LINEで実況しながら金曜ロードショーみたら楽しかった！『思い出のマーニー』（部員がやってみた.1）

ユーチューバーみたいなタイトルになってしまいました。

映画チア部京都支部の藤原です。「新型コロナウイルスの影響で映画館に行く事がままならない今、映画の魅力・すばらしさを忘れないために、家で映画を楽しもうぜ！」の精神のもと、家での映画の楽しみ方をいろいろ考えている今日この頃です。

昨日は、金曜ロードショーで放送された『思い出のマーニー』を友人とLINEで実況しながら観てみました。それがとても楽しかったのでその良さを共有させて下さい。

※私はジブリに特別詳しいわけではない、いやむしろ疎いほうなので皆様お手柔らかにお願い致します…

映画をLINE実況するとここが楽しい

・皆でキャラを応援して盛り上がれる（リモート応援上映）
・ツッコミ入れながら観て笑ったり、一緒に悲しんだりできる
・コメントしどころを探すのでかなり集中して観ることになる
　→結果、新しい発見が生まれる
・考察がはかどる

キャラを応援して盛り上がれる

応援という意味でいったら、悪と戦う系、何かから逃げる系の映画がLINE実況に向いている気がします。
『思い出のマーニー』はそういう映画ではないですが、私は今回はマーニーが頑張っている時にひたすら叫んでいました。マーニー強く生きて。

ただマーニーって言いたいだけなのではないか

一緒に笑ったり悲しんだりできる

作品に対する愛・リスペクトはある前提ですが、ツッコミどころというか、何か一言いいたくなる場面ってありますよね。それを即共有できるのが楽しいです。
同じく、泣けるシーンで一緒に悲しむこともできます。

潮の満ち引きに敏感な杏奈

新しい発見が生まれる

LINEをいじりながら映画を観ているわけなんですが、何かコメントしようと思いながらなので、案外集中して作品を観ることになるんですよね。
すると、新しい発見があったりします。私はマーニーを観るのは２回目だったんですが、前回気づかなかった事にいろいろ気づきました。
特に「これは」と思ったのは『となりのトトロ』を連想させる描写の数々です。劇中に出てくる彩香というキャラクターが、トトロのメイに似てるんですよね。「あなたがマーニー？」という「あなた、トトロっていうのね」に似たセリフが出てきたり、とうもろこしの話が出てきたり。水辺に、小さな靴がある、というシーンもあります。私一人で観ていた時は気づかなかった。面白い発見でした。

サツキが小さい靴を見つけるシーンを連想させる

考察がはかどる

喋りながら（文章を書きながら）観ると、自分が得た情報が整理されるんです。そうすると、「もしかしてこれはそういう意味なのか…？」と考察がはかどります。今回私は、マーニーと杏奈のセリフから、杏奈からマーニーへの気持ちの方が、マーニーから杏奈への気持ちよりも強いものなのでは？という考えに至りました。

マーニー「今まであったどんな女の子よりもあなたが好き」

杏奈「マーニーの事が一番好きだよ。今まで会った誰よりも」

マーニーには杏奈の他にも、和彦という心のよりどころがあるもんね。ウッ苦しい。
最終的には杏奈も他に心のよりどころ・信頼できる相手を見つける（再確認する？）ことができますけど…

まとめ

こんな感じで、LINE実況しながら映画を観ると、いつもとは違う楽しさがあるので、ぜひ皆さんやってみてはいかがでしょうか？
ユーチューバーみたいなタイトルで始まり、テンプレまとめ記事みたいな締めくくりで終わってしまいましたが…
ここまで読んで頂いてありがとうございました。

（藤原）