッキレのクンフー”

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ボスとの大事な戦いのシーンでは、着ていたシャツを破り捨て、ムキムキボディがあらわになります。「俺を怒らせたな…、アチャァァ!」みたいな感じで、笑。半端ない跳躍力で相手の攻撃をかわし、高く振り上げられた足から放たれる超絶キックで相手にダメージを与えていきます。ありえないくらいブルース・リーもボスも跳ぶので、「なにコレ、何ちゃらライダーかよ」って思いました。エンディングも「ええ、そんなことある?」ってなるので、ぜひみてほしいです笑。

今年2020年は…

2020年はブルース・リー生誕80周年の年であり、この『ドラゴン危機一髪』を含む、彼の主演4作品が4Kリマスターとしてスクリーンに帰ってきます!!!

関西では塚口サンサン劇場元町映画館なんばパークスシネマ、そしてこれから開館するアップリンク京都で上映されるようです〜!楽しみ!



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『ドラゴン危機一髪』をみた私は、いろんなドラゴンシリーズをみてみようと思い、『ドラゴン怒りの鉄拳』、またブルース・リーの師匠のイップ・マンの映画『イップ・マン 序章』もその後鑑賞しました。何気なくみたブルース・リーの映画でいろいろと世界が広がっていくのは楽しいですね、笑。


終劇 THE END

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