他人と過去は変えられないのか?

他人と過去は変えられない

いろんなところで よく聞く話

精神科医のお医者さんの言葉だそう


そうだね たしかに過去は変えられない

過去に起こった事実は変えられない

でも

過去に対するとらえ方は変えられる

ありきたりな言葉かもしれないな

過去は変えられないという裏には

辛かった過去というものが

存在する

良かった過去を変えたいとは

思わないはず


例えば財布を落とした過去があって

その後「ついてないな」と思って買った

宝くじが1等 当たったらどうだろう

「財布を落とした過去」を変えたいと思うかどうか

今を良くすることに力を注げば

過去のとらえ方が変わってしまう

では 他人は変えられないのか

変えるということは 

「自分の思い通りに変える」ということ

もし他人が変わって

その人の喜びになるのなら

他人は変わっていくだろう

他人の力で

本人が変えようとしていくだろう


例えば

悪口を言ってくる人がいる

その人を変えたいと思う

「悪口を言わないで」と言っても

変わらない

その人を変えたい

なぜ変わらないか

「その人にメリットがないから」だと思う

「悪口を言うこと」が心地良く

その人のメリットなのだ

「悪口を言うこと」で

給料が下がる 殴られる 居場所がなくなる

となれば

悪口は言わなくなるだろう

心地悪さが勝ってしまうのだ


もし

「悪口をこれから言わなければ10万円あげます」と言ったら

どうだろう

その人はきっと

言わなくなるだろう

もし他人を変えたいなら

他人にメリットを与えること

それは 裏を返せば 

自分にデメリットを与えること

だから

他人を変えるのではなく

自分を変える

ということなのだろう

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