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株の買い方と方法~ドルコスト平均法~

■この記事を読むと次の事が理解できます。
・ドルコスト平均法とは何かが解ります。
・買いのタイミングが解ります。

■この記事を書いた人
MOTOTSUGU:長野県の南信州は箕輪町、駒ヶ根市、飯田市に
ダンススクールを3校展開(リズムドラフトダンススクール)
10年以上の講師歴を持ち下は3歳から上は60歳以上まで幅広い
年齢の方にレッスンを行っている。
キッズの育成にも力を入れ自身の指導するチームをコンテストで
何度も優勝に導く。
飲食業や投資なども今後行っていきたいので現在勉強中。

この記事に書いてあること

株を買う際にいかにリスクを減らすかが重要になってきます。

ドルコスト平均法

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図のように10,000円で購入した株が11,000円になった際に売却すると
1,000円がキャピタルゲインとして戻ってきます。

逆にそこで売らず持ち続けで9,000円に下がった時に売却すると
1,000円損します。

このようにいつでもリスクが伴うと言う事を理解しましょう。

ではいかにこのリスクを分散させるかが投資では必ず重要になってきます。

このリスク分散をどのようにするのか・・・

ここで出てくるのが『ドルコスト平均法です』

ではドルコスト平均法とは何かについて説明していきます。

株の絶対的な原則それは

上がるか、下がるか

これは誰にも変えられない原則です。

上がった時に売り、下がった時に買いたいところですが
上がるか下がるかなんて誰にも分かりません。

であれば、もう分からないと割り切って『一定額』を毎月
決まった日に買っていく事。

これが平均的に買っていくと言う事です。

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では買うときに何を指標にして買うのか?

100株づつ買うのか?

100万円ずつ買うのか?

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100株ずつ買う場合を定量購入法と言います。

株価が1円だろうが100万円だろうが100株ずつ買うと自分で決める事です。

100万ずつ買う場合を定額購入法『ドルコスト平均法』と言います。

そして多くの投資家の方がこの『ドルコスト平均法』を推奨しています。

ではなぜドルコスト平均法を推奨しているのか?

ドルコスト平均法の推奨理由

例えば、とある株が以下のように変わっていったとします。

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これを分かりやすく下の表の「定量」で購入した場合と「定額」で
購入した場合で分けて見てみましょう。

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【定量の場合】
株価が変動しても毎月100株づつ買っていきます。
5か月後に500株での購入額は600万で1株平均1.2万円になります。

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【定額の場合】
100万以上出さないと決めたら株価がいくらになっても100万以上は出しません。5か月後は517株で購入額は500万になります。1株平均は0.96万円になります。

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株をやる上で一番やってはいけない事それは

感情を込める

なぜダメなのか?

例えば1株1万円の株が1株5000円まで下がったとします。
これは売るべきなのか売らないべきなのか?

株は上がるか下がるかのどちらかです。

サイコロを振って偶数が出る確率は50%です。
10回降って連続で奇数が出たとしても11回目に偶数が出る確率は
変わらず50%です。

株もこれと同じで株価が1万円から5000円に下がっても
過去の指標は考えてはいけません。

これは感情論です。

現時点で1株5000円の株は買う価値があるのかないのか?

これを冷静に判断していかなくてはいけません。

しかしこの判断が出来ない場合は定額で平均的に購入していった方が
いいと言う事で『ドルコスト平均法』が推奨されています。

株は安い値段で購入できた方がリスクが少ないので
実際にどっちの方が安い値段で購入出来ているのか見た時に
定額での購入すなわち『ドルコスト平均法』で買った方です。

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上の図のように購入価格のラインよりも株価が上がらないと儲かりませんが
定額で購入した場合、平均価格が黄色のラインになりその分「リスク幅」も下がり利益分岐点も下がり儲かるラインが下がります。

これがドルコスト平均法のメリットです。


そんなドルコスト平均法ですが本当に正しいのか?

え?投資家達に推奨されているくらいだから正しいんじゃないの?

いえ、ドルコスト平均法は

安いときに買い高いとき多く売るという原則を無視しています。

そこで推奨されるのがバリュー平均法というものです。

バリュー平均法

バリュー平均法とは資産価格が毎月決められた額に達していないといけない
と言うキャッシュフローを作る方法です。

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上の表の様に例えば資産の部分が1万円づつ上がっていくようにする。
そしてそれ以上にも、それ以下にもならないようにする事です。

・1か月目に1000円だった株が2カ月目に500円に下がってしまった場合
更に1.5万円分買い足して資産が2万になるようにします。

・3か月目に1500円に株価が上がった場合、資産が6万になってしまうので
余分な3万(1500円×20口)は売却し資産が3万になるようにします。

ここで大事なのは
最初に決めた資産の目標値がそれ以上にも、それ以下にもならないようにする事です。

これがバリュー平均法です。

企業のIRをしっかりとみたりチャートで分析できる人は
この方法の方が勝ちやすいです。

株式分割

株価が上がりやすい方法として株式分割と言うものがあります。

株式分割とは保有価値を変えずに株を分割して多くの人に株を買ってもらう行為です。

簡単に言うとあなたが10万円の株をもっていたとします。
「株式分割を行います」と企業が言った場合
例えば2分割だったら1株5万円で2株に分割する事を言います。

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ではなぜ分割を行うか?

それは株を初めて始める人がいきなり10万円の株なんて高くて手が出せません。そこで企業側が1株あたり1万円に分割してあげることで
初めての人でも手が出しやすくなるというわけです。

買う人が増えてくれれば企業の株価もあがるというわけです。

なので株式分割する予定のある企業をマークしておく事をオススメします。

では株式分割する予定の企業をどのようにチェックすればいいのか?

このように一覧が出ていますので誰でも簡単に見る事が出来ます。

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IPO(Intial Public Offering)

株価があがるもう一つとして新規上場株式があります。

IPOとは株を投資家に売り出して、証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすることを言います。

IPOをすると株価が高確率で上がります。理由は次の2つです。

①公募価格が格安に設定されていることが多い。
②投資家がIPO株は上がると思っているから。

①の理由は今まで市場に出ていなかった企業がIPOをした際に
証券会社の協力が必要になってきます。
新規上場の場合、今までの実績がないため投資家か達からすると不安も多いので買いやすくするためなるべく下げた株価で公募するため買う人が多くなるためです。

②の理由は投資家達が「IPOは上がる」と言う共通認識を持っているからです。

企業がIPOを行った際にすべての人が買えるわけではなく
抽選で権利を手にする事が出来ます。

その際ににIPO株を各証券会社に振り分けられるわけですが
その際に多くの株を振り分けられた証券会社(主幹事)を選んだほうが
買える確率も高くなります。

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まとめ

・株に感情は込めない
・ドルコスト平均法は株の原理原則を無視している
・企業のIRやチャート分析が出来る場合はバリュー平均で買う
・株式分割とIPOは株価が上げる

以上が株の買い方と買いのタイミングになります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。


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