懐かしのあの頃

老若男女問わず大人気のゲーム、ポケットモンスター、通称「ポケモン」。僕もご多分に漏れず、ポケモン好きな男子だった。

僕が初めてプレイしたポケモンのソフトは「エメラルド」。その頃は既にニンテンドーDSが発売されていたのだが、何故かアドバンス用のエメラルドを買ってもらい、DSの下の差込口にさしてプレイしていた。結局、ジムバッジは2・3個くらいしかゲットせずに、DSソフトへとシフトしていった。

小学生のころに流行っていたのは、「ダイヤモンド&パール(以下、「ダイパ」)」。僕はダイヤモンド派だった。僕の実家では、「ゲームは1回30分まで」であり、さらに宿題も全部終わらせてからやるのが絶対のルールだった。僕は地元の野球スポーツ少年団に所属していたのだが、放課後の練習がない日は帰宅後すぐに宿題を終わらせてゲームをしていた。それか、友達の家まで宿題とDSを持っていき、一緒に終わらせて一緒に攻略に臨んでいた。

今のポケモン世代はDSなんてほとんど知らないかもしれない。ましてや、小さい画面でバトルが繰り広げられる中、相手のポケモンのHPゲージが減っていくときに何故かボタンを連打したり、伝説のポケモンを捕まえる時にも投げたモンスターボールが左右に揺れているときに何故かボタンを連打したりと、何かというとボタンを連打していたことも知らないだろう(ボタンの連打が関係しているわけではないと思う。だけど、全世代共通でやってしまっている気がする)。

それと、「ダイパ」の後に出た「プラチナ」ではできなかった、殿堂入り後四天王の部屋で、「ひでんわざ・なみのり」を使うと部屋の外に出られることも知らないと思う。

今となってはもう忘れてしまったので、以下、ググったら出てきた懐かしの裏技詳細情報。

1. 1人目の四天王の部屋に入り、入ってきた扉に向かってなみのりをする
2. その扉の真下のところから右に200歩進む
3. 今度は下に256歩
4. 左に63歩
5. そのマスでたんけんセットを使い地下に潜る
6. すぐに地上に戻る
7. しんげつじまに上陸し奥にいるダークライに話しかける
8. 船に乗ってミオシティへ

一歩でも歩数を間違ってしまうとバグってしまうので、なみのりを使う前に絶対セーブをしていた。なみのりで部屋の外に出てなみのりをといた瞬間に一歩進んでしまったり、右・下・左の方向転換の時に意図せぬ方向に一歩進んでしまったり、意外と繊細なボタンを操作をしていた記憶がある。僕の周りの友達はみんなやっていた。
それと、そこまでしてやっと出会えたのに、ダークライの初期レベルが低かったこと(多分Lv.50もなかった)。なので、伝説のポケモンと戦う時の定石である「エンカウント場所のかなり手前で一度セーブ」をして、倒してしまった場合には電源を切る。リセット後の戦いのときには、まず初手でクイックボールを投じていた。そして大抵、僕を含めてみんなこれで捕まえられた。

先にもいったように、「ダイパ」の後に出た「プラチナ」ではこれが出来なかったため、「プラチナ」には物足りなさを感じてしまった。
さらに、「ダイパ」では殿堂入り後、迷宮のようなところでいろんなところを行ったり来たりした末に出会えたギラティナだが、「プラチナ」では最初のエピソードの時点で出会えるし(確かそうだった)、デフォルトのフォルムが「ダイパ」の方が個人的には好みだった。

こういったマイナーチェンジ、もしくはダウングレード(めちゃくちゃ失礼だが)があったため、「ダイパ」の時ほど「プラチナ」には熱中しなかった。「ダイパ」は、本当にいろいろな、細かいところに趣向が凝らされており、今思えばかなりやり込み要素が詰められていた。子どもがやるにしては結構手の込んだ作りになっていたのではないだろうか。多分、「ダイパ」世代を集めてトークをしたら話が尽きないと思う。それくらい、あの頃の子どもたちにとって「ダイパ」は、紛れもなく青春だった。

あれから10年近く。リリースからかなり日は経っているが、「ダイパリメイク」そして「アルセウス」がswichからリリースされている。アルセウスも懐かしいポケモンだ。デフォルトはノーマルタイプなのに、持たせるプレートの種類によってタイプが変わる。
swich版でどうなっているのか、僕は未だに購入できていないので分からないが、あの頃の、青春の「ダイパ」の名残はあるのか、アルセウスの特徴も残っているのか、気になるところ。一刻も早く購入し、できるだけ前情報をいれずにプレイしたい。

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