SinClockおもんなかった話

SinClockっていう窪塚洋介主演で、人生ドン底のタクシードライバーが同僚と協力して高い絵奪って一攫千金や〜!みたいな映画観てきたんですけどマジでおもんなかった。凄く楽しみにして朝イチで観に行ってきたのに…。

1.テンポ悪すぎ
監督のこだわりなのかわかんないけど、カットとカットの間がほぼフェードイン・アウトなのがまぁ〜テンポ悪かった。画面暗くなると一息ついちゃうんだよね。こういう計画立てて実行する系ってサッサっとシーン変えてくもんじゃない?その方法ミスマッチだと思う。
あと、窪塚洋介が転落していく様〜計画実行までが長すぎる。90分くらいの映画なのに、そこだけで100分くらい経ってる感覚。

2.どっちつかずのストーリー、魅せ方
オーシャンズ11とかキャッチミーイフユーキャンみたいなスタイリッシュに泥棒しちゃう系なのか、アウトレイジとか韓国映画みたいなノワール系なのか、どっちつかず過ぎて「で、何だったん?何を伝えたかったんですか?」てなる。カイジみたいな一発逆転のカタルシスもまっったくない。これがテレビ局のスペシャルドラマだとしたら名作。

3.計画実行時のドキドキのなさ
いや計画実行があっさりすぎる笑
もっとそこでドキドキハラハラさせて欲しかった。そこをダイジェストみたいにしたら見せ場どこだよ。映画を通してJinDoggが中華料理食べてるところが1番ドキドキするシーンってどういうこと?
あと、どんでん返しがあるんだけどそれで上手いことやったつもり?これは典型的な意味のないどんでん返し。やらなかったほうがマシレベル。

4.Twitterの映画インフルエンサー達褒めすぎ
お前らみんな俺より何倍も映画観てんだろ。だったら褒められるわけが無い。お金貰えて良かったね。
みなさん、映画インフルエンサーを過度に信用するのはやめましょう。清々しい休日初日の午前中を棒に振るハメになります。

俳優さん達は超良かったのに調理の仕方が下手くそ過ぎて凡庸以下の作品。オーシャンズ11と韓国ノワール映画を鍋に入れて水で100倍希釈したみたいな作品。家系ラーメンのカップラーメン。家でやる焼肉。ラーメンで有名な店が出すつけ麺。アリエクで売ってるハイブラみたいな服。Amazonで買った粗悪な卓上スマホホルダー。

ポイント使って1100円だったけどフルプライスで見てたらもっとダメージデカかった。怖〜。

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