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そだてくエッセイ3//生活の中で、子どもと関わるとき何を軸にしよう。

座談会に参加してくださった

あるお母さんがことばにしました。

「自分を軸にして
毎日子どもと向き合って
生活しています。」と。

「まずは母である自分自身が
楽に過ごせるということを一番に考えてみました。
結果的に子どももリラックスしている気がするんです。」


「軸」ということばに
反応しました。
普段から「ブレない」ということばで
お母さんがブレずに落ち着いて
日常を過ごすことは大切だと
アドバイスすることはよくありました。
それを違う視点から表現しています。
ブレるはどちらかというと外側。
軸は自分の内側。
とてもわかりやすいイメージ。
毎日の流れの中でブレを少なくするにはどうしたらいいのか。
流れの中で何を大切にし、
優先順位をつけるとすると何を一番に考えるか。
何を軸にして生活をしていくかをちょっとイメージしてみる。
そこに「気づき」があるような気がします。

このあ母さんは自分を犠牲にして苦しむのではなく、自分が楽に過ごしている感覚を大事にしたようです。え?って思うかもしれません。一見自分中心?と感じたかもしれません。

でもお母さんという生き物は、得てして「~してあげている」「自分だけが頑張っている」という感覚に陥りやすいものです。することはするんだけれど、少しでも楽な方法やスケジュールイングでこなしていくことで、このお母さんは気持ちが楽になり、笑顔が増えたというのです。それが結果お子さんへのよい影響となったのです。

もちろん軸は人によって違っていいし、同じである必要はないのです。時期により変わるかもしれません。必ずこれと決めたもにこだわる必要もないように思います。

お母さん自身の心地よさかもしれない。
寝る時間は絶対確保したい!かもしれない。
子どもの好きなことをさせてあげる。かもしれないし、
ご飯は家族で一緒に。かもしれない。

もしそれを軸にして、みんなが笑顔でいれるならOK。
誰かが辛いならもう一度考え直してみる必要はあるかもしれない。


みなさんは何を軸にしますか?


小さな積み重ねが誰かのために。いただいたサポートは今後の親子支援の助けになります。先ずは、今企画中の「今どう考える?子どもの育ち」で募集した作文の冊子作成のために使います!よろしくお願いします。