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ランチタイムコンサート ロマンスを「聴く」

今日は宗次ホールのランチタイムコンサートへ行きました。

白川さんのツィッターでの演奏会紹介の動画を見させてもらったのがきっかけで、聴きに行きました。

15時からバスケットボールBリーグ観戦の予定だったので、11時半から12時半という時間はハシゴするにはぴったりの時間でした。

今日のプログラムです。
今日のテーマはロマンスということで、ロマンスにぴったりの曲目が並んでいます。
昨日は愛知室内オーケストラの定期演奏会を聴きに行ってシューマンの交響曲が2曲というシューマンプログラムでした。
今日もシューマンが中心のプログラムです。

渡辺優貴さんのヴァイオリン、白川優希さんのピアノは今日初めて聴きました。今日のプログラムはヴァイオリンとピアノのデュオが中心になります。
ランチタイムコンサートということで、2人のトークも楽しみです。

■エルガー/愛の挨拶
■バッハ/グノー:アヴェ・マリア

オープニングはこの2曲です。
愛の挨拶はエルガーが妻に贈った曲だったかな。
有名なロマンスの曲ですね。
グノーのアヴェ・マリアはバッハの平均律クラヴィーア曲を伴奏にした歌曲ですが、バッハの一寸も狂わないピアノを伴奏にしてバッハとは正反対なグノーのヴァイオリンの歌の音色とのマッチアップはすばらしいです。

■クララ・シューマン/3つのロマンス
■シューマン/3つのロマンス
■シューマン/トロイメライ

シューマンの3つのロマンスはシューマンの深いロマンが短い曲の中に凝縮されている感じで素敵な曲だなと思います。
それと共にクララ・シューマンの3つのロマンスも負けず劣らず素敵な曲で、
このシューマン夫婦の3つのロマンスが聴けたのが良かったです。
今日のプログラムの中でも前半のクライマックスですね。

■ブラームス/間奏曲

ブラームスはシューマンの弟子ですが、シューマンが亡くなった後は未亡人のクララ・シューマンを支え続けて一生独身だったと聞いています。
そんなブラームスがクララ・シューマンに贈った曲が間奏曲と聞いたことがあります。

この曲だけピアノ独奏での演奏で、やっぱりいい曲ですね。

■チャイコフスキー/メロディー
■イザイ/子供の夢
■フォーレ/夢のあとに

トークは渡辺優貴さんのヴァイオリン講座になりました。
左手の指使いでファーストポジション、セカンドポジションというのがあり、それにより音の違いをフォーレの夢のあとにの冒頭部分を実演しながら音の違いを学びました。ファーストポジションとかセカンドポジションとか用語では聞いたことはありますが、勉強になりました。

■フランク/ヴァイオリンソナタ第4楽章

大好きなフランクのヴァイオリンソナタの最終楽章。
イザイの結婚のお祝いの曲というのは知っていましたが、ヴァイオリンとピアノの会話が夫婦のように寄り沿っていくというトークがありました。

改めて聴くとなるほどと思いました。

トーク交えたランチタイムコンサート、楽しかったです。

■アンコール

アンコールは写真撮影OKなので、写真撮りました。
アンコールはクライスラーの「愛の喜び」なのかな。楽しかったです。

白川優希さんの公式LINEにお友だち登録して白川さんが執筆した「音楽の隠し味」の冊子をもらいました。

まだ最初しか読んでいないので、ゆっくりと読んでみます。

クラシック音楽を広めたいという気持ちは自分もありますが、一般的には肩苦しいイメージが強いんだなとは思います。
自分なんかはスポーツ観戦と同列に扱って気軽に聴きに来てもらえばという感じではいます。
ただクラシック音楽は奥深いものがあり、追求すると一生の趣味になりますね。

これからもクラシック音楽を楽しんでいきます。

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