なぜ、やまもんは、SESをやっているのか?!~やり始めてからの本音編
前回のNoteで「なぜSES事業に参入するの?」というポエムを書きました。
今回は参入を決めてゼロから採用や営業をやり七転八倒する中で、「なぜ、やまもんは、SESをやっているのか?!」というポエムをつづります。
私は、スマホやゲーム機向けのゲームパブリッシング事業とか、プラットフォームとかメディア事業を20年近く、自社で企画・投資・開発・運営するスタイルでやってきました。
そのような中で、エンタメとかコンテンツではなくITエンジニアリング、そして賭博性の高いToCのキラキラ事業より実需に基づく質実剛健なToB事業をやりたいというのが、参入動機の根幹にありました。
といったビジネス面の理由とは別に個人的にSES事業に熱を燃やしている理由ポエムをつづります。
SES事業をやりはじめてアンチ時代には気づかなかったSESという事業の良さにいくつか気づきました。そのうちの一つを今日は語らせていただきます。
自社サービス事業というのは
というワンピース的な世界観です。
外資のGoogleさんやメガベンなメルカリさんにように大成功した自社サービス企業は夢が実現した職場であり、SNSでインフルエンサーが煽るように最高の職場であると思います。
しかしながら中小自社サの会社と言うのは上記のようなワンピースな世界観の職場です。みなで夢に向けて荒海に乗り出したいエンジニアさんなら中小自社サに行くのは良いでしょう。僕も10代や20代前半で転職するならそういう自社サの職場に行きます。
しかし結婚して子供が生まれ仕事と家庭を両立したいエンジニアさん、ITエンジニア専門家としてキャリアを積んでいきたいエンジニアさんにとって、中小自社サは地獄ではないでしょうか?
特に日本では転職は悪とみなされます。転職回数が増えれば転職難度が上がります。さらに家族を持つと転職活動が負担が大きいものです。
しかし、僕らをはじめ案件選択型のSESであれば、転職をしなくても案件を選びながらキャリアを構築していくことができます。
私も自社サの社長脳の時は、「社員のエンジニアのキャリアに寄り添う?逆だろ。社長である俺の海賊王になるという夢に寄り添ってくれ」が本音でした。でもSES社長脳になると「社員のエンジニアさんのキャリアに耳を傾け寄り添う」という発想になります。
家族ができた30代からの大人なエンジニアのみなさんにはSESで働くという選択肢もありなのではないか?いやベストではないかと最近は思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?