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今週の選挙(2022 11.27投票)

 今週の選挙は、18本。
 そこから、取材する2本と、私がセレクトした8本の、合わせて10本を紹介します。

 ちなみに、18本のうち無投票で決まったのが、4本。
 いつか、全て選挙が行われるという週に出会うコトはあるのでしょうか・・・


◆【取材予定】富山県・舟橋村長選挙

 この選挙は全国的にニュースで取り上げられて話題になっていますよね。
 「日本一小さな村」「奇跡の村」と呼ばれている舟橋村が、役場内のパワハラと、それを隠蔽するような言動をした前村長が問題になり、議会が村長に不信任をつきつけ、村長は議会を解散するもキッチリ候補者数を合わせて無投票で再集結した議会が再度不信任を可決して村長は失職。 それを受けて新人2名で争われる、実に42年ぶりの村長選です。

 「日本一小さな村」だけあって、告示日には交通量の多い道路を挟んで候補者2名が手を振るという光景が見られ、もしこの場面に出くわしたら取材が5分で終われたので行けば良かったと後悔しつつ、金曜日に取材に行く予定です。 取材の模様はツイキャスで中継するよていですので、お時間がある方は覗いてみて下さい。

◆【取材予定】富山県・舟橋村議補選(定数1/2名)

 村長が解散して行われた村議選で無投票当選した村議が僅か半月で村長選出馬のため辞職したコトに伴い行われる村議選。 コチラについては全くデータは無いので、現地に行ったトコ勝負です。 候補者に出会えるでしょうか・・・


◎北海道・奈井江町長選

 2期目を目指す現職に町議を辞して立候補した新人の一騎打ち。 コチラも町長選が行われるのが20年ぶりとのコトで、まずは選挙戦にしてくれた新人候補に感謝です。
 だが勝ち負けは別物。 2期目の現職というのは基本的に、盤石。 だがしかし現職も初の選挙戦なだけに、この選挙は「互角」かもしれません。 さて、どうなりますか。


◎岩手県・大船渡市長選

 2010年から3期務め、震災復興の先頭に立って市を引っ張ってきた現職が引退。 その後継を争う選挙に、なんと5人も立候補してきました。
 人口約33,000人の自治体で行われる首長選挙に、5人の候補。 選挙公報を見る限り候補者に明確な優劣は感じられず、もしかしたら全候補が法定投票数を獲得できず再選挙になってしまうかもしれず、誰が当選するか以上に、当選者が出るかどうかが、注目の選挙です。


◎群馬県・昭和村議選(定数12/13名)

 “定数プラス1” の選挙で、共産候補が1名でています。
 前回は “定数マイナス3” しか立候補せず、後日追加選挙(それも無投票)で定数揃えたという状況に比べれば、今回選挙戦になって1発で定数揃うだけでもヨシとすべきなのかもしれません。 哀しいけれど。
 共産候補は前々回の時点でブービー当選だったので、決して安心できない情勢です。


◎神奈川県・大磯町長選

 2期務めた現職が引退。 その後継を争う選挙に、なんと6名も候補者が集まりました。 大船渡市長選を上回る大騒ぎです。
 先ほど書いた「法定投票数」は市町村長選の場合「有効投票数 ÷ 4」つまり25%以上獲得せねばならず、候補者が増えるほど難しくなってしまいます。 コチラも、まず一発で当選者が決まるかどうかを注目したいです。

◎神奈川県・大磯町議補選(定数2/4名)

 町議2名が町長選に出たコトに伴う補選。 コチラにも4名立候補しており、選挙期間中、合わせて10名もの候補者が町内を駆け巡るコトになります。
 ルートを調べてみたら家から下道(取材費が無いため高速は使えない…)で5時間弱。 遠いとはいえ2本(町長選&町議補選)取材できるなら行けなくもない、と、今、気づきました(汗)。 今週は私の都合で1本しか取材できないので・・・ 申し訳ないです。


◎愛知県・犬山市長選

 2期務めた現職、まだ49歳と若いながら退任を表明。 8月には旧統一教会施設で市政報告会を行うなどの関わりをSNS上で明らかにしたというコトがありましたが、本人曰く「やるべきことやりきった」というのが理由だそうです。
 その後継を争う選挙に、2006年から2期務めた元市長と元県議、元市議が立候補しています。 コチラの選挙も取材予定だったのですが、どうしても外せない用事が有りまして、、、 もしかしたら土曜日の仕事終わりに行く、かも、しれませんが、、、 厳しいかなぁ、、、


◎和歌山県知事選

  選挙前は “二階 vs 世耕の代理戦争” などと言われていましたが、始まってみたら、国政に見切りをつけて衆院議員を辞めて知事選に出た国民民主の岸本候補に、自民、国民、立憲、国民民主、社民党県連合が相乗りしまくった形に。 残りの候補は共産と新党くにもりなので、まぁ、言わずもがなかなぁ、と。 20時の速報に注目しときましょう。


◎鳥取県・日南町長選

 2期目を目指す現職と新人の一騎打ち。 コチラも12年ぶりの選挙戦となり、現職も初の選挙戦となるので、両者の差はそこまで無いかもしれません。 人口減少、高齢化が進む自治体のようなので、こういう町こそ定期的に選挙が行われるのが重要なのですが、投票率がどうなるでしょうか。



以上になります。 候補者の皆様の御健闘をお祈り申し上げます。




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