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アニメログ:シャーマンキング(旧アニメDVD)

 Twitter(@Mottsu_orHibana)に書き貯めたログです。
 個人的に印象深い廻を見出しにしています。

▼ DVDで3周め(2013/5/12-6/13)

第一廻「幽霊と踊る少年」
逢えたのがまん太でよかったと、心底思う。クラスでの淡白な態度も、「おいらを観てて欲しい」と言う言葉も、まん太が受け入れてくれたことに安堵する姿も、孤独を抱えてきたからこそ。まん太にとっても、葉くんは魂の友達なんだろうな。・・・この廻は、カラオケでよく観るね。

第二廻「待つサムライ」
阿弥陀丸はこの辺が渋さのピークだよね。喪助は常に渋いけども。最後の「春雨の奇跡として、地方新聞の片隅に小さく載った」というところが好き。小さくて、大きな奇跡。

第三廻「もう一人のシャーマン」
日常のゆるさのベクトルが違ってるかんじ。これ、結構ずっと感じることなんだけどね。阿弥陀丸がサイズだの王だの言うのはまだしも、葉くんに「おいらに双子の兄弟は居ないぞ!」って言わせちゃったのはミステイクだったよね。リマスタで修正とか、してもいいんだよ?

第四廻「憑依100」
葉くんと蓮の対比がうまい。どこまでもゆるやかな葉くんと、ひたすらにかたくなな蓮。主君に反抗する阿弥陀丸と、主君に従う馬孫もそうかな。霊がシャーマンを主君にするって辛いな。戦うときに傷を負うのは、どう足掻いても主君でしかない。ああっアンナさーーーん!

第五廻「おシャマなシャーマン」

アンナさまご登場! この廻、節目節目によく観てる。
アンナさまは非情だけど、葉くんに絶対の信頼を寄せているのは、充分に伝わる。修行の演出は歯がゆいけれども、細やかな心情はよく伝わる。最後の「暴れたいんならそう言えよ、阿弥陀丸」の葉くんがかわいい。

第六廻「カンフーマスター」
「知って欲しいんだ、僕の好きなもの」のまん太がとてもかわいい。とくに、白竜について話す姿。シャーマンはすでに霊で在るものを持ち霊にする。でも、潤姉さんの白竜は違う。使われるために、霊とされた者。麻痺してしまったけど、本来はまん太が泣いたように、ひどいこと。

第七廻「パイロン怒りの一発」
木刀を求めるまん太の漢気。木刀を貸す竜さんの漢気。まん太に応える阿弥陀丸と、白竜を諫める葉くんの漢気。気が付けば、格好良い男たちばっかりだ。いえ、イタコの本領発揮なアンナさまも格好良いんですけども!

第八廻「シャーマンライフ」
初アニオリ廻。
幻陰さんの幽外も、お札をしてないキョンシーなんだよね。個を認めていたってことに・・・ならない、かな。それにしても道家ってちゃんと人材居たんだなあ。キョンシー以外にも。

第九廻「北の国から来た少年」

ホロホロの自然と人間の調和って考え、すごくすき。これが調和の取れた姿か?この鉄の街が!? でも憑依合体コロロinスノボはいつ観ても、あれ・・・オーバーソウルじゃないの・・・?ってなる。

第十廻「因縁600年」
因縁600年の響きがすき。トカゲロウは恐ろしくとも。600年の怨みは重い。怨んで怨んで怨んで、濁った魂はどこへ行く。そこに居たのが葉くんで、良かったね。

第十一廻「春にふる雨」

トカゲロウは取り憑く相手を間違えた。トカゲロウは怨む相手を間違えた。そこに居るのは仲間ばかり。孤独を知ればこそ、強い魂を持つ仲間を。寂しいひとはすき。寂しさゆえに満たされず、罪を負ってしまうようなひとが。

第十二廻「始まりを告げる星」
春雨を霊的な刀で代用するって、何対策だったんだろ。そんな設定、すぐ忘れちゃうんだけどさ。霊が見えるけど、超自然的な感覚はないのって、きっついよなあ、まん太。ほんの少し垣間見えてしまうからこその、疎外感。

第十三廻「オーバーソウル」

「楽で居たい以外の目的は持ち合わせていない」ってアンナさまは言うけれど、色んな理不尽をひっくるめて、腹に落とし込んでるって言うほうが、個人的はしっくりくる。オーバーソウルを閃くのも試練みたいな雰囲気だったけど、結局は実技試験だったよね。
 +
マンキン世界の霊能力って、基本的に血統だ。だからオーバーソウルを知らないというのは、本来ならおかしな話。突発性の霊能力は、そのひとの心を蝕む。自分にしか見えないものとの葛藤は・・・現代的。

第十四廻「シャーマンファイト」
アンナさまが聴きたいラジオは、きっとめぐさん。ばっちりぴったり、あらステキ! 今回から登場のピリカ、ひたすらかわいい。敗けたって、次がある。

第十五廻「ボーン・キラーズ」
感情的な葉くんは、何故だかとても安心する。自分たちに近く感じるから。まん太はいつも、葉くんの後を追いかけてるように思うけど、本当にかけがえなく思っているのは、実は葉くんのほうなんじゃないかな。そのことにも安心する。

第十六廻「ファウスト・ラブ」

ファウストは、エリザを人形扱いするな、と言うけれど、その愛しのエリザにひとを殺せと言う。魂のない骨を、いちばん人形だと思っているのは、ファウストなんだよね。ジレンマ、ゆえの、狂気。

第十七廻「ベストプレイス二人旅」
竜さんのベストプレイス論って本当に深いんだよなあ。自分が自分で居られる場所。サービスエリア、すきなんだね武井さん。アニオリのエリーミリー、色物だけどミリーものすごくかわいいよねえ・・・竜さんもメラメロ!

第十八廻「よう」
黄泉の穴が心底恐ろしい。自分を無とすること。しゃべってるオーバーソウルの阿弥陀丸楽しい!禊するアンナさまは美しい。

第十九廻「2人のビッグソウル」
待つ女にも、心の強さが要る。自己陶酔に浸っているようでは、本当の待つ女とは言えない。そんな気がする待つアンナさま。葉くんの戦いは恐くない。だって、いつもの葉くんだから。

第二十廻「ソウル摩多霊園」
ふんばり温泉には、いつの間にか人が集まるなあ!予選最終から、道家編へ突入するこのスピード感がすごい。一回、シャーマンファイトそっちのけになるのもすごい。

第二十一廻「ビリーブ」
善良wが出てくるから、ハオさまの名前が出るなーって思ってたら、まさかの登場だった!そんな最後に子悪党みたいに!葉くんを行かせる無言のアンナさまの心中や、いかに。きっと、掴んで引き留めたいはず。でも、しない。ただ見送るだけ。まん太は一緒に行ける、けど。

第二十二廻「オレたちの必殺技」
竜さんとトカゲロウの相棒なかんじ、しっくり来すぎて涙出そう。よかったね。よかったねええ。白竜麒麟変化なんぞ、と思ってたら、他人の身体を媒介にオーバーソウルしてる、とか伏線だった。その前から円さんの演出もちゃんとそれっぽいし、気合いがすごい。

第二十三廻「蘇る娘娘道士」
いつも思うけど、沙門さんキョンシーになってるなら、クチヨセできないんじゃあ?ここ最近でキョンシー化されたの?魂が偽者ともよぎったけど、それじゃあキョンシーの意味ないよね。ごく最近に、魂すらも改造された、のかな。あと潤さんの台詞もっと溜めて!
 +
魂すらも、と打つと、神々の魂すらも打ち砕き、でラグナ・ブレードが出てくるのはスレイヤーズ好きの本能だと信じてる。

第二十四廻「不死身の道円」
brave heartメラ格好良い!
道家の面々も格好良いと思うよ。作画も良かったし笑。あえて悪たる人殺しの道をゆく道家。ちょっとゾルディック家みたいだよね、って母に云われた。ええ、本当にね。

第二十五廻「シャーマンの旅へ」
別れを惜しむのは、見送るほうばかり。一緒には寝られない、いまは。
未来王はさみしがり。一緒には暮らせない、いまは。

第二十六廻「ビッグ・アメリカ」
リーリーファイブ何で五人にしちゃったんだろうね笑。きゃんきゃんしてるけど、息が抜けて、すきだよ。しかし罠のシチュエーションがリリララ被りではないかね?

第二十七廻「ダウジング・エボリューション」
リゼルグのぶれない危うさ。誰もがスルーしてきた、葉くんとハオの類似性に気付く危うさ。赦されることは知ったのに、赦すことは知らない危うさ。すべてハオのせい、ってことで、本当にいいのかな。

第二十八廻「リゼルグ・リベンジャー」
さみしさはひとを狂わせる。その狂気は、次のさみしさを生む。時には、憎しみをも。
それにしてもミリリゼかわいい!それを竜さんが見ている構図がすき。竜さんの、割と禁断の愛!

第二十九廻「メラ根性」
自然と人間の在り方も、マンキンのテーマだよね。勝つのではない。共に生きる。飲まれず、飲み込まず、共に。けれど私が生きるのは、自然をねじ伏せた場所。

第三十廻「うばわれたオラクルベル」
息抜きオラクルベル盗難廻、楽しいーーー!蓮の33推し何なのw
一方で、超・占事略決とか1080とか、きっちり動き出してるとこもいい。

第三十一廻「精霊の森」

精霊たちと戯れるみんなが、すごくすき。なのに、さみしんぼうのハオさまが乱入してきて、もう。ひどいよ。泣いちゃうよ。リゼルグだって、やわらかく笑ってくれてた、のに。

第三十二廻「ホロホロ苦い友の味」
きれいなブルーベルさんが男前なアレンさんになったー。
人と自然の生きる道。霊って、自然に近い存在なんだよね。人間霊であっても。なのにリゼルグ病んでるし、アシルさんドヤァて出て来たア!

第三十三廻「ひみつな麻倉」
ひみつな麻倉、の響きがすき。
子孫て、ちょうどいい距離感だよなあ。似ていることの理由として。でもアシルくん死亡。X-LAWSの処刑という言葉のおこがましさよ。

第三十四廻「ホロホロ苦い友の味」
温泉で日本と中国ごたまぜ、を普通に受け入れてるのがいいな。おおらか。不自然なものは、すぐに見抜かれる。初めてアンナに勝った、がかわいい!

第三十五廻「吸血鬼伝説」
Northern lightsとおもかげに! アイキャッチが変わらなかったのが当時は残念だったけど、いまだと変わらないことに安心する。音楽は凝ってるし。
マルコはうさんくさいとしか言いようがないよねえ。

第三十六廻「天使のピストル」

ブラムロがボリスを想ってくれてるアニオリ補完がすごく嬉しかった。
正しい人殺しなんて、あるものか。殺す以上の悪が、あるものか。寂しさと哀しさなら、どちらが汚れがないんだろう。いちばんきれいなのは、優しさだけど。

第三十七廻「ジョーダンキング」
チョコラブの、笑いは世界を救う、って、年を重ねるごとに染み入る気がする。笑えば息ができるようになるよ。そしてヒトダマモードのミックかわいい。まん太onファウストのひざもかわいい。車椅子のほうがよりかわいいんだけどね、本当は。

第三十八廻「セミノアの伝承歌」

リリララの美しさよ。解放されて、よかった。ハオに喰われなくて、よかった。しかし少年のころはみなみさんで青年になると緑川さんとか・・・おいしいなソレ・・・。

第三十九廻「花組」
幻の!左!「ホロホロ!上だ!」のあとに「ゆうじ!」と叫ぶのがうちのデフォルト。ビバうえだゆうじサン。
カナちゃんは葉くんに「人間霊を使ってるから」なんて言うけど、花組って基本的に人間くさい霊使ってるよね。特にアシュクロフト。

第四十廻「超・占事略決」
孤独からくる選民思想。滅ぶと滅ぼすは違うよ。人間とシャーマンは友達になれるよ。この地球は汚れども。

第四十一廻「爆れつオーバーソウル」
兄弟伏線張ってるなあーと思ってた、ら!アニメはここで「弟よ」か!「あいつはオイラの兄なんよ」も聴きたかったけど、これはこれですき。
秘密と真実の違い。あの親父うさんくさいじゃんw

第四十二廻「スピリットオブソード」
「ジャンヌとは誰だ!」お前の嫁になる女だよ蓮!
葉くんも阿弥陀丸も、揺るぎなくて安心する。二段媒介だーーー!

第四十三廻「神々の闘い」
ナイルズもX-LAWSも、自分の正義で動く。正義の味方は、自分の味方。モルフィンの哀しい瞳が、リゼルグの良心。

第四十四廻「もうひとふんばり」
巫力は心が生み出す。オーバーソウルを具現化する力が必要だけど、すべては心が決める。ふんばり温泉vsICE MEN、ひさしぶりにすぅっとする戦いだった。

第四十五廻「グレートスピリッツ」
グレートスピリッツ、って、理解できないよね。意識の集合体だから、っていうのもあるけど。すべてを決める全能の意志など、あるものか。

第四十六廻「道の亡霊」
幻陰さん28歳w 道家のその後、仕えていた人達のことも描くのは、すごくいいなあ。このへんからアニオリ登り下りだけども。

第四十七廻「メラ純情」
竜さんロリショタずきだから、テコ入れされて14歳以上も対象にしたのかな?笑
足るを知れ、って、根の深い言葉だと思う。さみしさで求める世界と、飢えで求める世界は違う。

第四十八廻「ドラゴンの伝道師」
いつから子どもとか大人とか言うようになったシャーマンファイト。というか、本戦出場者でもメンタル弱い人が多いよねえ。これからを思っても。
 +
特典映像、ゆうこさんのSILENT WEAPON・・・フリがひどいw この唄すきなんだけどなーーー!今日は死ぬにはいい日だ。

第四十九廻「ドクタードクター」

チーム・エンセイオス戦、まん太のモノローグっていうのが、静かでいい。しばらくぶりの静寂。ファウストとのトラウマを、涙で見せてくれるのが、丁寧でいい。息子のために戦う両親、に、心痛める息子、がたまらなく愛しい。

第五十廻「オレの心にゃ闇がある」

オレの心にゃ闇がある、けど、原作準拠じゃないから、まだペラい。
蓮は繊細、ホロホロは複雑、チョコラブはシリアス。ダイレードの孤独。
チョコラブは人を救った。ごく自然に。それは紛れもない事実。

第五十一廻「シャーマンハント」
シャーマンって、みんなどこか脆くて、愛おしいなあ。それでも霊を、友達と言えるか。それが葉くんと不動の違い。
まん太シャーマン化ーーー!当時はなにゆえパソコンが媒介?と思ったけど、そっか万辞苑は知識のハンマー(鎚)だ!

第五十二廻「特訓だよ!? 全員集合」
一年経つのにこのユルさ!笑
米粒に書ける名前は、ひとつだけ。米粒探すの見てると、ゲームを思い出すな。いっくら探しても見付からない1080・・・!
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特典映像、朴さんの流露・・・やっぱりフリがひどい!これ誰のせいなのかなーーー!

第五十三廻「バイバイ」
麻倉は、誰かを育てる家らしい。憎まれ役になっても、例え本当に憎まれても。
って、監督がコンテ切って、あんなに原画さんが居るのに、あの作画はないよね!?

第五十四廻「8番目の天使」
仇を討つために、形見を捨てるなんて意味が無い。偽りの家族を得るために、本当の家族を捨てるなんて意味が無い。リゼルグは迷子。深い深い森の中で、独り。

第五十五廻「ゲートオブバビロン」

忘れがたきゲートオブバビロン。
放映当時はハオを憎らしく思っていたのに、この廻のジャンヌのほうがもっと憎らしくなって、ハオすら味方に思えてた。敵の敵は味方か。否。

第五十六廻「バビロンの扉」

忘れがたきバビロンの扉。
アニメ大暴走。シャマシュを食らうSOFはすきだ。
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特典映像、奈々さんの花星空・・・何か化粧はライブ慣れしてないかんじなのに、唄ってる姿は堂々。流石だ・・・。

第五十七廻「シャーマンファイト終了?」
巫力の数値化、始まってしまったね。グレートスピリッツを手に入れたくらいで、世界をすきにできるものかなあ。

第五十八廻「炎上エンジェル」
天使たちとモルフィンが一体化した姿は、女神に近かった。確かに天使ではなくなっていた、のかも知れないけれど。優しさこそが、いちばん正義に近い、もの?

第五十九廻「星の聖地」
このあたりの戦いは、とても虚しい。ハオの言動は非情に思えるけれど、それに救われた彼らも居るんだよね。でも、まん太をないがしろにすればするほど、ハオのちいささが浮き彫りになる。

第六十廻「友達」
葉くんや蓮の使う「友達」という言葉がすき。そこには温かな何かがある。甘いだけでない何かが。仲間という言葉もすきだけどね。
 +
特典映像、ほっちゃんのその先のJustice・・・スタチャフェスだからお客のノリがすっごい笑 ほっちゃんはいい意味で変わらない人だよねえ。

第六十一廻「永遠にサヨナラ」

永遠にサヨナラ、の響きがすき。
アニメのハオさま、途中までは弟を鍛えるために悪役に徹するお兄ちゃんぽくていいんだけど、一転、葉くんを要らないと言った時点で、ハオさまではなくなったと思う。切り捨てるものか。最後のアンナさまの叫びも、何か違うと思うんだ。

第六十二廻「DIE・激突!!」
葉くんは要。先に立って導くひと。まん太も本当は要。後から追いかけて押し上げるひと。アニメのハオさまにはどちらも居ない。原作だと、導く存在が乙葉千代で、押し上げる存在がマタムネかな。あ、どっちも人外・・・笑

第六十三廻「在るべき場所」
葉くんは仲間とともに在る。呼び戻したのが阿弥陀丸というのが嬉しい。ハオさまは独りになった。オパチョ離れていくのが哀しい。アニメのハオさまは本当に、本当にさみしそうで哀しい。葉くんだけは判ってあげてね。

最終廻「エピローグ」

葉くんが生まれてくれたから、ハオさまは永遠に独りでなくなったんだよ。だから葉くん、迎えにいってあげてね。
最後の『魂魄重ねて』は、いま聴いても涙が出てくる。あまりに愛おしい日常。
 +
「ふんばりの詩」、武井テイストの濃縮。この吹っ切れた、どこか物悲しいところがすきだよ。あとアンナさまものすごくかわいい。

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