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22/11/29 (火)「中国を気にしながら」寄り前情報

中国を気にしながら

先週末の祝日や短縮取引が明けた月曜日の米国ではマイナス圏で主要三指数が始まったあと、揃って今日は軟調さが続く形でずるずると下げ幅を拡大する形を続けました。

S&P500の業種別指数は11業種すべて下落となっています。

長期金利は下げ気味であったものの、セントルイス連銀のブラード総裁やニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁のタカ派発言を受けてその下げを戻す形で動きました。フィラデルフィア半導体指数は2.6%安と大きく下げています。

中国のゼロコロナ政策などに対する国民の抗議の様子が欧米でも報じられていますが、iPhone生産拠点の工場の抗議など中国での色んな抗議活動に関する懸念が中国と関連のある企業の中で広がる一方で、この日の米国に上場している中国企業の株価は上昇しており、中国系企業で構成されているNASDAQ Golden Dragon China指数も上昇していました。

今日の注目ポイント

今日も他アジア株が始まる時間では中国の動きが気になります。その一方で特に明日から米国では色んな統計などデータが出てきて、金曜日には雇用統計があったりと、週後半でのデータに対する反応がありそうなことも頭に入れておきたいところです。


指数・今後の重要イベント

終値
CME日経平均先物始値(括弧内は昨日の現物の終値):28105.00 (28162.83)
Dow 30 :33849.46 (-1.45%)
S&P 500 : 3963.94 (-1.54%)
NASDAQ:11049.50 (-1.58%)

イベント
2022年11月第5週/12月第1週
11/30 (水):米11月ADP雇用統計
11/30 (水):ベージュブック公表
12/1 (木):米10月個人所得・個人支出・PCEデフレーター
12/1 (木):米11月ISM製造業景気指数
12/2 (金):米11月雇用統計

2022年12月第2週 (メジャーSQ週)
12/5 (月):米11月ISM非製造業景気指数
12/9 (金):米11月卸売物価指数
12/9 (金):米12月ミシガン大学消費者信頼感指数 速報値

2022年12月第3週
12/13 (火):米11月消費者物価指数
12/13 (火):FOMC(~12/14 日本時間15日早朝にパウエル議長会見予定)
12/14 (水):日銀短観
12/15 (木):ECB理事会
12/15 (木):米11月小売売上高
12/15 (木):米11月鉱工業生産
12/15 (木):米12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

2022年12月第4週
12/19 (月):日銀金融政策決定会合(~12/20 20日に黒田会見予定)
12/20 (火):米11月住宅着工件数
12/21 (水):米11月中古住宅販売件数
12/23 (金):米11月個人所得・個人支出・PCEデフレーター
12/23 (金):米11月新築住宅販売件数
12/23 (金):米11月耐久財受注 速報値

2022年12月第5週
12/26 (月):クリスマス 米休場
12/28 (水):配当・株主優待 権利付き最終日
12/30 (金):大納会

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