辛いときには創作をするべきという話
こちらは 対偶TUT Advent Calendar 2023 6日目の記事です。
昨日はもってぃ先生によるアンガーマネジメントのお話でした。
自己肯定感リジェネ男による自己肯定感爆アゲ理論を書く予定でしたが、出来上がりを読み返してみたら内容が過激すぎたので発禁にしました。
はじめに
初めましての方は初めまして、豊橋技術科学大学2年情報知能工学科で生き生きと暮らしているもってぃと申します。普段はTwitterでウマ娘とブルアカのことだけを叫んでいるのですが、今回はたまたま目に入ったアドベントなんちゃらというものに参加させていただきました。
なんか自分らしいことを書きたいなと思ったところ、「創作」というテーマが一番語りやすいなと感じたため、みなさまにも創作ライフをしてもらいたいなという気持ち一心で、僭越ながら自分なりの創作論について語っていきたいと思います。
読んでる皆さま技科大生、又は理系大学生やその他大勢の現代人が面白く読めるようにしていくつもりです。
まず創作とは?
もしかして:創作?
そもそも、創作って何か。あまり考えたことがないと思います。
広いインターネットで小学生の頃に一番信用する情報源「Wikipedia」には、創作とは"それまでに無かったものを新たにつくり出すこと"と記載されています。他のサイトなどを見てみても総じて文字通り「つくること」が創作であると説明されています。
言ってしまえば0から1にする、無を有にする活動全般のことですね。例を挙げるとすると、「絵を描く」「小説を書く」「曲をつくる」あたりがメジャーなところだと考えられます。クリスマスも近いので恋人にマフラーを編んだりしている人もいると思いますが、それも創作ですね。創作料理も名前に創作が入ってるので創作です。創作ダンスも創作です。
0を1にするとはいえ、無理にオリジナル性を出さなくてもよい
でも0から1にするのってバカくそ難しいじゃないですか? 特に何もやったことがないのに、最初から創ってねと言われても何もできません。
だからまずは二次創作で良いんです。好きなアニメのキャラを描いてみましょう。好きなカプのSSを書いてみましょう。好きな曲をリミックスしてみましょう。料理のレシピになんか1種類食材を足してみましょう。
Q. それって0から1じゃなくて1から2じゃないですか?
A. うるせ〜〜!!!!!知らね〜〜〜〜!!!!𝑭𝑰𝑵𝑨𝑳 𝑭𝑨𝑵𝑻𝑨𝑺𝒀───
そんなことは気にしてはいけません。いいですか、二次創作です。
二次創作は二次とはいえ、立派な創作なんです。名前に創作があるから誰が何と言おうとも創作です。他人の作ったものを見てノウハウをつけていきましょう。何事もインプットが大事です。 ちなみにこの世にはだいたいガイドラインというものもあるので、もしネットに投稿したりするときはガイドラインがある場合にはガイドラインに従ってみましょう。
辛すぎる奴ほど創作をやるべき
最近の若者は……
なんか大学生って高校時代より一人でいることが多いので、病む人はよく病む。辛いことがあると相談できる相手が中々いないのって苦しいですからね。というか最近の現代人ってすぐに病みがちなので、すぐにSNSのアイコンが真っ黒になってしまい、ステータスメッセージやポスト内容がポエミーになり、インスタのストーリーがミシン目みたいになります。
その病み度練り上げられている、至高の領域に近い。そんな人たちに普段から病んでないくせに、ポエミーなポストばかりして現実逃避している自分から素晴らしい提案をしよう。(上弦の参)
お前もWeb小説を書かないか?
別に書かなくても殺しはしませんが、これが自分が今回一番言いたいことです。うるせぇ!!!書こう!!!!!!!!
苦しいことを全部物語の中で書こう
世の中苦しいことだらけです。勉強だとか労働だとか、友人関係やら恋愛関係やらストレッサーなんて現代社会には無限にあります。でも他の人に直接言うのは少し憚れますよね。人間関係に繊細ニキネキの方は特にそうだと思います。
そこで世間の目から隠れて思っていることを全て小説に乗せて書いて投稿しちゃいましょう!!
実は経験則ですが、ネットに投稿するような小説は、主人公がどん底に落としてその中の小さな幸せを嚙みしめながら大きな幸せを願うようなものがウケが良いというものがあります。
自分の考えを主人公に語らせて、主人公をなりたい自分にさせてあげましょう! 最強になるもよし、モテモテになるもよし、主人公を支えてだんだんとその存在が主人公にとって大きくなっていき、仲間という関係で納まり切らないようなところまでなってきたのに最後の最後に主人公の目の前で死んで思い出に残るような異常性癖な願いのあるヒロインになりたいのならその視点を中心に書けばよいのです。
作者は経験したことしか書けない
これはたまにSNSでジョークの一つとしてずっと言われていることです。まぁ、冷静に考えてみるとそんなわけないです。だってそんなこと言ったら何回か蘇っているような化け物がそこそこの数実在することになってしまいます。
しかし、このジョークが言われ続けているのかというと、「経験したことの方が上手く書ける場合が多い」ということです。必要条件か十分条件かという理系が好きなあれですね。
ちなみにこれはアマチュアとかに特に言えることです。逆にプロになってくると、人を殺したことがないのに人殺しの心理描写が上手かったり、恋愛をしたことがないのに恋愛小説が書けるようになります。
つまり、X(旧Twitter)でメンヘラみたいなポストを夜に書こうとして下書きに消えていくような人や、寝る前に突然虚無感に襲われて人生が虚しくなっていくような人は、その経験を活かして夜の虚無感を私よりも鮮明に描写ができるはずです。
小説家になるべき
数ある創作の中で今回自分が皆さんに小説を書いてみようと言う理由には3つほど挙げられます。
始めるときに基礎が既に身についていることが多い
言語化することでストレス解消になる(こともある)
金がほぼかからない
ではそれぞれ解説していこうと思います。
始めるときに基礎が既に身についていることが多い
皆さんは普段恐らく言語を駆使してコミュニケーションを取り、言語を駆使して勉学に励み、言語を駆使して生活をしていると思われます。
つまりもう小説が書けます。
もう一度言います。もうあなたは小説を書くことができます。出来がどうなるかは知りませんが、確実に文章を書く力があるので読むことができる小説を書けるはずです。
作品というものは他人の評価を得てようやく完成します。
人が読めるような作品を書くことで他人にも読んでもらいやすく、しかもほとんどの小説サイトの評価は加点式なので、低評価がこっちには感想以外でつたわらないです。しかも酷評するような感想は運営対応が入るので消されます。承認欲求が満たされる~~~~!!!!最高やな!
では他の創作はどうでしょうか。
絵、描けますか? 曲、作れますか?
はっきり言って少し苦しいところがあると思います。形になっても人様の前に出せるものとは言いずらい出来になりがちだと思います。
言語化することでストレス解消になる(こともある)
皆さんは心のうちに貯めこんだ呪詛、そのまま誰かに伝えることができますか?その苦しみを吐き出すことはできますか?
私はできません。いきなり友人に「──世界平和って、大事だよな……」とかは言えませんね。
そこで小説の中でその苦しみを主人公に代弁してもらいましょう!!!!
絵師が自我出すな!!とか言われていますが、小説家は作品の中で自我を混ぜることができます!!!やったね!!!
普段話す相手がいないので書けなかったこと思う存分書いちゃて下さい。頭の中で考えていた苦しみを書き出すのはとても気持ちがよい上に、しかも読者は感情の動きやクソデカ感情が好きなので苦境におけるキャラの独白は高評価が貰いやすいです!!!思想を乗っけよう!!
金がほぼかからない
最後の理由ですが、金です。
世の中、結局金です。
小説というものは書いても中々儲かりませんが、初期投資もほとんどありません。せいぜいパソコンのキーボードを変えようかなぐらいです。
書き方のHowto本とかありますが、はっきり言います。
費用対効果が薄すぎます。なのでいらないです。
小説投稿活動に真剣さんや、小説家として生きていくことを決意した方は必要かもしれません。しかし正直アマチュアの趣味でやっていく分には、テクニックを学ぶとそれに気を取られて一番大事なアウトプット量が少なくなる、つまりストレスの吐きどころが無くなり、今回のこの話ではノイズとなってしまいます。
ちなみにカクヨムという小説投稿サイトにアップしてかなりのPVをもらえると広告収入が入ります。
金を使うどころか稼げる……!?(まぁ、人気にならないとそこまで稼げませんが……)
最後に
いかがでしたか?
小説をおすすめしたのは、私が小説で成功したというのも理由の一つに挙げられます。ですので自分に合った創作を探して、自分の内側を表現していくのが大事だと思います。
自分が創作をしていたモチベーションの一つに評価がもらえることがあります。承認欲求がこじれすぎてしまった結果ですね。
この記事も反応が欲しいなと思って執筆している側面もあります。最後にスキをポチっと押してくれると助かります。私の記事だけではなく、他の人の記事もどんどん押してあげてください。
明日は、も先輩の「持続可能な自炊生活を目指して」です!
得意料理がカップヌードルな自分は大変気になっております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?