見出し画像

名フィルの日2022

今日もしらかわホールへ行きました。
名古屋フィルのファン感謝デー企画の名フィルの日です。
12時から18時半までの長丁場で名フィルのメンバーによる室内楽コンサートが15セッション(予定は18セッションで3セッションが中止)ありました。

普段は名古屋フィルの演奏会はオーケストラで聴いていますが、室内楽になるとメンバーの楽器の音が聴けます。
今の名古屋フィルのメンバーで名前が出てくる奏者は名フィルの日やその他で室内楽を聴いたことがある奏者になります。

室内楽企画はメンバーを知ってもらうということでいい企画だと思います。

今日は第1部から第3部まで15セッションあり、6時間半になります。
6時間聴くとかなり疲れますが、いろいろな編成やいろいろな奏者、いろいろな作曲家や曲、楽しめる企画です。
トークなどもあったりして演奏者の生の声が聞けるのも楽しみのひとつです。

いつもだと1曲ごとの鑑賞記を書くのですが、今日は無理です。抜粋で書きます。

第1部で印象に残ったのは2番めのトランペット、ヴァイオリン、ピアノの三重奏。この3つの楽器はあまり合うイメージがなかったですが、演奏が始まるとなかなかのアンサンブルでした。

そして4番めのボッケリーニ→6番めのショスタコーヴィチと性格がまったく正反対の曲にリレーされたのがまた良かった。
ショスタコーヴィチの弦楽八重奏曲の2つの小品、なかなかの迫力でした。

第2部はいきなりジャズコンボ。
アルルの女やボレロがジャズに。
楽しかったです。
ファゴット奏者のゲオさんが事情で参加できなかったのは残念でした。
ヴァイオリン奏者の鬼頭さんとゲオさんのトークは名物ですからね。
鬼頭さんのひとりトークもおもしろかったです。

9番めのフルート四重奏、10番めの弦楽四重奏とすばらしい演奏が続き、11番めと12番めがハイドン。
12番めのハイドンのカッサシオン、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、ホルン2、オーボエ、ファゴットの七重奏曲でしたが、ハイドンにこんな曲あるんだという感じで良かったです。8月14日に宗次ホールでもやるそうです。

第3部では
13番めにトランペット四重奏。
トランペット4本のアンサンブルもなかなかでした。トランペット四重奏でも今後に活動していくことを宣言していました。

16番めの矢代秋雄さんのピアノ三重奏曲。なかなかいい曲でしたね。
ラヴェルの魅力もあり、ショスタコーヴィチのリズムも感じる曲でしたね。

15番のトロンボーン、17番のフルートがピアノ、ヴァイオリンとのアンサンブルも良かったです。

そして最後のクライマックスはチームQさま。
シュポアの九重奏曲。豪華でした。

昨年に続き、名フィルの日、6時間完聴しました。楽しかったです。

サッカーとかバスケットでは3試合ぶっ通しで観ることを6時間耐久で6耐といいます。

名フィルの日、6耐を2年連続で完聴しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?