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『トレカフェスin品川4位入賞』カビゴンLOの基本的な考え方


はじめに

こんにちは。こんばんは。広島県でポケモンカードをプレーしているもつ?と申します。最近、カビゴンLOを使って大きい大会で入賞したので今回noteを書きました。画像少なめで少し読みにくいと思いますが、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!

なぜカビゴンなのか

一番は勝率がかなり高い点です。実際にここ2.3週間での大会結果はゴールデンサナブラ杯優勝(ランダムチーム戦、予選○○○△、本戦○○×△)トレカフェスin品川で4位入賞(予選7-1、本戦○○××)といった好成績でした。また、広島ポケカ勢のさかもと君やちくわさんがカビゴンをシティリーグで使用し、それぞれ優勝、上位入賞をしているので今回使う決定をしました。また、勝てるゲームを確実に取ることができる点も大きなメリットと感じた点も今回の使用に至った要素の一つです。

カビゴンLOってあんまりいないと思ってた…

これは対戦後の会話でほとんどのプレーヤーの方に言われている言葉です。確かに、かなり好き嫌いが分かれるデッキではあります。相手が何もできない状態を作っているのにも関わらず、こちらは何もアクションを起こさずに番を返し続けるだけ。使う側も嫌われるかもしれないと考えるあまり、使用者が少なく、警戒されないということも多々あります。しかし、その油断?がこのデッキの勝率をグンと上げていると思っています。

使用する上で最も重要なこと

このデッキを使用する上で最も重要なことが2点あります。1つ目は最も重要な点は対戦前のコミュニケーションをしっかりとることです。(これは他のLO、コントロールデッキにも大切です)まずは対戦前に相手の方としっかりとコミュニケーションをとり、ある程度アイスブレイクをしてから対戦に入ります。こうすることで終盤に積み盤面を作った時に相手が投了するかどうかに大きく関わります。(相手は対戦前に全然喋らず、感じ悪い態度の人と対戦を始めたら場にカビゴンがいました。こんな感じ悪いやつに投了なんてしたくないな…という心理がはたらいてしまうものです。)しかし、カビゴンだと分かった途端に不快感をあからさまに態度に出し、明らかな遅延行為を行うプレーヤーもいます。このような場合は割り切りです。しょうがないです。2点目は、制限時間以内に対戦を確実に終わらせることができないと判断した場合は、残り5秒くらいで自ら投了を宣言しましょう。自分は、自ら投了を宣言できない人はこのデッキを握るべきではないと思います。ある程度の覚悟が必要です。

使用したリスト(採用・不採用カードについて)

それぞれの入賞した大会でリスト変更はありません。

・カビゴン4 ミミッキュ1 ロトムV1 イーユイ1 ピジョットV1
特に説明ないです。
・ネストボール4 ポケギア4 カウンターキャッチャー4 ペパー4 手帳2 ヘビーボール1 封印石1 ヒートーマント1 炎エネルギー2 スタジアム
特に説明ないです。
・クラッシュハンマー3
アルセウスギラティナ対策で採用。基本的に超エネルギーは3枚なので全部割ってしまえばあとはミミッキュ立てると勝てます。そのほか雑に使っても割と強いです。表出せば。
・釣り竿1
1枚でも意外と回ります。ゲーム中使用するのは基本的に1回です。サイド落ちした場合はエール団をうまく活用します。
・入れ替えカート1
1枚だとたまにカツカツな状況がありますが、ボタンでも入れ替えの代わりになるので1枚採用
・HPアップ道具(お守り3、チョッキ1)
お守りはロトムに必ず装備させたいので3枚採用。チョッキは割と使う場面限られるので1枚で十分です。
・サポートたち
一般的なリストと特に変わりないと思います。シマボシは不確定要素が強すぎるため1枚採用、ナンジャモも最序盤にしか使わないため1枚採用、ボスの指令は1枚だと少なすぎるため2枚採用です。
・ルミナスエネルギー1
ミミッキュを起動させることのできるカード、相手がメテノ入れてた場合やV、exのみのデッキだった場合はゴーストアイ連打が結構有効です。(ツツジには注意)

・不採用カード
・マンタイン
最近は相手がマンタインケアでトラッシュにポケモンを放置しなくなった。その影響でエリカが通りやすい。といった点から今回は不採用です。
・ロトム、ミミッキュ2枚目
サイド落ちが非常に重要なデッキなので2枚目を採用したい気持ちはわかりますが、1枚採用のカードがサイド落ちする確率は10%、キーカードが2枚同時にサイド落ちする確率は0.84%なので、今回は割り切りました。
・ルアーモジュール
エリカの招待と組み合わせるムーブや、相手の山札を削るカードとしては強いですが、グッズが主体のデッキが多い点、エリカと同時に使うことの難しさ、意外と引きずり出したいポケモンがヒットしない点などを考慮した結果、今回は不採用です。(しかし、採用の価値はあると思います。)
・ピーニャ
主にルギアやアルセウスのエネルギーを割るためのサポート。ですが、どちらの多面もピーニャをプレーしたから勝率が上がるといったことは全くないように感じたので今回は不採用です。実際にルギア対面だとピーニャのプレーお構いなしにジェットエネルギー手張りしてくるので今回のリストはルギアを完全に切ってます。

他に何か採用したカードがある場合は今回のリストだとクラッシュハンマーとルミナスエネルギーの枠を入れ替えます。

初期盤面

このデッキは必ず後攻を選択します。理想はカビゴンがバトル場、ベンチにカビゴンとお守りをつけたロトムがいる盤面です。初ターンで無理な場合、お守りロトムを置くことを意識します。とにかくそくせき充電を行い、全力でペパーを探しに行き、理想盤面を作ります。ピジョットやイーユイでスタートした場合は、倒されないように攻撃を受けつつ、ボタンや逃げを使い、カビゴンを前に出していきたいです。お守りをつける優先度としてはロトム、バトル場カビゴン、ベンチカビゴンです。

ヒーローマント誰につけるか問題

ace specなだけあって、無条件でHPを100あげるパワーカード。相手のデッキや自分のとるプランによって着け先は変わります。カビゴンに着けたいと思いがちですが、自分は「???」と思います。理由として、HP200のお守りカビゴンとHP250のマントカビゴンはどちらも基本2パンで倒されるからです。そのため、ミミッキュに着けて引き裂くを耐えさせたり、イーユイに着けてロストインパクト耐えながらワザ宣言したりする方が強いと思います。状況にもよりますが、カビゴンに着けてボタンループというよりはイーユイに着けてワザ宣言したいので、自分は優先的にイーユイにつけるようにしてます。(諸説あります。)また、必ず相手がロストスイーパーを使った後や野盗三姉妹でスイーパーを落とした後にプレーしましょう。

各対面での考え方

・リザードン
基本的に有利です。相手のマナフィやジラーチ、ロトムを縛ることが理想です。相手の動きとしてあまりベンチ展開してこないことが多いので、エリカのタイミングが重要です。感覚としては相手の手札が6枚以上であればエリカやビワをどんどん打ちましょう。不思議なアメ、釣り竿を落とすとかなり有利になります。また、リザードンのエネルギー総数は7枚なので盤面に6枚エネルギーが見えている状態で攻撃できないポケモンや逃げれないポケモンを縛ると勝ちです。最近はヒートタックル連打でこちら側にサイドを1枚献上してくる動きが主流なので、その間にイーユイでワザ宣言するのも有効です。相手のヒトカゲが自滅した後はお守りカビゴンがワンパンされるのでミミッキュを前に出し時間を稼ぎましょう。その時にゴーストアイを連打するのもいいと思います。ボスの指令で後ろのポケモンが呼び出されるのでベンチ管理は大切です。カビゴンをできるだけ立てるようにしましょう。また、ミカルゲが入っていた場合確実に負けです。笑顔で投了しましょう。

・ロストバレット
入れ替え手段が7枚あるのでロックを決めるのが難しいです。相手のキュワワーやマナフィ、ゲッコウガを縛ることを目標にします。グッズが多い+自分から山札をどんどん引くデッキなのでエリカや野盗、ビワがかなり刺さります。アクロマの実験の次のターンにビワをプレーすると結構当たります。基本的な方針として、釣り竿、ミラージュゲート、入れ替え手段を優先的に割るように進めます。注意点としてトドロクツキを早期に手張りで起動し、ロトムVが取られると負け濃厚なのです。いつまでもそくせき充電をし続けるのはあまり良い手段とは言えないので頃合いを見てボタンで回収してあげましょう。

・ロストギラティナ
シンオウ神殿を先張りできるとかなり強いです。逆にシンオウ神殿を中盤に張れない場合は入れ替え手段はロスバレより多い(入れ替え札4、ジェットエネルギー4、イサハ、プライムキャッチャー)のでとてもしんどいです。序盤はとにかくそくせき充電やナンジャモでシンオウ神殿を探しにいきましょう。後はロスバレの時とほぼ同じです。ギラティナの引き裂くが嫌なのでクラッシュハンマーは超エネを積極的に割りにいくといいです。

・アルセウスギラティナ
不利マッチですが、勝ち筋が全くないわけではありません。究極はクラッシュハンマーで相手の超エネルギーを全て割りミミッキュを突っ張ることで相手は基本詰みます。ですが、相手は手札干渉を死ぬほどしてくる上、ロストシティの採用があったりするので大変です。「アルセウスがしかいない時はミミッキュで耐える。」「ギラティナが出てきた時はお守りカビゴンで耐えてボタン」というプレーをします。終盤になると相手はホシガリスを出してきて耐久ムーブになるのでそこを縛ってあげましょう。(この時に残り時間が多ければ多いほど嬉しいので序盤のプレーは急ぎましょう)エリカで輝くサーナイトやイサハ、ビーダルと引っ張り出せるとかなり有効なので気合いで当てましょう。相手が手札干渉札を使った次のターンが狙い目です。

・パオジアン
基本的に入れ替え手段がほとんどないのでシステムポケモンを縛れると勝てます。難しい場合はビワや野盗でスーパーエネルギー回収や釣り竿を落としつつ、カウンターキャッチャーでエネルギーのついていないポケモンを引っ張り出しましょう。ミミッキュは一見有効に見えますが、ゲッコウガやセグレイブに簡単に突破されてしまうので出さない方がいいです。

・カウンターカイナ
テツノカシラを縛るとそのまま相手は何もできなくなって勝てます。また、このデッキは手札干渉がないので中盤のビワやエリカがめっちゃ強いです。ピジョットにごっつぁんをされると終わりなのでスタートした場合は入れ替えカートを使ってでもいいので早急にベンチに逃げて消え去りましょう。

・古代バレット(非エクトドロクツキ)
若干不利です。相手のゲッコウガを縛れるとほぼ勝ちですが、相手も出さないのでプレイングでなんとかするしかないです。とはいっても非エクツキが4体並ぶとかなりしんどく、縛るポケモンがいなくなってしまうので積極的にエリカをプレーし、トドロクツキ以外のポケモンを縛りにいきましょう。エリカをプレーできな場合は、エネルギーがついていないポケモンを縛りにいきましょう。イダイナキバが入っているとやばいのでそくせき充電のしすぎには注意しましょう。

・カビゴン
地獄です。先にイーユイでワザ宣言を始めたいので全力でイーユイを立てましょう。先に手帳を2枚落とした方の勝ちです。運ゲーです。

・イダイナキバLO
不利マッチですが、勝ち筋は2パターンあります。1つ目は相手のイダイナキバ以外のポケモンを縛ること。2つ目はイーユイの押し付けによるLOです。1つ目のプランは相手のスタート次第にもよりますが、結構難しいです。理由としてキバLOはポケモンの総数が非常に少ないため、エリカがヒットしづらい点が大きいです。なので、相手に探検家の先導やオーリムを使わせ、山が薄くなっていることを確認してから終盤にイーユイでワザ宣言をすると先にこちら側が山を削り切れたりします。が、相手の地盤崩壊が冴えている場合はどうしようもないので、不利マッチだと割り切りつつ、できることを行うといいと思います。(ちなみにトレカフェスの3位決定戦は相手の地盤崩壊でカビゴン2枚落とされたり炎エネルギー2枚落とされたりしたので何もできなくなって負けてしまいました。)

・ルギア
99%無理です。残り1%はネオラントを縛ることが唯一の勝ち筋です。対戦準備のシャッフルやエリカに命をかけましょう。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました!
拙い文章でしたが自分の考え方がさまざまなプレーヤーに伝われば幸いです。このデッキは非常に深いデッキなのでこれからもしばらく使っていけたらと思います。また、質問等ございましたら、私のX(旧Twitter)のDMまでお願いします!



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