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シューマン室内楽全曲演奏会第6回

今日はクラシック音楽の室内楽を聴きに行きました。
室内楽集団レーベインムジーク主催の演奏会で、シューマンの室内楽の全曲演奏を9回に分けて実施されます。今日は第6回です。今のところ皆勤賞です。


今日はかなり暑い日で、サッカーは高温のために中止という連絡がありました。この時期のスポーツは厳しいです。
自分は20代のときはトライアスロンやっていましたが、暑さできつくて倒れる選手がいるぐらい過酷です。自分はタイム狙いじゃなくて完走狙いだったので、無理なくゴールを目指す主義でした。
今は50代後半になってめっきり暑さに弱くなりました。

そんなことで最寄りの伏見駅のコメダで抹茶のミニシロノワールです。
アイスコーヒーだけにしようかと思いましたが、抹茶のシロノワールがおいしそうだったので、手が出てしまいました。

電気文化会館に到着しました。
地下2階にコンサートホールがあります。

今日はヴァイオリンが徳田さん、チェロが高木さん、ピアノが桑野さんです。

ベートーヴェン、シューマン、ブラームスという順番で聴きます。高木さんがトークで言っていましたが、3人の音楽の違いを理解しつつ、シューマンの音楽の際立つ長所を味わう主旨になります。

個人的にはベートーヴェンとメンデルスゾーンが好きで、前向きに進んでいくところに引かれてクラシック音楽ファンになりました。

シューマンやブラームスは内向きなところがあり、昔はもどかしさを感じていましたが、年を取るに連れてシューマンやブラームスをじっくり聴いて味わうようになりました。
クラシック音楽はいろいろな作曲家がいてそれぞれの良さ、それぞれの思いを理解することで、新しい世界、新しい自分を見つけることが楽しいですね。

室内楽集団レーベインムジークの演奏会はマイナーな曲までやっていただけるので、非常に勉強になるし、新しい世界が切り開けます。

◼️ベートーヴェン/ロンド作品51の2
◼️ベートーヴェン/奇想曲ロンド「失われた小銭への怒り」

ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第8番の予定が変更になりました。
めずらしい2曲で、自分も初めて聴きます。
ヴァイオリンとチェロのデュオでの演奏で、この楽器の組み合わせのデュオは今まで聴いたことないんですね。

失われた小銭への怒りは珍曲として曲名は聞いたことはありますが、怒りというのでベートーヴェンらしい鋭角的なフレーズが楽しめますね。

2曲とも20代のときの曲でヴァイオリンソナタの第1番から第3番のイメージに近い感じですね。

◼️シューマン/民謡風の5つの小品
◼️シューマン/アダージョとアレグロ

今度はチェロとピアノのデュオです。
したがってチェロの高木さんは今日はフル出場です。

この2曲はマイスキー&アルゲリッチのシューベルトのアルペジオーネソナタのCDにカップリングされていました。
昔から聴いているけど、アルペジオーネソナタのおまけみたいな感じで聴いていました。

いざ聴いてみると民謡風の5つの小品なんかはすごく素敵な曲で、シューマンの内に秘めたロマンが凝縮された曲で、今日の演奏会でも際立つすばらしさがあったと思います。

アダージョとアレグロもまたすばらしいですね。

シューマンの室内楽小品は抒情小曲集や3つのロマンスもそうですが、素敵な曲が多いですね。

◼️ブラームス/ピアノ三重奏曲第1番

この曲は大好きな曲です。
ベートーヴェンの20代の曲で始まって最後にブラームスの20代の曲。

ブラームスの曲って若い曲でもベテランの味があるんですね。
この曲は晩年に自ら改訂しているので、ベテランの味がかなり入っているかもしれませんが。

ブラームスの室内楽って楽器の対話とかうまいですよね。特にピアノ付き室内楽は優れた作品が多いと思います。

この曲はロベルト・シューマン、クララ・シューマンが生きていたときの作品で、お世話になったシューマン夫婦との思い出がいっぱい詰まった曲なんだろうな。

ブラームスのピアノ三重奏曲第1番の演奏、満喫しました。


アンコールには歌曲集ミルテの花から献呈。
クララ・シューマンへの愛情が伝わってきます。

次回の第7回はホームページを見ると来年7月で、クララ・シューマン1847という副題が付いているみたいですが、何の曲をやるのか楽しみです。
クララ・シューマン作曲のピアノ三重奏曲を聴いてみたいかな。







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