何にも持っていない自分を
何にもない状況が色付けしていく

体のしびれ心のしびれ感じながら
涙色の青空を
今日もまた遠目で眺めている

早く帰りたい…
その一心で今また指を滑らせていく

何にも持っていない自分を
何にもない状況が色付けしていく

透明なガラス張りの部屋の中で
コツンコツンと音だけが鳴り響く

あぁ、今日もまた無為な時間を
過ごしている
早く開放されたい…

それがもう心の叫びだ

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