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名古屋フィル定期演奏会496回

今日は仕事終わらせて名古屋フィル定期演奏会へ行きました。葵トリオとの共演もあります。
先週は仕事のトラブルで葵トリオの宗次ホールの公演を聴きに行けませんでしたので、今日は葵トリオも聴きたかったです。

今日の公演の作曲家のカゼッラとハンス・ロットはクラシック音楽歴30年でありながらまったく知らない作曲家でした。したがってCDを買って予習しました。

今日の名古屋フィルの公演はCDで聴くよりも何十倍もすばらしかったです。音楽ホールで聴く臨場感と名古屋フィルと葵トリオの演奏のすばらしさが曲のすばらしさが引き立つものがありました。
今日は2階のオーケストラの後ろの席で聴きました。

今日は去年に名古屋フィルを退団したコントラバスの古橋さんが客演で入っていました。元気な姿でコントラバスを弾くところを見れたのはうれしいですね。

⬛️カゼッラ/三重協奏曲

CDで聴いたときにはソリストのピアノトリオとオーケストラがどのように絡んでいくのかがわからなかったのでホールで視覚的に聴くと全然違いますね。また葵トリオのヴァイオリンとチェロの音色がすばらしいですね。秋元さんのピアノがまたいいです。

カゼッラの三重協奏曲はかっこよかったです。特に第3楽章の前進していくところがいいですね。名古屋フィルと葵トリオの演奏にブラボーです。

アンコールに葵トリオの演奏が聴けました。ハイドンのピアノ三重奏曲第27番の第3楽章(弦楽四重奏曲のひばりに似ている)だと思いますが、葵トリオのハイドンがすこぶる良かったっす。2年連続で葵トリオの宗次ホールの公演を聴き逃したので次こそは聴きたいですね。

⬛️ハンス・ロット交響曲

ハンス・ロットは初めて知った作曲家です。マーラーの友人でありブルックナーの弟子で才能のある作曲家ですが、25歳という若さで亡くなってしまいました。
この交響曲は自信作でしたが、ハンス・リヒターにもブラームスにも初演の演奏を断られてしまい、生前は陽の目を見ることがありませんでした。ちなみに第2楽章はかなりブラームス的な感じでハンス・ロットはブラームスをリスペクトしていたとは思います。

ホルンが8、トランペット6、トロンボーン3という金管楽器が分厚い編成で弦楽器がかなり規模の大きい編成。こういう大編成の曲が演奏されることがいいですね。去年は難しかったですからね。

スケールの大きい交響曲でした。第1楽章、第2楽章、第3楽章、第4楽章、楽章が進むことにスケールが大きくなってきますね。第4楽章は圧巻でした。指揮者の川瀬さん、名古屋フィルの演奏、渾身の演奏でした。

今日はカゼッラ、ハンス・ロット、すばらしく、演奏会に来て良かったなと思います。この空間にいてみんなと音楽を共有したということが良かったです。

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