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還暦のわしがインドに呼ばれて来たんだけど Vol.7

天使はいた

リシケシ行きのバスに無事乗れたし、あとはGoogleマップを
たまに見ながら余裕のバス移動だな
まあ、俺ほどにもなるとインドなんてへみたいなもんよ
(屁なのは俺だった)
バスはなんと電気自動車。進んでるねインド。というか
遅れてるね。日本。やばいぜ。外との差の開き
でも、バスは電動で静かになってもクラクションはめっちゃくちゃ
鳴らすので騒音はかわらない。。。


途中のおっきめの食堂で休憩兼バスの充電。スマホだね。まるで。
充電スタンドも沢山ある。
トイレわっと。意外に綺麗。よくトイレの床が、水なのかいけない
ものなのかでびちょびちょ。便器はこんもりで地獄絵図が多いのだが
快適じゃないか。すごいぞインド
ここでチャイと行きたいとこだが、おしっこ行きたくなったらやなので我慢。

綺麗なトイレ

再びバスは動き出す。順調だ。これは早めにリシケシに着くな。
食堂にでも行ってご飯食べて、アシュラムを回ってみよう。

途中の各所で人が降りていく
リシケシの途中のハリドワールという街についた。ここもヒンドゥ教の
聖地で、インド人がガートで沐浴するならバラケシよりもハリドワールドに
いく方がいいよ。というようなとこだ
電車ならここまでで、ここからリキシャかバスでリシケシまで移動だ

ハリドワール



でもねオレほど旅なれしているとだね、直接行っちゃうわけよリシケシに
ハリドワールの街を出てしばらくすると車掌さんがリシケシなんちゃらと
言って数人が降りた。
Googleマップではリシケシの街はまだ先だ
こんなフェイントには引っかからないぜ。
バスは走り出して道を左方向に進む。待って。ちょっと待って。
リシケシの街は真っ直ぐではないですか?

Googleマップ上の青い丸は彗星のように尻尾をつけながら
リシケシ方向から遠ざかっていく。まぢか、確かにこのまま行くと
バスの行き先に書いているところに着く。それもかなり遠くだ
やばい。これはいけないやつだ

「すんません。あの、リシケシいかないですよね?」
「リシケシか。そりゃいかないぞ」
車掌さんが運転手と話す。運転手は肩をすくめた
どう考えても戻ることもないよね
そこから結構バスは走った。オレの目は昼下がりのスーパーの
鯖のように瞳孔が開き切っていた

バスが止まり、大きな道で降ろされた
「ここでローカルバスを使って行きなさい」
言いたいことはわかった。しかしなんも情報もないとこどうしましょう

言いたいことはわかる


そこらへんの人に聞くが英語がわからない人ばかりだ
加えてスマホのバッテリーも少なくなったてきた。調子に乗ってアラージンのよーにー
なんて聞いてる場合ではないぞ

そこにメガネをかけた背の高いできそうなお姉さん登場
「困ってるようね。どうしたの?ベイビー」
「リシケシ行きたいです」
「それならバスね。ついておいで」
「ワン」

バス乗り場まで連れて行ってくれた。後ろ姿がとても神々しい

その後バスは来るけどまったく止まらない。バブルの六本木のように
札を出したい気分だが、たぶんリキシャに轢かれる

見かねたのだろうか、お金持ちそうな紳士が声をかけてくれた
「どしたん?」
「リシケシ〜😢」

「ちょっと待ってろ」

おっちゃんがバス止めてくれました
「これに乗ればそのままリシケシにいけるから心配すんな」
おおおお
優しいヨォ
おまけにバス激安30ルピー60円

ローカルバスやすい


パルマルス ニケタンアシュラム


無事にリシケシのバスセンターまで到着しそこからリキシャでアシュラムの
近くに到着。そこからアシュラムはすぐだ

簡単には着けないアシュラム。めっちゃ試練あったわ

さて、受付っと

受付の女の子は小柄でキュートな女の子(こりゃラッキーだわい)

「ハイベイビー。予約したもうじ様の登場だぜ」
「予約入っていません」

終わった
何もかも終わった

「マジまんじ。じゃあ今から予約するからロングスティね」

「そうね。2日間なら空いてるわよ」
そなん
おわたその2

しかし、疲れ果てたオレに救いの手を出してくれた。女神っていた
「とくべつよ」

ということで
一泊2000円の日々がはじまった

とにかく疲れはてました
明日からヨガと瞑想の始まり
20年くらいしてないヨガはたしてできるのか!

乞うご期待

部屋は一人部屋
綺麗

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