マスクの奪い合いから見え隠れする人間の本性

花粉症がひどいので、この時期はドラッグストアにマスクを買いに行く。


なにやら巷では新型コロナウイルスの影響でマスクが爆買いされ、転売され(笑) 売っていないらしく、ちょとしたパニックになっている。


ふと目を向けると、マスクが置いてある。

「おひとり様、1箱まで」

こう書いてあり、行列だ。


別のところに目を向けると、室内用だか寝る前用だかの湿気温マスクのようなものが置いてあった。


これでいいや。


そう思って、3パックほど手に取ってレジに向かおうとすると、

女性がものすごい剣幕で近寄ってきて、

「1人、1パックまででしょ!それってダメじゃないですか!!」

・・めちゃくちゃ怒られたのだ


私はこう切り返した。

「こっちのパックのやつは、1パックまでとかは書いてなかったですよ。それに、まだ一杯余っていますよ。」

つづけた

「よかったらどうですか?私はレジで2つ目はダメですって言われたらお返ししようと思っています」


そう言ったところで、「ありがとうございます!」とその方は言って、その温マスクに急ぎ足。何パックか手に持っていたと思う。

ちなみにレジで止められることはなく、普通に買えた。



ここに人間の本性を見た気がした。

人の悪事は絶対に許さないが、自分が得すると思うことについては、それが例えグレーだったとしてもその恩恵はしっかりうけますよ。そんな感じ。


でも私はそこまで嫌な感じはしなかった。

なぜなら、

こんな日々のちょっとした1コマでさえ、いろいろなタイプの方がいることによってドラマ仕立てになってくれるからだ。

ドラマ仕立ての人生は、飽きない。

最後までお読みいただきありがとうございます。読んでくださる方がいる限り、記事を書き続けていきたいと思っております。