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『適職の結論』の要約。Audibleで聴くのがおすすめ

あなたは将来どうなりたいですか?

まさか、なりたい自分が無いなんて言わないですよね。
職業もしかりです。なりたい自分に合っている職業を選びましょう。

今あなたがやっている仕事は適職ですか?ひょっとして嫌々やっていませんか?
諸事情あって転職できないことは理解できます。

ですが、本当にそれでいいんですか?
人生は1度しかありません。

自分に合っている適職を見つけましょう。

この記事は『適職の結論』の要約です。
本編が気になる人は、タイトルにもある通りAmazonのAudible(オーディブル)で聴くのがおすすめです。


今後のキャリアと自分の強み

あなたは少なからず、このままでいいのか?と考えることがあると思います。
転職しようかどうか考えること、あるんじゃないですか?


そのとき考えなければならないのは、これからのキャリアについて考えること、自分にどんな強みがあるのか、これらを深堀することです。

自分の強みは、誰だって必ずあります。ただ単に気づいていないだけです。
自分の強みを見つけるには、過去を振り返ることが重要。

しかし注意点があります。失敗から学べることなんて、1つもありません。
失敗を振り返ったところで、次は失敗しないようになる。この程度の成果しか得られないです。

失敗しない:成功する=ではありません。

たとえば、ふとした言葉でお客様を怒らせてしまって、契約が取れなかったとしましょう。
この失敗を踏まえて、次からは「お客様を怒らせない言葉使いをする」

これは失敗しないことです。

では成功とはどんなことなんでしょうか?
この例で言うと、契約締結まで持っていくことです。

この方法はふとした言葉で、お客様を怒らせてしまった。
この経験から多くを学ぶことはできないです。

このように失敗から学べることは、あくまで敗しない方法。
成功する方法ではありません。

逆に成功した場合、なんで成功したのか振り返りましょう。
成功を振り返ることで、自分の仕事のスタイルが確立。あなたにしか成しえない成功法則を作ることができます。

そしてそれを見つけたら、人に説明できるくらい言語化すること。

転職で大事なのは、自分だけのモノサシを持つことです。
今の時代は、情報があふれています。人と比較して不安になる方は、他人軸で生きていたら消耗します。

自分の強みとは他人が見つけてくれるものでなく、今後どうなりたいのか?自分で決めることが大事。

また転職とは、プラスだけではありません。失うものも必ずあります。
転職することによって、今の会社の将来を失います。その代わり、新しい会社の将来を手に入れることができる。

あなたは何が欲しいのか?考えながら自分のキャリアを想像してほしい。

強みの六角形

あなたの強みを見つける方法を解説します。

まずは白い紙に六角形を書いてください。ここにあなた自身のスキルや強みが入る。
成功したときの振り返りが、ここで生きてきます。

そこを振り返って、六角形に文字を入れてください。

この六角形は、今の自分とこれからの自分を考える基盤になります。
要は、伸びしろがあると考えられる6つの項目です。

20代ではポテンシャルの枠組みを、しっかりと定めることが大事。
20代の宇都宮隆二(Utsu)さんで考えると、次のようになります。

20代でポテンシャルが決まる

①オヤジ殺し
➁分析力
④巻き込み力
④対面説得力
⑤プレゼン力
⑥想像力

この六角形の次の2点を意識して記入してください。

①実感を持って自分の言葉にできる能力なのか
➁1つの能力に絞り込まれているか

20代と30代とでは、キャリアの考え方が違うので、しっかりと自分の強みを分析してください。

転職の4つの方向性

転職というのは、大きく分けて4つあります。

①今より大きな同業他社で同じ業種に就く
例えば、資本金1億円の家電メーカーの営業から⇒資本金10億円の家電メーカーの営業に移ること。
➁今より大きな同業他社で今とは違う職種に就く
資本金1億円の家電メーカーの営業から⇒資本金10億円の家電メーカーの品質管理局に移る。
③異業種の会社の今と同じ職種に就く
営業の本質は、お客様の潜在ニーズを掘り起こす。売る商材が何であろうと変わりません。
④異業種の会社の今とは違う職種に就く
もっともイメージしにくいと思います。これは誰にでも適応できるわけではないです。

たとえば売る側の目標として、1億円の売り上げノルマを達成するために、何をどれだけやったのか。

①1日10件の新規開拓
➁1日5件休眠顧客にコンタクトをとる

自分の仕事のスタイル確立されていれば、今までより取引額が大きくなっても、商材が変わっても、基本的には同じスタイルで成果を上げるイメージが湧くでしょう。

まずは今の会社で、何をどれだけ積み上げたのか、どんな実力つけてきたのか…
しっかりと積み上げてきたもの棚卸しましょう。

そうすることで自分の能力での応用範囲が分かります。

採用されるための3つのポイント

どんなことを話せば、採用者の心を動かすことができるんでしょうか?

①転職の動機を言語化する
合否のポイントは、なぜ今の会社を辞めたいかということに対して、積極的な動機で話すことです。
➁実績にまつわるストーリーを言語化する
なぜこの実績は、自分でなくちゃいけなかったのか?これに理由付けをしましょう。
③自分の意欲を言語化する
なぜわが社に入りたいのかという理由と、その実績を可能にしたスキルを持って、いずれ我が社で何をしたいかの展望。

まとめ

今回は『適職の結論』の要約を書きました。

転職の話題でしたが、残念ながら私はフリーランス。それでも魅力的な内容でした。
書評を書いて感じたことは…

・自分の強みを見つけるには、過去を振り返ることが重要</li>
・失敗から学べることなんて、1つもない</li>
・他人軸で生きていたら消耗する</li>

こんな感じ。中でも心に刺さったのは…

他人軸で生きていたら消耗する

これって当たり前で、他人の指示で動いていたら絶対に疲れます。
なので私はフリーランスです。

あなたにフリーランスをおすすめしたいわけではありませんが、転職については検討してみてもいいんじゃないでしょうか?
そして最後に、タイトルにもあるように、『適職の結論』はAmazonのAudible(オーディブル)で聴くことをおすすめします。

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