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選挙結果振り返り(10/2投票)


 先週の水曜日に紹介した選挙の結果を振り返っていきましょう。


◆【取材済】長野県・木祖村長選

 前の副村長が3度目の村長選となる元村議を大差で破り初当選しました。 この元村議は一部ニュースで話題となるコトをやらかしていますが、それを含めて後日レポートに載せます。

◆【取材済】長野県・木祖村議補選(定数1/2名)

 共産党公認の元村議が当選。 2015年に失った議席を7年ぶりに取り戻しました。 一見、補選で共産党候補が勝つというのは珍しく映るかもしれませんが、現地で取材すると「そりゃそうだよな」と思うし「これで良かった」と思うほど、相手候補が “謎” の人物でした。 そのあたりを後日レポートに載せますので、お楽しみに。(※村長選&村議補選、まとめて1本のレポートとなる予定です)


◎北海道・標茶町長選

 “2期目を目指す現職” というのは、よほど大きなミスが無い限り勝つ可能性が高いものであり、コチラの選挙も例に漏れず現職が当選しました。


◎群馬県・みなかみ町長選

 先ほど書いたコトがいきなり覆されたのがコチラの選挙。 2期目を目指す現職を破り町議5期の経験を持つ新人が当選しました。 現職は前回の選挙では無投票当選。 年齢も阿部氏より12歳上の70歳というコトで、実際に選挙をしてみたら、弱かったというコトでした。

◎群馬県・みなかみ町議選(定数14/15名)

 46歳元職の共産党候補が前回落選のリベンジを果たし当選。 しかも得票数は初当選時の前々回を上回っており、コチラも木祖村議補選に続いて共産党に明るいニュースとなりました。


◎東京都・品川区長選

 全候補が当選に必要な有効投票数の4分の1以上を獲得できず、再選挙となりました。 

 “ハコ乗り候補” として話題になった元銀行員の山本やすゆき候補が、選挙に強いとされる上田清司参院議員(前埼玉県知事)の応援を受けて第3位に入る大健闘を見せたコトが、このような結果となった要因だと思われます。
 尚、“決選投票” ではなく「再選挙」なので、今回立候補した全員が立候補可能で、しかも今回の選挙に出なかった人も立候補が可能となっています。
 再選挙は2~3か月以内に行われる見込みです。

◎東京都・品川区議補選(定数3/7名)

 自民、立憲、維新の候補が当選。 立憲は都議転身で手放した議席を取り戻し、維新は議席増となりました。 生活者ネットワークの候補が思ったほど伸びなかったなぁ・・・


◎静岡県・裾野市議選(定数19/21名)

 前回の市議選で16位と18位と低迷した共産党候補は今回18位と20位となり、1議席失ってしまいました。


◎静岡県・河津町議選(定数10/11名)

 コチラの選挙は、全員無所属で全員男性なので、さして注目点も無い選挙と言えるでしょう。 ハイ、次いきます。


◎徳島県・美馬市長選

 2期目途中の前市長が7月の参院選で市職員に特定の候補者のパンフレットを配って投票を依頼したコトで公職選挙法違反として略式起訴され辞職したコトを受けて行われた選挙。 前副市長が当選しました。
 ちなみに、辞職した前市長のひとつ前にあたる元市長は、

 任期中に居眠り運転で交通死亡事故を起こし禁固4年6か月の実刑を喰らっており、“呪われた市長職” といわれかねない負の連鎖が続いており、是非とも加美新市長には、この悪しき流れを断ち切っていただきたいと願います。


◎福岡県・柳川市議選(定数19/21名)

 コチラも共産党の新人が20位で落選。 前回失った議席の回復ならず、という結果となりました。
 ちなみにその共産党 “新人” 候補は、御年80歳・・・ 支持者減も深刻なら、候補者不足は更に深刻なようです。


◎熊本県・菊陽町長選

 4期務めた現職が引退し、町議を辞した2名と元町議の1名の計3名で争う選挙は、4年前の市長選で惜しくも敗れた吉本氏がリベンジを果たしました。
 菊陽町といえば、政府が補助金を入れてまで誘致した台湾の半導体製造大手、TSMCが再来年の稼働を目指して工場を建設中の町で、人口増加や店舗の進出などが既に始まっています。 そんな “超優良物件” な自治体をどうハンドリングしていくのか。 吉本新市長の手腕に注目です。


◎沖縄県・うるま市議選(定数30/35名)

 自民・公明・社民が1名ずつ、共産が2名候補者を出して、全員当選しました。
 ちなみに当選した新人候補の中には職業が「ホワイトビーチ基地従業員」「キャンプフォスター消防」という方がいて、如何にも沖縄の選挙だなぁと感じさせます。
 あと、選挙紹介の時に書いた “私の知ってる人” も無事に当選をしたようです。 おめでとうございます。 そんなに仲良くなかった人ですが、頑張っていただきたいものです。

 以上となります。 当選された皆様、おめでとうございます。 それぞれの地域住民のチカラになれるよう、頑張って下さい。




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