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省エネちゃん

前回の育児日記からだいぶ空いてしまった。

ベビーは5ヶ月を迎え、病院へ健診に行ってBCGを打ってきた。
このBCGってやつは試練だ!親と子の試練である!
泣き叫ぶベビーに親はさらなる仕打ちしている気分になってしまうのだ。
抱っこ紐でベビーを抱えたまま打つのだけど「打ち終わっても乾くまで動かさないように!」と言われ腕を握りっぱなしにさせられる。
「はい」と答えたものの、目の前でベビーの腕にハンコが力いっぱいギューって押されるのを見ると、え?そんなに強く?強すぎない?とパパは動揺してしまい、ベビーはマジで痛そうで、大泣き。そこまで泣く?というぐらい大泣き。
そのまま大泣きするベビーを抱え「液が垂れないように!」と腕をガチドメしてホールド。もうパパはベビーのことが可哀想で可哀想で。
痛い上に身動きがとれないぐらいにギューってされて、泣きわめき続けて、最後はヒクヒクしながら泣きつかれて眠ってしまうベビー。もう可哀想で可哀想で。

自分の記憶では、BCGを打ったのは小学生低学年の時。医者に「ハンコをポンッとするだけだから」と言われてメチャクチャ痛かったから覚えている。大人に騙された、という記憶と共に鈍痛っていったらいいのか、そんな痛みだったということを未だに忘れていない。でもなぜ小学生だったんだろう、遅いよね。

とにかくベビーよ、よく頑張った!
「ご褒美に、はいミルク大盛り!」と言いたいところだけど、ミルクしかあげれない月齢なうえに、しかもミルク嫌いだし!何もご褒美あげれないのかい!大きくなったらオモチャを買ってあげよう。

そんな予防接種の後に担当医さんと、やはりミルクを飲まないことについて相談。ミルクを飲まない現象はかれこれ4ヶ月ほど悩んでいるので、医師ももう深刻そうじゃない。
「成長曲線もギリギリだけど、確実に体重は増え、身長は伸びている。そして元気。首が座るとか、寝返りができるとか、ずり這い、お座りの気配、などなど、他の乳児よりも順調だ。」ということから先生と親との間に生まれたキーワード、それが「省エネちゃん」だ!
良いのか悪いのか、成長は順調なのだ。
他の子よりの小さいけど順調なのだ。
「少食は個性です」なんてことも言えなくもない。
パパも子どもの頃は小さくてガリガリだったけど、今は健康なデブだ。心配ない。と思いたい。
少しづつでも大きくなっていってくれることを見守るしかない。

またワクチンの副反応が出ちゃうかなぁと心配してたけど大丈夫!
元気に保育園に行き、疲れてグッタリと帰ってきた。

そして、この1ヶ月間でベビーの成長が一番感じられた出来事。
それは、寝返りをした、ということ。

【初めて寝返りをした】
https://www.tiktok.com/@moty_itbs/video/6827623690717465858

最初は、何度も繰り返し出来たり出来なかったりだけど、今ではもう簡単に寝返りする。すぐにうつ伏せになっちゃって苦しそうなので、監視が多くなってきた。もうバウンサーでは落ちちゃいそうなので、乗せてない。
そして、寝返りが出来るようになると、寝相が悪くなる。
あり得ない角度の横向きエビ反りで寝てる。ポキッといっちゃわないか心配だけど可愛いだな、これが。

そして今は、ズリハイの練習。ずり這いって書けばいいのかな。
ハイハイ前の、ズリズリとハイハイすること。
プレイマットの上で、うつ伏せになって床を足で蹴る感じで、足の使い方が徐々に上手くなってきているので、まもなくズリズリピューッと行動範囲が広がるんだろうな。
この床を足で蹴る時の力強さにパパはちょっと泣きそうになる。
人ってジッとしていない、どんな事があろうとも動き出す。
これは、自分の世界を切り拓きたい、という欲求の始まりかもしれない。
ずり這いは人間の開拓精神の始まりである。なんちって。

緊急事態宣言が解除されて6月から保育園が再開した。
まずは慣らし保育だけど。
保育園ではミルク飲むかなぁ?と期待してたけど「10mlでした」とか「頑張って50ml飲みましたよー」とか、もはや笑うしかない。
さすが省エネちゃん。

さて、これから離乳食が始まる。
どんな味が好きかな。ウンチも臭くなるって言うし、楽しみだな。
ずり這い、ハイハイ、お座り、、、これから筋肉がついてどんどん人間らしく動いていくんだろう。パパはちょっと寂しい感じもするが、成長は嬉しいものだ。
では、また観察を続けて報告するね。

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