体外受精クリニック(初診)
いよいよ体外受精にステップアップ。少しでも早く!という思いから、提示された一番早い日に受診。これからどうなっていくのか?ドキドキの初診。
初診予約
善は急げ。体外受精にステップアップすると決めたからには、即日行動。以前からリサーチをして決めていたHクリニックに早速電話をして初診を受けたい旨伝えました。
やはり、人気のクリニックらしく、なかなか初診の予約がとれない様です。ホームページを見ている限りでは、1ヶ月以上前に予約しないとダメのような感じもあります…。私の場合、なかなかラッキーで、電話をした1週間以内に初診の予約が取れました。いつでも何時でも良いというのが良かったようです。日時の希望がある場合は、やはり1ヶ月位先になると受付の方もおっしゃっていました。クリニックが移転するということで、電話をした日の13時以降は電話もつながらなくなっていたようなのですが、私が電話をしたのはその日の12時。もう、運命としか言いようがない偶然。後1時間遅ければ、きっと初診の日ももっと遅くなっていたことだと思います。
この電話の際に、初診は院長のH先生を希望することも伝えました。以前通っていた不妊鍼灸院のM院長からもH先生が良いと聞いていたからです。また、希望しないとH先生には当たらないとも聞いていました。なので、待ち時間が増えても構わなからH先生を希望しました。
問診票記入(書類集め)
問診票は事前にホームページからダウンロードできました。家でゆっくり書いていくことができ、良かったです。私にはパニック障害やアトピーの疾患があり、服用中の薬もあります。夫も高血圧や男性不妊治療のため服用中の薬があります。そういったものを調べながら自宅で書けるのは、本当に助かりました。
タイミング法と人工授精をおこなったTクリニックからは紹介状と卵管造影の映像CDを預かりました。おそらくそちらに治療履歴も入れてくれているとは思いましたが、念の為自分でもエクセルで簡単な治療履歴を作り、持参しました。
Tクリニックで受けた、血液検査の結果や、精液検査の結果も持参しました。人工授精の際にもらったメモ書きのような精液所見も持参しましたが、ご覧になったのでしょうか???
30分前来院
初診の際は30分前に来院してくださいと言われていたので、11時の診察でしたが、10時半前には行きました。受付の横の問診室のようなところに通されました。受付の人が自宅で書いていった問診票や、Tクリニックから預かってきた紹介状等一式、念の為に持っていった検査結果と治療履歴を預かってくれました。
しっかりと問診票を書いていったので、「しっかり書いてくださっていますね」と褒めてもらい、「追加の質問等はしなくて大丈夫そうです」とのことで、問診室は5分ほどで出ることとなりました。
Hクリニックはスマホのプッシュ通知機能で呼び出しをしてくれるので、なかなか便利です。ちょっと複雑な創りになっているクリニックを、頂いた地図を見ながらウロウロして、やっと診察エリアの待合室にやってきました!
初診(ドキドキ)2021年3月19日
無料のWi-Fiがとんでいるので、スマホをいじったり、持参した本を読んだり(趣味:読書)して待っていると、スマホに診察室に入るようにという旨のプッシュ通知が来ました。ほぼ同時くらいに、モニターにも私の診察券番号が表示され、診察室から看護師さんが出てきて、私の番号を呼んでくれました。
いそいそと、診察室に入ると、ホームページで見ていた院長がいらして、穏やかな感じで挨拶をしてくださいました。紹介状や治療履歴もしっかり確認してくださっているようで、今の状態なら体外受精に踏み切っても良いのではないかという判断でした。「〇〇さん(私の名前)の年齢なら、体外受精を行うと50%~60%くらいの確率で妊娠できます」と言ってくださったのが本当に励みになりました。「体外受精にかかる費用は50万円~60万円を予定しておいてください」とお金の話もきちんとしてくださり、大変好感が持てました。
そのままH先生に内診をしてもらいました。このクリニックは内診室にカーテンがありません。私は別にカーテンはあってもなくても良い派ですし、何をされるのか分からない方が不安なので、カーテンが無いのは気になりません。内診室は薄暗くなっていて、内診台も通常のものより倒れる(ほぼ180度になる)ので、医師と正面からご対面!という感じにはなりません。
感染症の検査のときだけは、看護師さんが「ライトつけますね」と言ってライトをつけていましたが、それ以外のエコーの時は、ライトは消してくれていて、陰部が煌々と照らされ続けるということはありませんでした。
以前通っていたTクリニックでも子宮筋腫を指摘されていましたが、やはりH先生にも指摘されました。しかも2つも!内1つは結構大きいらしい…。ただ、妊娠には大きな影響はなさそうなので、経過観察で大丈夫だろうとのことでした。左の卵巣に卵胞がやや少ないことから、もしかしたら、卵巣年齢が少し高いかもしれないと言われ、ちょっと心配に…。
エコーの後は、もう一度診察室に入って、今後の流れを簡単に説明してもらいました。「早ければ5月末くらいには移植できるかもしれないね」と言ってくださったのも分かりやすくて良かったです。
今飲んでいる漢方の当帰芍薬散料は流産予防にもなるので、続けてくださいとのことでした。もともと続けたいと思っていたので、良かったです。
初めに受付でもらった検査項目一覧の紙に、チェックをつけながら、必要な採血をオーダーしてもらい、H先生の初診は終わりました。その採血の中に抗ミュラー管ホルモン検査があり、その数値で卵巣年齢が分かるそうです。
終始、穏やかで、優しい感じがあり、リラックスして診察を受けることができました。Hクリニックを選んで良かったとひとまずは安心です。
採血
その後採血室に、また地図を見ながら移動して、採血をしてもらいました。
Hクリニックでは検査技師さんが採血をしているようです。私が緊張していたからか、緊張がほぐれるように色々お話をしながら採血をしてくださり、安心できました。「こんなにたくさん試験管があると、採血で貧血になるのではないかと心配になるかもしれませんが、試験管は満タンまで取るわけでは無いのですよ~。これ全部合わせても大さじ1杯程度です。だから貧血にはなりませんから安心してくださいね。」と言われたのは、新情報でした。
看護師説明
Hクリニックでは、薬が処方されたときや、治療方針が決まった時、治療についての説明が必要な時に、看護師説明があります。説明室に看護師さんがいて、個別に説明をしたり、質問に答えたりしてくれます。
私の場合は、年齢などを考慮して体外受精のなかでも「ロング法」という方法をとるという説明を看護師さんがしてくれました。オリジナルの小さい冊子を一緒に見ながら、いつまでに何をしなくてはいけないのかを説明してくれました。家に帰ってゆっくり見ないと分からないこともたくさんあったのですが、看護師説明があると診察で聞きそびれたことを聞けるので良いなと思いました。
次回の予約も、こちらで取ってもらいました。
お会計
本来は、保険診療と保険外診療は同時にはできない様です。しかし初診だけはそれができるみたいで、保険診療が約7500円、保険外診療が約14000円でした。合計で21500円くらい払いました。
かかった時間は2時間半ほどでした。次回以降も待ち時間は多少あるようです。
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