岡田 基俊@投資家

アラフィフ投資家|仮想通貨、米国株、投資信託で資産を運用中|投資歴16年|Twitte…

岡田 基俊@投資家

アラフィフ投資家|仮想通貨、米国株、投資信託で資産を運用中|投資歴16年|Twitter歴13年|建設業歴37年|投資全般でゼロイチからのお役に立ちます。

最近の記事

日経平均株価の大幅下落:投資家への影響と今後の展望

7月22日、日経平均株価は前週末比464円79銭安の3万9599円00銭と大幅に4日続落。また、TOPIX(東証株価指数)も同33.30ポイント安の2827.53ポイントと3日続落し、市場全体が厳しい状況にありました。この記事では、今回の下落の背景、影響、そして長期投資家としてどのように対応すべきかについて考察します。 日経平均株価とTOPIXの下落要因 今回の日経平均株価の大幅下落の主な要因は、米国市場の動向にあります。7月19日に米国で発生したマイクロソフトのクラウド

    • 暗号資産市場への投資:インデックスファンドの魅力と戦略

      近年、暗号資産(仮想通貨)市場の成長は目覚ましいものであり、2021年には市場の時価総額が3兆ドルに達し、上場暗号資産の数は2万6000を超えました。この急成長は、個人投資家から富裕層投資家、ファミリー・オフィス、大学基金、年金基金に至るまで、多くの投資家を引きつけています。 特に注目すべきは、ゴールドマン・サックス、フィデリティ、ブラックロックといった伝統的金融(TradFi)企業が暗号資産分野に参入したことです。これは暗号資産が機関投資家に受け入れられ、成熟しつつあるこ

      • コインベース(COIN)の展望:短期的な課題と長期的な成長の可能性

        Needham & Companyの最新のアナリストレポートでは、コインベース(COIN)に対する市場の予測が過度に楽観的であるという懸念が示されています。第1四半期の堅調な業績にもかかわらず、同社は2024年いっぱいは厳しい環境が続くと予想しており、より保守的な見方を採ることを推奨しています。 第1四半期のパフォーマンスと市場の反応 コインベースは2024年第1四半期において非常に強力な業績を示しましたが、このパフォーマンスが市場全体に過度な楽観をもたらしました。ニーダ

        • トランプ氏の「戦略的準備資産」宣言の可能性とその影響

          今回は、元アメリカ大統領であり共和党の大統領候補でもあるドナルド・トランプ氏が、今月末にナッシュビルで開催される暗号通貨カンファレンスでビットコインを「戦略的準備資産」として宣言する可能性があるというニュースについて、私の考えを包み隠さずに述べたいと思います。 トランプ氏のビットコイン支持の背景 ドナルド・トランプ氏は以前からビットコインに対して友好的な姿勢を示してきました。彼はビットコインの戦略的意義を強調し、ビットコインに対する不利な政策が中国やロシアなどの競争相手に

        日経平均株価の大幅下落:投資家への影響と今後の展望

          システム障害と政治的発言が引き起こす市場の動揺と長期投資戦略:最新の市場分析と見通し

          7月19日のニューヨーク株式市場は、世界各地で発生したシステム障害を背景にリスク資産の株を売る動きが広がり、続落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比377.49ドル安の40,287.53ドルで終了し、ハイテク株中心のナスダック総合指数は144.28ポイント安の17,726.94で引けました。 技術的リスクとその影響 米マイクロソフト(MS)のクラウドサービスや基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」搭載端末でシステム障害が発生し、航空会社や銀行など多くの企業に混乱

          システム障害と政治的発言が引き起こす市場の動揺と長期投資戦略:最新の市場分析と見通し

          米国株式市場の急落と日経平均の値動き:半導体関連銘柄の反発が下支えする中での投資戦略と展望

          最近の市場動向について、日経平均と米国株式市場の動向について分析します。日経平均は7月19日の大引け時点で、値上がり銘柄66銘柄、値下がり銘柄159銘柄となりました。そんな中、半導体関連銘柄の反発が見られ、東京エレクトロンやアドバンテストなどが市場の下支えとなりました。 米国株式市場の急落とその要因分析 18日の米国株式市場は、予想を上回る雇用や製造業関連指標の発表を受けて大幅に下落。ダウ平均は533.06ドル安(-1.29%)の40665.02ドル、ナスダックは125.

          米国株式市場の急落と日経平均の値動き:半導体関連銘柄の反発が下支えする中での投資戦略と展望

          ニューヨーク株式市場の反落と長期投資戦略の再評価:利益確定売りの影響をどう捉えるか

          最近のニューヨーク株式市場は、史上最高値を連日更新してきましたが、7月18日の相場では利益確定の売りが膨らみ、7営業日ぶりに反落。ダウ工業株30種平均は前日終値比533.06ドル安の40,665.02ドル(暫定値)で終了し、ハイテク株中心のナスダック総合指数も125.70ポイント安の17,871.22で引けました。このような市場の動きに対し、長期投資家としてどのように対処し、成功を収めるかについて考えてみましょう。 1. 市場の反落を冷静に分析する 今回の市場の反落は、利

          ニューヨーク株式市場の反落と長期投資戦略の再評価:利益確定売りの影響をどう捉えるか

          日経平均株価の大幅下落: 米国株式市場の影響と円高が引き起こした日本市場の動揺と今後の展望

          日本株式市場はここ数日、激しい変動を見せています。7月18日の取引では、日経平均株価が前日比971円34銭安の4万126円35銭と大幅続落し、今年3番目の下げ幅を記録しました。この背景には、米国株式市場の動向や急激な円高が大きく影響しています。この記事では、この市場動向を詳しく分析し、今後の展望について探っていきましょう。 米国株式市場の影響と円高の要因 米国株式市場の影響: 7月17日の米国株式市場では、半導体関連株が大きく下落。これが翌日の日本市場にも波及し、投資家の

          日経平均株価の大幅下落: 米国株式市場の影響と円高が引き起こした日本市場の動揺と今後の展望

          ニューヨーク株式市場の6営業日続伸:FRB高官の発言が早期利下げ観測を強化し、ダウ平均が史上最高値を更新

          7月17日のニューヨーク株式相場は、注目すべき動きを見せました。米連邦準備制度理事会(FRB)の高官の発言を背景に早期利下げ観測が強まり、投資家の買いが膨らんだ結果、主要株価指数が大幅に上昇。特に、ダウ工業株30種平均(ダウ平均)は前日終値比243.60ドル高の41,198.08ドル(暫定値)となり、3日連続で史上最高値を更新しました。これは、終値として初めて4万1000ドル台に達したことを意味します。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は512.42ポイント安の17,9

          ニューヨーク株式市場の6営業日続伸:FRB高官の発言が早期利下げ観測を強化し、ダウ平均が史上最高値を更新

          日経平均株価反落、米中半導体規制の懸念で半導体株が軟調—個別銘柄の動向と市場全体の影響を詳しく分析

          7月17日の日経平均株価は、前日比177円39銭安の41,097円69銭で取引を終え、反落。一方、TOPIX(東証株価指数)は10.71ポイント高の2,915.21ポイントと続伸し、市場全体での投資家の動向に対する二分した反応も。朝方は現地16日の米国株高を受けて買いが先行しましたが、買い一巡後は上値の重い展開が続きました。 米中半導体規制の影響 後場に入り、ブルームバーグ通信社は米政府が対中半導体規制でさらに厳しいルールを検討していることを同盟国に警告したと報じた。こ

          日経平均株価反落、米中半導体規制の懸念で半導体株が軟調—個別銘柄の動向と市場全体の影響を詳しく分析

          米国株式市場の最新動向と今後の展望:ニューヨーク株式相場における大幅上昇

          7月16日のニューヨーク株式相場は、米国が経済成長を維持しながらインフレも落ち着く「ソフトランディング(軟着陸)」を実現するとの期待が高まったことを背景に、5営業日続伸。優良株で構成されるダウ工業株30種平均は前日終値比742.76ドル高の40,954.48ドルと2日連続で史上最高値を更新して終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は36.77ポイント高の18,509.34で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8,279万株増の9億5,777万株となり、活発な取

          米国株式市場の最新動向と今後の展望:ニューヨーク株式相場における大幅上昇

          日本株市場の現状と長期投資に向けた戦略

          2024年に入り、日本株市場は多くの変動を経験しています。国内外の経済状況や政治的要因が複雑に絡み合い、投資家にとって難しい局面が継続。しかし、こうした変動を長期的な視点で捉えることで、将来的な利益を見込める投資先を見つけることが可能です。 最新の市場動向 7月16日の日経平均株価は、前週末比84円40銭高の4万1275円08銭、TOPIX(東証株価指数)が同9.94ポイント高の2904.50ポイントで、そろって反発して取引を終了。現地時間13日には、米国のトランプ前大統

          日本株市場の現状と長期投資に向けた戦略

          市場動向と投資家戦略:トランプ前大統領の選挙見通しが与える影響

          7月15日のニューヨーク株式相場は、トランプ前大統領が銃撃を受けたにもかかわらず、11月の大統領選で勝利するとの見方が強まり、大幅に上昇。ダウ工業株30種平均(ダウ)は前週末終値比210.82ドル高の40,211.72ドルと約2カ月ぶりに史上最高値を更新し、ナスダック総合指数も74.12ポイント高の18,472.57で引けました。この状況を受け、投資家としてどのような戦略を取るべきか、詳しく見ていきましょう。 市場の反応と背景 まず、この株価の上昇は市場がトランプ前大統

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          トランプ前大統領の仮想通貨支持表明と再選可能性がビットコインを押し上げる:年末にかけての展望

          7月15日、仮想通貨市場は激動の一日となり、ビットコインが2週間ぶりの高値を記録しました。この上昇の背景には、トランプ前米大統領の再選に向けた動きと仮想通貨支持表明があります。長期投資家にとって、今後の市場動向を予測するための重要なポイントを探りましょう。 ビットコインとイーサの上昇 7月15日の取引で、ビットコインは8.6%高の62,508ドルに達し、一時は62,698ドルの高値を記録。年初来の上昇率は47%に達し、イーサも6.8%高の3,322ドルとなり、主要な仮想通

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          デジタル資産市場の最新動向とゴールドマン・サックスの予想修正について

          デジタル資産市場は依然として急速に進化しており、多くの投資家にとって重要な関心事となっています。最近、ゴールドマン・サックスがデジタル資産への純流入額の年初来(YTD)予想を120億ドルから80億ドルに下方修正しました。この大幅な調整は市場の変動要因を反映していて、特にビットコインの取引所準備金の減少が主な原因とされている。この記事では、修正の背景とその影響について独自の視点から詳しく分析します。 背景と修正の詳細 ゴールドマン・サックスの最初の予想である120億ドルは、

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          早期利下げ観測と株式市場の動向:投資家が知るべきポイント

          7月12日のニューヨーク株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が強まったことで、主要指数が上昇。特に、ダウ工業株30種平均は247.15ドル高の40,000.90ドルで取引を終え、約2カ月ぶりに4万ドルの大台を回復。また、ナスダック総合指数も115.04ポイント上昇し、18,398.45で引けました。 市場の主要要因 インフレと景況感の相反: 6月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇し、市場予想を上回りました。これはインフレの根強さを示してい

          早期利下げ観測と株式市場の動向:投資家が知るべきポイント