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23/10/16 (月)「リスク回避のような動きが目立った金曜日」寄り前情報


(発熱中のため、簡略版)

週間のnoteの方でも触れましたが、家族で発熱中。
そのため、更新内容を簡略化しております。

米国株主要三指数の値動き:

先週の金曜日における米国市場ではリスク回避をするような動きが目立ち、ハイテク株を中心に大きく下落する一日となっていました。
一方、決算発表のあった金融大手JPMorgan Chaseや保険大手のUnitedHealth Groupなど、決算を受けて上昇する大手企業が支えとなり、ハイテク株比率の高いNASDAQ総合の下げが大きい中、NYダウは小幅上昇となりました。

先週の金曜日にはイスラエル軍がガザ地区へ大規模な攻撃を仕掛ける準備をしているとも報じられ、身動きが取れなくなる週末を前に警戒する動きもあってか、金融市場はリスク回避のような動きが多く見られる一日に。

ミシガン大学の発表する消費者信頼感指数の速報値は前回や市場予想を下回ったものの、1年先期待インフレ率は市場予想以上。それにも関わらず、米長期金利が低下の動きをみせており、こちらもリスク回避と解釈できそうな動きに。

S&P500業種別指数などの動き:

S&P500業種別指数は11業種中5業種上昇となりました。
エネルギーセクターが大きく上昇。
昨年導入した対ロシア制裁のひとつとして、開場輸入時の価格上限を設けていましたが、先週木曜日にその価格上限を超えてロシア産原油を積んでいたタンカーの船主に初の制裁がおこなわれるなど、中東情勢以外でも原油関連に動きがありました。

長期金利低下の中で、ディフェンシブ系のセクターも上昇。
大手で決算のあった金融業もわずかに上昇。

その他の主な動き:

-- その他指数 --

-- 欧州株 --

-- 為替 --


今日の注目ポイント

【今日・今晩の主な予定】

-- 本日の日本市場 --

本日の日本市場のポイントとして、
①金曜日の米国市場を受けた動き
②売買の大きさ

の2つを挙げます。

金曜日はリスク回避の動きが目立ったものの、これが動けない週末を見据えての動きなのかが一つのポイントに。もしそうであれば連日のように下げる事態にはならないかもしれませんが、リスク回避の動きを強めたと思われるイスラエルによる大規模反撃は、退避勧告をしてからまだ開始されておらず、緊張が続いています。

もう一つ気になるのは売買の大きさ。今週は米国でTeslaの決算が注目イベントとして控えていますが、経済統計に関しては小売売上高などで、重要ではあるものの、CPIや雇用統計に比べれば事前のインパクトはそこまで大きくないとも言えます。
月末になれば日本でも決算が本格化するわけですが、その前に出来高が出来る形でしっかりと盛り上がるような動きを見せるのかどうか

-- 今晩の米国市場 --

今晩の米国市場は今週の中では材料が少なめ。
一方で火曜日からは決算発表や経済統計が多く控えており、一転して材料が多くなります。
そのため前もっては動きにくいと感じる1日。


今朝の注目ニュース

長らく独禁法違反などで話が進んでいない状況から動き出した、MicrosoftによるActivision買収。
Xboxを有するMicrosoftが、コールオブデューティなど人気ソフトを作るActivision Blizzardを買収することで、PlayStationを有するSONYにとってはマイナスと捉えられ、この話が挙がるたびに株価が右往左往していました。


指数・今後の重要イベント

終値
Dow 30 : 33,670.29 ( +0.12% )
S&P 500 :   4,327.78 ( -0.50% )
NASDAQ: 13,407.23 ( -1.23% )

イベント

2023年10月第3週
10/17 (火):米9月小売売上高
10/17 (火):米9月鉱工業生産
10/18 (水):米9月住宅着工件数
10/18 (水):ベージュブック公表
10/19 (木):米10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
10/19 (木):米9月中古住宅販売件数
10/20 (金):日本10月全国消費者物価指数

2023年10月第4週
10/25 (水):米9月新築住宅販売件数
10/26 (木):米9月耐久財受注 速報値
10/26 (木):ECB理事会
10/27 (金):配当・株主優待 権利付き最終日
10/27 (金):米9月個人所得・個人支出・PCEデフレーター

2023年10月第5週/11月第1週
10/30 (月):日銀金融政策決定会合(~10/31 31日に会見予定)
10/30 (月):TOPIX浮動株比率の定期見直し実施前日
10/31 (火):米10月消費者信頼感指数
10/31 (火):FOMC(~11/01 日本時間2日早朝にパウエル議長会見予定)
11/01 (水):9月JOLTS雇用動態調査
11/01 (水):米10月ADP雇用統計
11/01 (水):米10月ISM製造業景気指数
11/02 (木):英国金融政策委員会
11/03 (金):米10月ISM非製造業景気指数
11/03 (金):米10月雇用統計
11/03 (金):文化の日 日本休場
11/05 (日):米サマータイム終了

2023年11月第2週(SQ週)
11/10 (金):米11月ミシガン大学消費者信頼感指数 速報値

2023年11月第3週
11/14 (火):米10月消費者物価指数
11/14 (火):MSCI定期見直し公表
11/15 (水):米10月卸売物価指数
11/15 (水):米10月小売売上高
11/16 (木):米10月鉱工業生産
11/16 (木):米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
11/17 (金):米10月住宅着工件数

2023年11月第4週
11/21 (火):米10月中古住宅販売件数
11/22 (水):米10月耐久財受注 速報値
11/22 (水):FOMC議事要旨公表
11/23 (木):勤労感謝の日 日本休場
11/23 (木):サンクスギビングデー 米祝日
11/24 (金):サンクスギビングデー 米短縮取引
11/24 (金):日本10月全国消費者物価指数

2023年11月第5週
11/27 (月):米10月新築住宅販売件数
11/28 (火):配当・株主優待 権利付き最終日
11/29 (水):米11月消費者信頼感指数
11/29 (水):ベージュブック公表
11/30 (木):米10月個人所得・個人支出・PCEデフレーター
11/30 (木):MSCI定期見直し実施前日
12/01 (金):米11月ISM製造業景気指数

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