ドラマもっと見たい

私はドラマ好きだが、浮世の雑事に紛れて案外思うようにドラマを見ることができていない。
あの名作を見ていないのか!というような未見のものもある。
でもドラマ改編期が近くなってくると、次期のドラマはどんなのがあるかなと確認してしまう。

おもしろそうなドラマないかなとみるわけだが、ここで私が参考にするのは以下の情報である。

①脚本は誰が書いているのか
ドラマのよしあしは脚本家で80%くらいは決まると思っている。
百発百中で傑作を描き続ける脚本家はいないにしても、この人なら、という脚本家のドラマでひどいものを見せられることはまずない。
ドラマ情報で脚本家がわかりづらい載り方なのが時々あって、信じられない。

②主演以外のクレジット6番目くらいまでのキャストの顔ぶれ
脚本家で選ぶとは言っても、自分にとって未知の脚本家が書いているということは珍しくない。
この場合キャストを見ることになるのだが、主演以外の主な出演者を見てなんとなくこの顔ぶれならおもしろいかな…などと予想する。

自分が信頼している役者が出ていたらそれは大きなプラスだけどそうではなくても、なんというか、イマイチだな~と思わせるものがない、というのが重要。
だから、もし自分がドラマを作るなら起用しないなという人がいたら印象は悪い。
バラエティー番組にばんばん出ているような俳優はちょっとな…とかつい思ってしまう
(本人も出たくて出ているわけじゃないのかもしれないが)。

③主演が誰か
これも、この人なら見る!というより、この人なら見ない、というパターンが多い。
単に演技がちょっと…という場合もあるが、今まさに旬の人が主演、という場合避けがち。

なぜか。
それはもう、製作陣が視聴率を取ることしか考えてないなと感じるからである。
ドラマの中身がスカスカ。(もちろんそうではないのもある)

④ドラマの公式ウェブサイトの作り
何を言ってるんだという感じかもしれないが、自分の好みとフィットするかどうかの目安になっている。
色遣い・フォント・文章の書きぶりその他全体的な雰囲気の中に、作り手の意識が垣間見えて、このドラマは自分好みだとか違うとかなんとなくわかる。
情報量の多寡とかは無関係。

⑤設定
ジャンルは問わず大体なんでも見るので、刑事ものなりなんなりでどのような物語背景でどのような方向にストーリーを走らせる予定なのか、というのがおもしろそうなら見たい。

もしあったらぜひ見たいのは、

○医療ドラマで人が死んだり生まれたりではなく死にそうでもなく天才も出てこないし権力闘争がらみでもないもの
○すごく完成度の高い恋愛ドラマ

このふたつ。
恋愛ドラマは9、10話持たすの本当に難しいだろうなと思う。だからなのか同僚や友人の恋愛にストーリーが流れがちなのは残念。

以上5つの中で優先度をつけると
①>>>>>>>>②>>>>③>>④>⑤
という感じ。だから主演が好きな俳優でも見ないということがよくある。

2024年5月現在、今期は満足にドラマを見られていないけれど、とりあえず今の朝ドラ「虎に翼」はおもしろいな、と思って見ている。脚本の吉田恵里香は「恋せぬふたり」(NHK)がとても良かったので記憶に残しておいた名前だった。

仲野太賀、小林薫、松山ケンイチなど好きな役者がたくさん出ている。
伊藤沙莉も好き。

「6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」、前作を楽しく見たので見ようと思っていたのに見損なってしまった(まだやってるけど)。
橋部敦子も好きな脚本家。

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