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富士山静岡交響楽団第119回定期演奏会

今日は清水文化会館マリナート大ホールへ行きました。富士山静岡交響楽団の定期演奏会です。
名古屋から朝早く出発しました。
清水駅に到着し、1つ目のお目当てへ行きました。

清水駅南のまぐろ館へ行きました。
お目当てのメニューはまぐろいっぱいのせ丼です。まぐろが超大盛りです。
これで1300円です。値段的にもお値打ちです。

2つめのお目当ては富士山静岡交響楽団の定期演奏会です。
清水文化会館マリナートはまぐろ館の向かいにあります。
つまりマグロとクラシック音楽が楽しめる場所が清水駅の南にはあるということです。

中は新しくてきれいなホールですね。
今日は1階の後ろの方で聴きました。

今日のお目当てはエルガーのヴァイオリン協奏曲です。エルガーのヴァイオリン協奏曲は30年前のクラシック音楽の初心者のときに引き込まれた曲でこの曲の大ファンです。
しかし音楽ホールでは聴いたことがありません。
チェロ協奏曲は大人気曲ですが、ヴァイオリン協奏曲はマイナー曲なんです。

今回はこの曲を取り上げたということで、名古屋から清水まで行きました。

■エルガー/ヴァイオリン協奏曲

チェロ協奏曲はどちらかといえば感傷的で暗い感じのところが心に刻まれる感じですが、
ヴァイオリン協奏曲はかっこいい曲であり、渋い曲であり、エルガーの交響曲第1番の方に近い感じです。

ブラームスのヴァイオリン協奏曲に並ぶぐらいの大作だと思っており、もっと評価されていい曲だとは思います。

三浦文彰さんのヴァイオリン素敵でした。この曲のスケールの大きさに負けていなかったです。
第3楽章ではぐいぐい引っ張っていてオーケストラとのやりとりが楽しかったです。

高関さん指揮の富士山静岡交響楽団もこの曲のスケールの大きさをじっくりと演奏し、長大な曲ですが、時間を感じないぐらいに内容の濃い演奏でした。

エルガーのヴァイオリン協奏曲、音楽ホールで聴けて良かったです。
もしかすると最初で最後かもしれないです。

■シベリウス交響曲第5番

熱いエルガーの後はのどかで開放的なシベリウス交響曲第5番です。

シベリウスの交響曲を聴くとフィンランドへの憧れがありますね。美しい自然の描写が心に刻まれます。また交響曲第5番は心が温かいんですね。

冒頭のホルンと木管楽器から始まるところはゾクゾクと来ます。そして牧歌的でのどかな感じがすばらしくのめり込んで行きます。

最後の終わり方が特徴があり、毎回ながら強烈な和音をいくつか弾いて終わるところが謎だなという感じはします。

エルガーもシベリウスもすばらしかったですね。

自分は静岡大学出身で大学1年2年のときは静岡市に住んでいました。専門課程の3年4年のときは工学部の浜松市に住んでいました。

帰りに静岡市の住んでいたところへ行き、ぐるっと散歩しました。
かなり変わったところもあるし、変わっていないところもありました。
夕飯にキッチンきねやへ行きました。
学生時代の35年前にもよく行っていたところでポークステーキ定食がおいしいです。店の人は若い人になっていましたが、昔と変わらない味でした。

マグロ、エルガー、シベリウス、ポークステーキ、すべておいしくいただきました。


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