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凱旋上映(個人的妄想)TOHOの映画館

2022年9月30日に映画『Bridal, my Song』が公開されます。

口火を切って公開するのは、TOHOシネマズ日比谷です。
現日本ではトップクラスの劇場ではないでしょうか。
上映が一週間なのか二週間なのかまだ未定ですが、
たとえもし一週間であっても、ここのスクリーンにかかるというのは、
今の日本映画にとってはとても名誉なことかもしれません。たぶん。

そして、この東宝の映画館、さらに日比谷という土地というのは、
私にとってとても大切な場所なのです。

それは大学生時代。私は2年ほど映画館でアルバイトをしていました。
日本劇場、日劇プラザ、日劇東宝、という日劇3館と呼ばれていた映画館です。
有楽町マリオンの11Fと9Fにありましたが、今はもうありません。

アルバイト中の思い出の映画は「もののけ姫」「タイタニック」「踊る大捜査線」(劇場版part1)、などなど。
激混みした映画を挙げてみましたが、本当にいっぱい映画を観て楽しい思い出ばかりです。
当時はシネコンなどありません。自由席と少し高い指定席。
自由席は早い者勝ちなので、並んで待つのが当たり前だだったのです。
アルバイトは、そんなお客様を案内して並ばせたり、パンフレットを売ったり、チケットをもぎったり、ポスター張り替えたり、などなど。
映画の近くでアルバイトして、バイト仲間と日比谷で飲んで、
とても楽しいアルバイトの記憶です。

さて、話を本題にもどすと、
今なき日劇、ということは、今のTOHOシネマズ日比谷というのは、
もしかしたら日劇の代わりではないのだろうか。
なんて都合の良いことを想像して、
今回の私が監督した『Bridal, my Song』が、
日比谷のそして東宝のスクリーンで上映されるということは、
私にとって凱旋帰国に値するのではないだろうか!!!
帰国じゃない、上映!
誰も「おかえり〜」とは言ってくれませんが。

ということで、最高の設備が完備された映画館で上映されることは嬉しい限りです。

人生で初めてのことですし、今後あるかどうかわからないので、
公開初日の初回上映には、ど真ん中で観てみようと思います。

初日舞台挨拶は無いので、初日劇場出口挨拶でも一人でしようかなと。

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