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砂漠のホテルに泊まりたい!ドバイ旅行記【計画編】

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 2019年9月下旬にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイを訪問しました。
 ここでは、主に自分の覚え書きとして旅を記録しておきたいと思いますが、これからドバイ旅行を検討されている方にとって、有益な情報が含まれていれば幸いです。

旅のきっかけ、目的

 今回、ドバイに旅しようと思ったきっかけであり目的が、砂漠の高級リゾート「アルマハ,ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ」に泊まることです。

超高層ビルの林立するドバイの街中から車で1時間ほど内陸に行ったところにあるこのリゾートは、さしずめ砂漠の中のオアシス。きっかけは忘れましたがこのリゾートの写真を見たときから、いつかは行きたいとの思いをずっと持っていました。
 ただ、ドバイ自体が初めての訪問であったことから、砂漠のリゾートだけでなく、街中にも少し滞在してその雰囲気を味わうことにしました。

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どうやって手配するか?

今回の旅行は、飛行機やホテルを自分で手配しました。
本当はパッケージツアーでお気楽に行けたらよかったのですが、そもそもアルマハが組み込まれたパッケージツアー自体が少ないのですね。で、その中から、試しにJTBのパンフレットを見てみたところ以下のことがわかり、うーむ、、、となりました。

・ツアーで利用する飛行機は、ほぼエミレーツ航空一択
・ドバイ到着後は、そのまま市内ツアーに出掛ける
・市内ツアーが終わったら午後から夕方にアルマハへ移動し投宿
・アルマハに数泊した後に市内のホテルに移動、滞在

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ひとつひとつ、何が引っ掛かったかを記したいと思います。

・ツアーで利用する飛行機は、ほぼエミレーツ航空一択
 エミレーツ航空はドバイ首長国のナショナルフラッグキャリア。日本からの便はノンストップでドバイに飛びますので便利なことこの上ないのですが、気になったのは日本を真夜中に出発し、早朝にドバイに到着するという運航スケジュール。夜行便なので機内で寝るべきなのですが、行きの便は気持ちが昂ぶって寝付く自信がありませんでした。ですので初日は昼行便を利用して移動だけに充て、その晩はベッドで休んで体力を温存、回復したいと考えました。

・エミレーツ航空はワンワールド加盟航空会社でない
 これはパッケージツアー自体の問題ではないのですが、気に沿わなかった部分です。というのも、私は日本航空のJALグローバルクラブの会員なので、ワンワールド加盟航空会社のフライトを利用するとサファイアメンバーとして処遇され、ラウンジを利用させてもらえたり、手荷物の優先取扱いなどをしてもらえます。ですので出来ればワンワールド加盟航空会社の便で旅したいのですが、エミレーツ航空は残念ながらワンワールドには加盟していません。ドバイ行きの便はJALとのコードシェアにはなっていますが、マイルの積算やドバイでのラウンジ利用ができないことなどが不都合に感じました。

・ドバイ到着後、そのまま市内ツアーに出掛ける行程
 パッケージツアーだと、早朝にドバイに着いてそのまま休まずに朝食~市内ツアーになるのですが、これは体力、気力的にキツいのではと危惧しました。頭がぼーっ&体ぐったりのままバスに揺られたり、観光スポットを巡るのはしんどい。

・市内ツアーが終わったら午後から夕方にアルマハへ移動し投宿
 この点がもっとも気になったところなのですが、到着日にアルマハまで移動し投宿という行程だと、万一フライトが大きく遅延したとき、チェックインがずれ込み、アルマハで過ごせる時間が短くなってしまうリスクがあります。市内ツアーがキャンセルになっても諦めはつきますが、旅の目的であるアルマハでの滞在時間が削られるのは絶対だめ。また、フライト遅延がなくても、市内ツアーが終わってから宿に向かうと、アルマハのチェックイン可能時刻である午後2時よりも遅い到着になるようでした。これももったいない。

・アルマハに数泊した後に市内のホテルに移動、滞在
 これまでの旅行経験を通して得た教訓として「メインイベントは最後に持ってくるべき」があります。旅の行程の後半に経験したことが後々まで印象に残りやすいように思うのです。逆に言うと、せっかく旅の前半で素晴らしい体験をしても後半に経験したことでかき消されて印象が薄まるというか。ですので、今回でいえばアルマハ滞在を旅の行程の最後に持ってきたかった。
また、移動の疲れがとれた万全の状態でアルマハに向かいたかったこともあります。体力あってこそ旅は楽しめますからね。

ここではJTBを例に挙げましたが、他社の商品も、これらの点をクリアしているものが見当たりませんでした。


で、結局どういう旅程にしたのか?

以上の諸々の問題点をクリアするため、次のように旅程を組みました。

1日め
関空→香港→ドバイ キャセイパシフィック航空
ドバイ市内泊

2日め
午前中はホテルでビーチとプール
午後からドバイ博物館、オールドスーク
ドバイ市内泊

3日め
午前中はホテルでビーチとプール
午後からドバイモール、ブルジュハリファ展望台
ドバイ市内泊

4日め
午前中はホテルで移動準備
昼前に市内からアルマハに移動
キャメルライド
アルマハ泊

5日め
終日のんびり
アルマハ泊

6日め
お昼過ぎまでのんびり
午後アルマハから空港に移動
夕方のフライトで香港へ

7日め
早朝に香港着
乗り継いで関空へ

 となりました。
 旅行は、行くまでが楽しいと言います。確かにあれやこれや考えている時間が楽しいものですが、今回はフライトの検索やドバイ市街での宿泊先選択に悩みまくったこともあり、やや疲れました笑。まあそれも旅行経験を積んだという意味では有意義であったということで。
 さあ、いよいよ出発です。

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