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【路上のラジオ】第69回 古賀茂明さん「We are not “ABE”&“KISHI”」


 フリージャーナリストの西谷文和氏。  普段はアフリカや中東の紛争地を取材している西谷氏がコロナ禍で取材に行けない中、YouTubeで毎回ゲストを迎えて国内外の問題を取り上げるトーク番組を始めていて、今回が第69回と結構な数を重ねていて、私は有益な情報が得られるので楽しみに聴いています。
 ただ、西谷氏の名前が最近世間を少し騒がせたのを覚えていらっしゃるでしょうか。

 アフガニスタンから米軍が撤退し始めた8月中旬に西谷氏がTwitterに「首都カブールの様子」と写真を添付して呟いたのですが、この写真、「現地の通訳アブドラやその友人のマイワンドが撮影した」と書いていますが「別のNGO広報誌に載っている写真から転用しているのではないか」と指摘する方が出てきて、その真相が疑われたりするコトがあったりします。
 ・・・まぁ、それはそれ、これはこれとして、必要な情報を得るために私は聞き続けようと思ってます。 今のところは。

 話を戻して、今回は政治経済評論家の古賀茂明氏をゲストに迎えて岸田政権とそれを迎え撃つ野党について語っているのですが、初めて聞いた情報で衝撃だったのが、33:42~の「原発の耐震性」について。
 古賀氏は「原発の耐震性を、せめて “民間の耐震住宅” なみにするように提案するべきだ」と言っています。 何故民間の耐震住宅と電力会社が持つ原発の耐震性を同等にしなければならないのか? と思ったのですが、

スクリーンショット (344)

 例えば三井ホームの場合、地震の「加振最大加速度」(単位:gal)を3階建て住宅の場合だと4,176galに耐えられるように設計されているようですが、一方例えば伊方原発はというと、

スクリーンショット (346)

スクリーンショット (348)

 想定している加振最大加速度が驚きの、たった650gal! そこから耐震性向上工事を実施したもののその想定も概ね1,000galだというのです!!
 つまり崩れたら国土の危機に瀕する恐れが有る原発の耐震強度が、三井ホームの4分の1程度しかないという恐怖、、、


 いや、やっぱこの国で原発は無理なんだって・・・ 福島に未だ人が住めない地域が存在しているんだよ。 その事実に目を背けずに認識しようよ・・・


 そんな話以外にも、岸田政権の “正体” や野党のとるべき戦略についても語っていますので、もし宜しければ聴いてみて下さいませ。


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