13歳からのアート思考を読んで。
アート思考とは?
物事には以下の2つがある。
認知できるもの
固有名詞のある、完全なもの。完成品。
美術作品だと模写したもの。
下の写真で言う完成品の花。
認知出来ないもの
何これ?っていう、固有名詞のない不完全なもの。
美術作品にはこういうの多い?
下の写真で言う興味のタネや探究の根。
私たちはこれまでの教育の中で、
完成品を作ることを教えられてきた。
今はそれが正しいとは限らなくなってきた。
自分が物事に興味を持ち、探求して、
自分はこう思う!を作ることが求められる。
これがアート思考。
アート作品の見方
①背景とのやりとり
②作品とのやりとり
①背景とのやりとり
タイトル〇〇、〇〇時代の作品。
〇〇を描き、〇〇を伝えたかった。
この情報から作品の理解を深める。
一般的かな?私も美術館に行ったらこうする。
②作品とのやりとり
作品を自ら意味づけ、物語を作る。
自分の考えを生み出す。
これこそが面白いアート思考的な見方。
有名やけどよくわからない抽象画
って世の中にたくさんある。
その価値は何かというと…?
抽象的で情報量が少ないからこそ、
鑑賞者が入り込む余地があること。
作者と自分の考えが重なってその作品が成り立つ。
これを聞いて思ったのは、
海・山、自然豊かな場所
とか
地味・歌詞のない
ダンスミュージック・クラシックミュージック等
これらの魅力は何か??
情報量が少なく、何か物足りないからこそ、
意味づけしやすく、
こちらから思考する余地があり、
自分の考えを深く表現できる。
直面しているこれらと一緒になれる。
そんな気がする。
それが楽しいと感じる。
好奇心の赴くまま何かに没頭してみたい!!
美術館に行きたい!!
そう思えた、素敵な1冊。
ありがとうございました。
#読書の秋2020 #13歳からのアート思考
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