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『ビリー・ブランクス in ヴィクトリィィーッ! キング・オブ・ドラゴン』

ある日中古DVDショップを漁っていたら、

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2万回できないので買いました。

要約

ビリーズ・ブートキャンプのビリー隊長が俳優やってる。腹筋2万回やるほうがマシ。

ここが良かった

原題完全無視の邦題の酷さ
ビリー隊長の身体能力
師匠のろくでもない演技力
クロエ・グレース・モレッツ風のヒロイン
バカ丸出しのキメキメラストシーン

こんな人におすすめ

誰にもおすすめしません

雑感

この映画つまんないです!!でも好きです!!特典映像はもっとクソつまんなくて腹たって途中でやめました。

この映画は、あのビリーズ・ブートキャンプで一世を風靡したビリー・ブランクスの主演作です。一応ダブル主演作で、兄弟子がいます。ビリー隊長は凄い身体能力でめちゃ頑張ってますが、兄弟子はしょっぱく何の思い入れも沸きません。


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へらへらしてる。若い。

普通にジメジメとした淡〜い色のテンプレポリスアクション+カンフーで、あんま見どころはないです。常軌を逸したアホがちょいちょいありますが、それもテンプレ通りゆえのもの。

敵の金髪マッチョの如何にもな敵です感と、ヒロインのプリシラ・バーンズさんは、如何にもなB級映画女優っぷりは見事でした。調べてみたらロブ・ゾンビの『デビルズ・リジェクト』に出てたみたいですね。全く覚えてません。顔はほのかにクロエ・グレース・モレッツ風。 

原題は『Talons of the Eagle』直訳すると「ワシの鉤爪」です。まあ、主人公と兄弟子でTalons的な感じですね。多分。
この「ワシの鉤爪」は、その辺で行きずりで会った師匠から受け継ぐ武術なんですが、なんか色々頑張ってから手を鉤爪っぽくすると習得できるみたいです。師匠がREMEMBER EAGLE CLAW!!って叫ぶんですけど、Talonだとやっぱ収まり悪いのね…

この師匠の演技がもっさもさでとても良いです。
さっき叫ぶと書きましたが本当は全然叫んでないです。音読って感じ。
 遂に奴らに裁きを下せる的なことを亡き息子に語りかけるシーン、テンションが低すぎて笑えます。ケーキ買ってきたよ〜ぐらいのテンション。
心のないサイコパスが、世間に合わせて心あるフリしてるみたいって思ったけど、よく考えたら普通にこの人、何の心もないのに脚本で言われて心あるフリしてる人だったので「そのもの」でした。 

あとはもうラストシーンまで何もないです。でもラストシーンは凄い!!!マジでダサい!!!めちゃくちゃ良い。最高です。大好きですこういうの。
流れるエンディングも何か時代を感じて素敵なナンバーです。どんなだったかは観てからのお楽しみということで。いや、まあ観ないでしょうけどね…

(コードー)

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