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第81回中部フィル定期演奏会

今日は中部フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会へ行きました。
しらかわホールです。

ランチは伏見駅から徒歩2分にできた日乃屋カレーへ行きました。東京のチェーン店で関東に住んでいたときには食べたことがありますので、久しぶりになります。
たっぷりほうれん草カレーとツナサラダです。愛知だとカレーのチェーン店だとCoCo壱番屋ですが、CoCo壱番屋よりひりひりする辛さはあります。辛さ普通を頼んだ場合です。

今日は初期ロマン派ということでウェーバー、シューマン、メンデルスゾーンとなります。

個人的には初期ロマン派は好きでシューベルト、メンデルスゾーンは大好きな作曲家になります。

演奏会の前にプレコンサートがあり、大好きなメンデルスゾーン弦楽八重奏曲(第1楽章、第4楽章)でした。

⬛️メンデルスゾーン弦楽八重奏曲

2年前の宗次ホールのいきなりコンサートで中部フィルのメンバーでメンデルスゾーン弦楽四重奏曲第2番を聴きましたが、そのときのメンバー4人+4人の8人の演奏になりました。

中部フィルを聴きに行くようになったのもいきなりコンサートのメンデルスゾーンがきっかけだったので再びメンデルスゾーンを聴けるのはうれしかったですね。

16歳で作曲したとは思えない完成度の高い曲で、第1楽章は特にすばらしく展開部から第1主題に戻るところが自分は特に好きなところです。

プレコンサートでお腹いっぱいになるぐらい楽しめましたが、ここからが本番になります。

中部フィルの定期演奏会は過去にも指揮者の飯森さんのプレトークがあったりしてこういう試みは自分は好きですね。

⬛️ウェーバー/歌劇オイリアンテ序曲

ウェーバーというと魔弾の射手序曲は演奏会で何度か聴いたことはありますが、オイリアンテ序曲は初めてです。

魔弾の射手序曲とかなり似た構成ですね。後半にクライマックスがある形でオペラの物語を凝縮した形だと思いました。
魔弾の射手序曲と比べてもそんなに遜色が無いぐらいのいい曲でした。

⬛️シューマン/チェロ協奏曲

ソリストが佐藤晴真氏です。
3月の名古屋フィル定期演奏会は聴きに行けませんでしたので、今回が佐藤晴真氏のチェロソリストは初めてになります。

シューマンのチェロ協奏曲は内に秘めた情熱がすばらしく熱い曲です。
チェロの音色に合う曲ですよね。

佐藤晴真氏の演奏も熱演でした。
最初から最後まで聴き入りました。
今日のプログラム、シューマンもメンデルスゾーンも楽章間の休憩が無い曲なので、集中して聴けました。

ブラボーでした。

佐藤晴真さん、アンコールにバッハのサラバンドを弾いてくれました。
👏👏👏👏👏

⬛️メンデルスゾーン交響曲第3番スコットランド

シューマンのチェロ協奏曲とイ短調つながりなんですね。冒頭の部分を鼻歌で歌ってみると似ているところは感じます。

メンデルスゾーン交響曲第3番がすごいなと思うのはオーケストレーションで、音楽ホールで聴くとそれがよくわかります。
至福の時って感じで聴いていて幸せって感じです。
これはモーツァルトでもベートーヴェンでも味わえないメンデルスゾーンの世界ですよね。

最初から最後まで満喫しました。
メンデルスゾーン交響曲第3番、最高です。

今日は2階の真横から聴いたので、いろいろな楽器がよく見えたのが楽しめました。

最後に指揮者の飯森さんから挨拶がありましたが、しらかわホールがまもなく閉館になります。寂しいですね。
引き継ぐところが出てくるといいですが。
自分はしらかわホールができる前からクラシック音楽コンサートを聴きに行っていますが、初めてしらかわホールで聴きに行ったときに立派な音楽ホールでうれしかったですね。
そしてクラシック音楽コンサートのメッカになりました。
閉館してしまうのはもったいないですね。






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