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天使のシャッターチャンス#1

このタイトルを見てハッとした人はいるでしょうか?

なぜ、同じ場所で数人でシャッターを切っても、写る写真が違うのか?
その意味を考えたことがありますでしょうか?

それは価値観なのです。
空間にある人が価値観を認める物質や人を見つけると、その価値観にセンサーが働きます。
ピントがそこに合うように脳が指令を出すのです。
通常、価値観をものに感じる人は、物体や人物の価値で構図が決まり、シャッターチャンスが決まります。
生きてきた弊害です。値踏みをしてきた人生は写真に現れます。笑

美人がいれば目にフォーカスしたくなります。思い出を残したいのに、写ってるのは美人さんだけ、自分の気持ちは二の次になってしまう。


撮りたいものを撮りなさい。価値観に気がついた大人にとって、この言葉は、大人になっていけばいくほど、ファインダーを覗いた感動が希薄になってしまう、危険性も持っています。

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しかし、そんな価値観が関係ない人がいます。
子供や若い女性です。
彼らは一般の価値とは違う価値を信じているのです。
“なんか光が綺麗だから撮った”、、、そこに物体は写ってないこともあります。
それらは、既存の価値観に汚れた目から見るとかなり新鮮に映ったりします。
僕は天使のシャッターチャンスと呼んでいます。

好きなものを撮ることを思うばかり、こういった子供だったころの感覚を忘れてしまうことがあります。
後天的価値観で判断していなかった子供の頃に感じていた、シャッターチャンスに気がついてみるのもいかがでしょうか?

多くのスランプの人が、自由な光の気づき空間の気づきから、大人価値観の持込による何が撮りたいかを物体価値の肥大により、
最初に自分が写真を撮りたいと思った動機がわからなくなる。。。この状態がスランプです。
良い作品を撮るには、元々持っていた天使のシャッターチャンスと、後天的な価値観を組み合わせることが必要なのです。

スクリーンショット 2020-04-23 4.16.12


先天的、子供の頃、物の価値はわからなかったけれど、社会のルールはしらなかったけれど、もっともっと楽しいものや怖いものも、見えていたんじゃないかと思います。

ライカの値段考えてる時に、きれいな光を見過ごしたり、美人さんの風貌に気を取られて、自分の気持ちをどこかに置いてきてしまったり。

レンズの値段は気にしないでくださいね。美人ばかりが被写体でもないですしね。シャッターチャンスなんて何度も作ればいいんです。

と、まあ、こんな提案です。


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よかったらそんなことを気にしてご覧になってください。

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