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A happy new year

映画「ハッピーニューイヤー」

冒頭はクリスマスで、それから新年を迎えるまでの約1週間が描かれています。韓国では1年前の年末に公開されている作品で、2021年から2022年への年越しである点がちょっと臨場感に欠けます。気持ちの中で、2023年と勝手に置きかえて見てしまいました。

マネージャーとして働くソジン

大好きなハン・ジミンちゃんが主演で、他キャストも映画やドラマでよく見る有名俳優ばかり。ハン・ジミンちゃん演じるソジンが働くホテルを舞台に、そこにやってくるゲスト、働くスタッフたちの人間模様がそれぞれ描かれていくうちに、全員が結びつき、大晦日のホテルで一堂に会します。

・ソジンと、思いをよせるスンヒョを含むバンド仲間たちとの交流
・ソジンと、スンヒョ、スンヒョと結婚するヨンジョの三角関係
・ヨンジョの母と、ホテルのドアマンサンギュのかつての関係
・ソジンの弟セジクと、高校の人気者アヨンの片思い関係
・ホテルCEOヨンジンと、ホテル清掃スタッフイヨンの上司部下関係
・モーニングコール係スヨンと、宿泊者ジョヨンのモーニングコールだけでの関係
・年末コンサートをする歌手イガンと、マネージャーの芸能関係
・ホテルの常連客ジンホと、ソジンの新たな関係

……と、いったところでしょうか。
もっと、ほかにも、つながりがあったかもしれません。
それぐらい、登場人物がさりげなく、どこかで結びついていて、どの関係も微笑ましく続いていく、晴れ晴れとした映画でした。
結構、脚本が大変だったろう。監督は「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督です。

思いを寄せていた人のホテルでの結婚披露宴に出席

日本では、大みそかに結婚披露宴はあまり見かけないのですが、韓国ではよくあることなのでしょうか? そのあたりも気になりました。結婚披露宴がとてもスタイリッシュで、素敵でした。そして、とても親しかった男友だちのために、ソジンが歌うシーンが一番の見せ場だったと個人的には思います。

見出し画像は、お正月に食べたお雑煮です。関西生まれなので、毎年、西京味噌に落ち着きます。ほかのも食べてみたいのですが……。
今年も、細々と投稿をつづけていくと思うので、読んでくださっている皆さま、どうぞよろしくお願いします。

ハッピーニューイヤー Happy New Year
クァク・ジェヨン監督
2021年製作/138分/韓国
オフィシャルサイト


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