【職人の道】輸入業務
帰国し、日々ムートンを縫って数カ月経って、8月後半には忙しくなってきます。やはり秋から冬にかけて凄い勢いの作業。若かったので毎日21:00までは残業し、それから食事会と言う飲み会。月曜から土曜まで、よくこなした。
昼休みは食べたらすぐ寝てた。体力温存。
で、よくしていた作業はムートンカーペットの中に入っているウレタンを外し、適当に折りたたんで束にして、タウンエースに詰め込み焼却炉に捨てに行く。量がすごいので、毎日3往復ぐらいしてたけど、楽な事してるな〜と、こんなんでいいんかなと思いながら。
何故、捨てるためのウレタンをわざわざ入れてくるのかがよくわからなかったんだけど、「詰め物」を入れてくる事で関税が安くなると言う意味。
今ではウレタンはいれてきません。
この意味のわからない事が通関で多い。この事から貿易に興味を持ち始めた。
また、いずれ貿易についてもnoteに書いていこうと思う。
得意先は輸入業が多いので、貿易用語や、海外の諸事情などが本当に面白かった。
ある商社は、納期遅れに困ってお客様に説明するのに、どうにもならなかったので、「コンテナ船が太平洋に沈没してしまいましたので、再度作り直すので時間下さい。」と言ったらしい。
「2回程沈没させたわ〜」だって。
今では無理だな〜。動船状況を調べたらすぐわかるやん。