罰ゲームで肝試しは無しにしましょうよ〜
読者の皆様初めまして!
僕は大学1年生の〇〇と申します。
僕は心霊系が苦手なのにも関わらずノリで友達と心霊サークルに入ってしまい、今まさに絶賛後悔中です...
なぜかというと...
よくでるという噂で有名な神社の横にあるホテルに心霊サークルの活動の一環として来ていたんです
そして、その夜...
△△:はいー、〇〇と瑛紗ペア罰ゲーム!
〇〇:えぇ〜?今のずるいよ〜
瑛紗:ずるい!
△△:アルノ〜、〇〇達がいちゃもんつけてくる〜
アルノ:観念して夜の神社で写真を撮ってきなさい!
〇〇:怖いのほんとに無理なんだよ〜
瑛紗:しょうがないから行こっか
〇〇:はい!行きます!
アルノ:〇〇ってほんとに瑛紗の言うことは聞くよね
そうなんです、僕は瑛紗が好きなんです!とはいえず
〇〇:そうかな〜?
そんな言葉ではぐらかした
瑛紗:じゃあ写真撮ってくるね〜
△△:写ってること期待してるぞ!
こうして〇〇達は隣にある、よくでるという噂の神社に向かった
〇〇:ねぇ、瑛紗は怖くないの?
瑛紗:怖くないって言ったら嘘になるけど〇〇見てたらね(笑)
〇〇:ぼ、僕だってやる時はやるよ💦
ガサガサ...
〇〇:うわぁー?!
〇〇は驚いた拍子に瑛紗に抱きついていた
〇〇:なんだ風かぁ
瑛紗:〇〇一旦離れよっか///
〇〇:ご、ごめん///
〇〇は急に恥ずかしくなった
瑛紗:も、もし怖いなら手繋いであげよっか?
〇〇:えっ?いいの?
瑛紗:良いって言ってるでしょ///
〇〇:じゃあ遠慮なく
〇〇は瑛紗と手を繋いだ
〇〇:怖いけど先進もっか
瑛紗:そうだね
〇〇は道中ものすごいビビっていたがやっとの思いで神社の奥にたどり着いた
瑛紗:ちょっと長かったね
〇〇:そ、そうだね
瑛紗:ここの本殿の写真を撮ればいいのかな?
〇〇:多分そうだね
瑛紗:せ、せっかくだし本殿をバックにツーショット撮らない?///
〇〇:別にいいけど...
瑛紗:じゃあ撮るよ〜、はいチーズ
カシャ...
瑛紗:〇〇写真みてみようよ
〇〇:怖いからやだよ〜
瑛紗:〇〇が見ないなら私だけ見るよ
そう言って瑛紗は撮った写真を見た
すると...
瑛紗:なーんだ、何も写ってないじゃん
その言葉に安心した〇〇は...
〇〇:ほんと?じゃあ僕もみたい!
〇〇も写真を確認したが何も写ってなかった
〇〇:なんだ、やっぱただの噂か
瑛紗:そうみたいだね
2人が写真から目線を外した瞬間だった...
ウワサジャナイヨォ
瑛紗:きゃぁー...バタン...
瑛紗は衝撃のあまり気絶してしまった
〇〇:うわぁー!瑛紗!瑛紗起きて!
瑛紗からは返事はない
〇〇は咄嗟に瑛紗を担いでその場から逃げた
〇〇:瑛紗!大丈夫?!
未だに瑛紗からは反応がない...
〇〇は全力で逃げ、気づけばホテルのすぐ下まで来てた
〇〇:はぁはぁはぁ、あの霊は追っかけて来てないな
〇〇は近くにあったベンチに瑛紗を下ろし
△△達に下まで来るように頼んだ
〇〇:はぁ〜、怖かった〜
〇〇:それにしても気絶してても瑛紗は可愛いな
〇〇:瑛紗のこと好きになっちゃったけど、ライバル多そうだなぁ〜
瑛紗:ライバル少ないよ?
〇〇:瑛、瑛紗?起きてたの?
瑛紗:結構前から...
〇〇:全部聞いてた?
瑛紗:う、うん
〇〇:(覚悟を決めよう)
〇〇:池田瑛紗さん!僕と付き合ってください!
瑛紗:喜んで!
〇〇:え?ほんとに?!
瑛紗:私も〇〇の事好きだったよ
〇〇:やったー!
すると...
△△:おいおい、お前がやばい感じで連絡してきたから急いできたのに公開告白ってそりゃないぜ(笑)
〇〇:なんかごめん
アルノ:おめでとう瑛紗!
瑛紗:ありがとう!
〇〇:ん?なんか忘れてるような...まあいっか!
こうして〇〇と瑛紗は肝試しを経て恋人同士になりましたとさ...
ワスレナイデヨー
fin...
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