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チャレンジと居場所が共存する場所【富山】

こんにちは!しがない新卒一年目社員のもってぃです。
充実した年度末を過ごし、研修期間に突入し、いつのまにか5月になってしまいました。
あっというまに過ぎていく社会人生活に焦りを覚えつつ、推し上司と機会に恵まれ、なんやかんや楽しんでいる今日この頃です。

今回は、私が大学時代にスタッフとしてお世話になった『HATCH(ハッチ)』というコワーキングスペースについて書きたいと思います。
HPはこちら ※ハッチは「扉」という意味

「ハッチってどんな場所?」とお客さんに尋ねられたとき、はじめは答えあぐねてしまったこともありましたが、今は
「何かチャレンジしたい人が、気持ちをシェアしたり、繋がりを持ったりすることを通して前進できる仕事場兼憩いの場」だと思っています!

そんなハッチについて、主に夕方の受付とイベント企画を担当していたので、そこで得た学びや思ったことを共有していきます。

目次
①学生時代にHATCHでチャレンジしたこと
②社会人になって実感した学び
③感謝と抱負

①学生時代にHATCHでチャレンジしたこと

HATCHには、2022年10月頃から本格的にスタッフとして参加しました。
当時は予定していた留学を個人的な理由で断念し、「これからどうしよう」状態だったので、打ち込めるものが見つかり救われたような気持ちでした。

HATCHスタッフに参加することが決まって、最初に言われたMISSIONが
「学生向けイベント」の月1開催でした。

この時、同じ学生スタッフだったみおちゃんと一緒に月1回ミーティングし、「新規会員増加」を目標に、コンセプトと内容、集客人数を決めて、企画書作成やデザイン、進行などを分担して進めていました。(この習慣が入社してすぐに役に立ったのですが、それは②で書きます)

『今の学生が必要としていて、楽しんでもらえそうな企画は何か』
をみおちゃんと一緒に考え抜いて決めたのが「NEKONOTEピッチ会」です。
自分のまわりに活動的で自分のプロジェクトを持つ学生が増えてきていて、
同時に何かしたいけど何から手を付けて良いかわからないという悩みをもった1~2年生の学生もよく見かけるなと感じていました。
そんな「猫の手を借りたい」学生と「猫の手を貸したい」学生たちを繋ぐ機会があれば、学生の個人単位の熱量および富山はもっと盛り上がるのではないか?という仮説のもと、開催しました。

私がイベント運営をしていて好きな瞬間は、私のくだらない小ギャグで笑ってもらえた時と、フリーな交流のタイミングで、自然とそれぞれの山で盛り上がってる時です。私はこれをムフフタイムと呼んでいます。
進行やファシリが何もしなくても、自然と話が弾む空間を作れたとき、運営としての手応えを強く感じることができました。

「ただのピッチではなく、仲間を集めるもので、自分には何ができるだろう…と考えられる自主的になれるとてもいいイベントでした!」
「自分の刺激・原動力になった!また開催してほしいです!」
「応援したいなと思える、仲良くなりたいなと思える出逢いがあって、参加して良かったと思った!」

参加後アンケートより抜粋

アンケートの回答率がいい企画は、満足度が高い企画だったと言える、と何かで見たような気がしますが、NEKONOTEは毎回回答率も満足度もよかったです。
開催した結果、参加した学生同士で学生チーム会員を組んでくれたこともありました!!
イベントに魅力を感じてもらえたことで、HATCHにもいいイメージを持ってもらえた証拠だと思いました。

このイベント運営の経験で得た学びは、以下の3つです。

1,「こうなんじゃないか?」と仮説を立てた上で検証する
2,ターゲット=この人を参加させて満足させたい!を明確化する
3,当日の流れや起きうるトラブル、参加者同士のバランスや相性をくまなく想定する

(気づいていないだけでもっとあるかも知れません)

とにかくイベントは「準備が8割」であることを感じました。
ありがちな結論と思われるかもしれませんが、これを文字面で捉えるのと、体感して納得するのとでは、個人的には天と地の差があります。

このことを学生のうちに体感し、トライアンドエラーできたことは本当に文字通り”有り難い”ことだなと思います。

②社会人になって実感した学び

先ほども少し述べましたが、HATCHでのイベント運営の経験は、社会人になってとても活きました。
本配属3日目で、有り難いことに早速就活にまつわるイベント運営に関わる機会がありました。しかも、学生時代にお世話になった社会人の方と一緒に運営できるということで、喜び勇んでいました。
そこで、進行役を任されたので、HATCHでの学びを踏まえて以下のことを留意しました。

検討リスト
・学生にとって4月はどんな時期か
・このイベントは誰を喜ばせるものか
・イベント運営時、何に気を配らなくてはならないか
・事前のスタッフへの指示はいつまでにどれくらいするべきか
・参加者は何を求めてイベントに参加するのか
・参加者がどんな感情になればイベントは成功か
・この人はどういう属性で、どんな人につなげたらいい化学反応が起きそうか

仮説:就活を意識していない人が多く、現状はやんわりと出会いや経験を求める人が多いのではないか
ゴール:活動的な学生と特殊なキャリアの社会人との出会いを通して、刺激や満足感を得てもらう事で、参加者の本イベントに対するファン化を図り、イベントの長期化を目指す

新卒社員としては、相当生意気だったと思いますが、そんなことを考え、行動に移しながら進行しました。
メインであるトークセッションを盛り上げ、進行でもフォロー下さったアドバイザーの方や、「進行やってみなよ」と背中を押してくれた会社の先輩方、突然のお誘いでありながら快くお越しくださった富山のおもしろ社会人の3名、何より参加してくれたアクティブすぎる15名の学生のお陰で、イベントは自然と盛り上がり、いきなりピッチする学生が出るほど活気に溢れていました。
フリー交流の時間は完全なムフフタイムでした!!!
そのため、設定したゴールの一部は達成できたと感じています。

今回の経験で、いつのまにか、イベント運営者としての感覚がベースだけとはいえ身についていたことに、ちょっと感動しました。

なので今何かを学んでいる学生がもしこれを読んでいたら、すぐに学んだ!という感覚が味わえなくても、少し後で学びの結果がぶわっと来るときがくるので、耐え忍んでチャレンジを続けてほしいなと思います。

③感謝と抱負

ただの学生だった私に、リアルな学びの経験をくださったHATCHには、
心から感謝しています。

HATCHは私にとって、自分にとっての「ペースメーカー」でした。
スタッフとしてHATCHに行くと、いつも面白い会員さんやアクティブなスタッフと話すことができ、その交流を通して自分の活動や状態と向き合っていました。
くよくよ悩んだり立ち止まったりしたときに、いきいきとした顔つきで働く会員さんたちを見て、「このままじゃやばい!」と思って背筋を伸ばすきっかけをもらったことを今でも覚えています。
今も悩んだ時は、「私の中の◯◯さん」を召喚して考えるようにしています。(◯◯の部分は、客観的かつシンプルに考えたいときはことちゃん、自分今甘えてるな、と思ったら福原さんなど)

HATCHの卒業生として、もうワンステップ前に進むための私の現状の課題は、「自分の提供できることを明確にすることと、そのために技術を磨くこと」です。
今までは、学生であるというだけで注目してもらえたり、声をかけてもらえることもありましたが、これからは社会人として、より「何ができるか」をシビアに見られると思うので、自分の武器を理解し、それを誰かに提供して価値にできるところまで、この一年で伸ばしていきたいと思います。
(武器の部分はまだ固まりきっていないので、これを読んでいるどなたか!壁打ちさせていただけると嬉しいです!)

私にとって一番嬉しいことは、「挑戦の機会」をいただけることです。
仕事が仕事を呼ぶ社会人になれるよう、精進したいと思います。

最後に、お世話になったHATCH運営メンバーの皆さんへ。

学生企画のことをよく気に掛けてアドバイスをくださったり、気さくに話しかけてくださる安心感絶大な管理人の今泉さん
次々といろんなチャンスを経て変化していくのが憧れで、お洒落で会いに行きたくなる魅力いっぱいのメインスタッフのことちゃん
イベント運営の基礎をたたき込んでくださり、Laboreでミス連発してもなお、HATCHにお誘いくださったオーナーの福原さん
可愛い後輩な一方、既に自立していてつい頼りたくなる、デザインやセンスに圧倒的な信頼をしていた学生スタッフの先輩、みおちゃん
年末の大雪の日に運命的に出会い、半ば強引めな勧誘(ラブコール)を快く引き受けてくれたホスピタリティ全開な新入り学生スタッフ、あらしちゃん
また、最後の学生企画に参加してくれて、HATCHスタッフに関わることを決めてくれた、前途洋々な平野くん、鷹ちゃん

そんな温かくも尊敬できる先輩方や後輩の皆に囲まれて挑戦できたHATCHという場所は、間違いなく私にとって「チャレンジと居場所が共存する場所」でした。
これからも、場所は違えど、こんな場所やコミュニティ、ワクワクな空間をどんどん作れる存在であれるように頑張ります!

最後までお読み頂きありがとうございました。





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