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マスクを外しましょう【厚労省】

ええーー!!

誤解を招いてしまうようなタイトルです!


なんと、このキャッチフレーズを打って出たのはあの厚生労働省・・・

それが、これです・・・

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先ずは一通り目を通していただきたいのですが、

環境省・厚労省より、「新しい生活様式」ということで

熱中症を防ぐためにマスクをはずしましょうというリーフレットを2020年の6月にリリースしていたようです。

強調された、マスクをはずしましょうという文面だけを見ると首をかしげる内容ですが、一通り読んで、又これからの季節のことも鑑みると、このリーフレットの趣旨も理解できますね。


リーフレットでは、屋外で人と2m以上離れていることを十分な距離としてマスクを外す目安にしているようです。

キープディスタンスと言われる距離が1.5mだったり2mであることを考えるとガイドラインに則っていると思うのですが、

個人的な所感としては、それだけではちょっとマスクを外しにくいな・・と思ってしまうのです。

はずして、と言われても、まわりの目線が気になってなかなか外せないのが日本人・・・

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とは言いましても、今は容赦なく太陽が照り付ける夏本番・・・

どうすれば正解なのだろうか・・・

不特定多数の人が触ったりするものや汚染されるリスクがあるものが近くに無く、周りに人がまったくいない屋外なのであれば、逆にマスクをする必要性が低く、私でも外したりすることがあります。


さらには、熱中症のリスクが高い高齢者にとって、このリーフレットを見て、条件が整えばマスクを外してもいいんだ。と熱中症対策をしていただくきっかけになるかなと思える部分もあるので、特別このリーフレットを否定するつもりはありません。


それでも一定のクレームが来そうなパンフレット・・・・^^;


しかし、熱中症に気を付けなければならないのは紛れもなく事実。


マスクを着けることによって、呼吸しづらい関係で心拍数があがり、それでいて熱もこもり、合わせ技で体温が上がり、水分を不足するといった構図が想像できます。


マスクをしなければならないという責任感と使命感。暑くてもマナーと思いやせ我慢。マスクを外すのが面倒くさくて水分を摂るのを忘れてしまう、など


よくよく考えると熱中症のリスクが結構あることがわかります。


総務省が発表した数値によると、2020/06/15~21の1週間で熱中症として救急搬送された人数が昨年同月の64%増だといいます。


マスクの着用とは無関係な統計ですが、

昨年比64%増ですよ!

まったく無関係だとも言い切れません。


おしっこの色が濃い場合は水分が不足している可能性が高いので要注意です。


今の世の中、注意しなければならないことが沢山ありすぎて

大変です・・・大変ですが、

ウイルス感染症対策に注意するのと同じように、熱中症にならないように注意することを忘れないようにしていただいて、

是非、楽しい夏を過ごしていただきたいなと思っております。


少し関連するところで、このような記事も書きました。よろしければどうぞ。


最後までお読みいただきありがとうございます。読んでくださる方がいる限り、記事を書き続けていきたいと思っております。