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今週の選挙(2022 12.4投票)

 今週の選挙は、5本。
 しかし本来は3本のハズでした。
 それは、「再選挙」なんてのが行われるからでありまして。

 それでは、ひとつずつ見ていきましょう。


◎青森県・大鰐町議選(定数10/14名)

 4名落選という、なかなかハードな選挙戦に、現職9名、元職3名、新人2名の14名立候補しています。
 公明党が現職が引退し後継候補を立てず、共産は元々議席なし。 そんな中で後補を立てた唯一の政党が、お久しぶりですの幸福実現党です。
 右派系の新興政党として活動し続けるも最近では参政党の勢いにスッカリ陰が薄くなってしまいましたが、実は地方議会で所々に入り込んでいるのが、幸福実現党。 地方のために働いてくれるならイイや、という意見は尊重したいのですが最近ますます主張が物騒&陰謀論に走っている感があるので、軽いキモチで入れて良いものでもありません。 キッチリ落としていただきたいものですが、どうなりますやら。


◎東京都・品川区長再選挙

 10月に行われた一度目の選挙は、6人立候補し誰も法定得票数の25%を超えるコトが出来なかったため、再選挙に。
 前回の6人中5人が再度立候補し、前回得票数最下位だった候補は区議補選に標準を変えたものの、空気を読めないでおなじみの国民民主が候補者を出してきて、結局6名で変わらずというコトに、、、。
 区民にしてみれば再々選挙になったらたまったもんじゃないので投票先を絞ってくるものと思われますが、それだったら候補者同士が政策協定なり何なりで調整して選択肢を絞って区民に提示してくれよ、と思いますがね。
 しかも「〇〇に△△万円支給」などという公約を追加している候補もいて、随分有権者を安く見てるじゃねぇかと思ってしまいます。
 とにもかくにも今度こそ、新しい区長さんが誕生するでしょうか。 もし再々選挙なんてコトになったら、「#全部玉木のせい」というコトで。

◎東京都・品川区議補選(定数2/7名)

 区長選再選挙が行われるコトに合わせて、前回は対象外だった、区長選出馬のために区議を辞職した2名についての補選が今回、合わせて行われるコトになりました。
 前回の区議補選で落選して今回再挑戦の3名と、区長選から矛先を変えた1名、そして自民・国民民主・無所属の3名、合わせて7名が立候補しています。
 区議を辞して区長選に出たのは自民と無所属の候補。 ならば自民候補は固いとするならば、残り1議席を誰が取るかといった構図が予想されます。


◎鹿児島県・天城町長選

 徳之島の天城町長選は2期目を目指す現職にフリーアナウンサーの新人が対する一騎打ち。
 徳之島の選挙、といえば、口に出すのもはばかれるほど “荒々しい” 選挙で有名でしたが、今はそんなコトは無い、です、よ、・・・ね?
 ただ、かつてそのような選挙が起きた風土で「フリーアナウンサー」という、今風の肩書を持った候補がどこまで票を獲得するのか、注目です。

◎鹿児島県・天城町議選(定数14/15名)

 定数プラス1の選挙で政党所属候補ナシ。 全員無所属という中で注目点を挙げるとすれば、投票率。 過去15年の選挙では全て90%代を超えており、全国的に投票率が下がりがちな昨今で、それを維持できるのかどうかを注目してみようと思っています。


以上となります。
候補者の皆様の御健闘をお祈り申し上げます。



 

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