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意外な役柄(?)を演じるあの俳優(映画人ピックアップ-ジャック・ニコルソン-)

どーも、京都支部の白木です。

 早速ですが皆さん、今日は誰の誕生日かご存知でしょうか...?そう、今日はかの有名なジャック・ニコルソンの誕生日なのです。御年83歳だそうです。ハッピーバースデイ、ジャック!!!
 というわけで今回はジャック・ニコルソンが出演している作品を紹介したいと思います。

ジャック・ニコルソンのイメージ

シャイニング

 ジャック・ニコルソンといえば、『シャイニング』を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。このシーンはとても有名ですよね。オーバールックホテルのサイコパスな管理人の役でしたね。笑。他にも『バットマン』のジョーカー役や、『カッコーの巣の上で』、コードー君の記事にも紹介されていた『イージー☆ライダー』など出演作は多数あります。
 (あくまでも個人的な意見ですが...)ジャック・ニコルソンは狂人・変人の役が多いなというイメージがあります。笑。

『恋愛小説家』

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作品名 『恋愛小説家』(1997)
配信   Netflix

 この作品でジャック・ニコルソンはアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。
 私がこの作品を見て思ったのは、「ジャック・ニコルソンが割と普通な役を演じている!!!笑」ということです。先ほども述べたように狂人・変人役のイメージが強い私には、そう感じられました。
 「割と普通」と言ったのですが、ジャック・ニコルソンが演じる主人公は一言でいうと、偏屈小説家です。極度な潔癖症、毒舌で隣人からも厄介者扱い...といった役です。ね、「割と普通」でしょ??笑。この偏屈小説家がいきつけのレストランのウェイトレスに恋する、というラブストーリーになっています。

感想

 登場人物の1人1人のキャラが濃いな…なんて思ってしまいました。主人公は偏屈小説家、相手役は重病を患った子供を持つ感情的なシングルマザー、ジャックの家の隣にはゲイの芸術家が住んでいたりなど。
 人の心を読めない主人公が、こうした周りを取り巻く人物の影響を受けて、だんだんと変わっていくという部分がこの映画の見どころだと思います。予期せぬアクシデントがきっかけとなって隣人の犬を預かることになったときの主人公の変わりようが…笑。犬とコミュニケーションをとることで、徐々に他人にも心を開くようになっていくのがみていて面白かったです。

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 終盤、主要キャラ3人が旅に出かけます。そこでの主人公の不器用さがひしひしと伝わってきてもどかしくなりました。特にカニのレストランでの出来事ですね。普通、好きな人に好意を持ってもらいたいと思うのなら、思いやりや気づかいのある発言をすると思うのですが、この主人公は余計な一言多いんです!!相手の気持ちを読めるようになってきているんだけども、まだ不器用な部分が見え隠れするという、ジャック・ニコルソンの絶妙な演技が印象的でした。


ラブストーリーの主人公という私にとっては意外なジャック・ニコルソンをみることができました。笑。
ご精読ありがとうございました。


 


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