日経平均株価3日続伸も、TOPIXは反落 - 20日の市場概況
20日の東京株式市場の動きを振り返りながら、投資戦略について考えていきたいと思います。
株式市場は常に変動し、日々新たな機会とリスクが生まれる。
特に日経平均株価とTOPIX(東証株価指数)の動きは、日本経済全体の健康状態を測る重要な指標です。
20日の取引は、日経平均株価が前日比62円26銭高の38,633円02銭と3日連続の上昇を見せる一方で、TOPIXは3.10ポイント安の2,725.54ポイントと3日ぶりに反落するという、対照的な結果となりました。
この記事では20日の市場の詳細な動きを分析し、特に注目すべき業種や個別銘柄についても触れていきます。
また今後の投資戦略についても考察し、投資判断の一助となる情報を提供します。
それでは、さっそく20日の市場概況を見ていきましょう。
日経平均株価の動き
20日の日経平均株価は、前日比62円26銭高の38,633円02銭と3日連続で上昇。
これに対してTOPIX(東証株価指数)は、3.10ポイント安の2,725.54ポイントと3日ぶりに反落しました。
前場の動き
朝方は、前日の重い動きが続き、手がかり材料に乏しい中で様子見姿勢が強まりました。
これにより、日経平均は一時300円を超える下げ幅を記録。
後場の展開
しかし、後場に入ると状況は一変。
時間外取引でナスダック総合指数先物が上げ幅を広げたことが刺激材料となり、日経平均は下げ幅を縮小。
午後2時50分には66円86銭高の38,637円62銭を付け、その後も上昇を続け、取引を終えました。
売買状況
東証プライム市場の出来高は13億1087万株、売買代金は3兆1756億円。
騰落銘柄数は値上がりが746銘柄、値下がりが840銘柄、変わらずが60銘柄でした。
業種別の動向
業種別では全33業種のうち11業種が上昇し、22業種が下落しました。
特に上昇が目立ったのは以下の業種です:
空運株:JAL <9201> 、ANA <9202>
鉱業株:INPEX <1605> 、石油資源 <1662>
医薬品株:塩野義製薬 <4507> 、第一三共 <4568>
繊維株:ワコールHD <3591> 、デサント <8114>
倉庫運輸株:三菱倉庫 <9301> 、三井倉庫HD <9302>
サービス株:リクルートHD <6098> 、日本郵政 <6178>
化学株:信越化学工業 <4063> 、日東電工 <6988>
機械株:ディスコ <6146> 、ダイキン <6367>
一方で、不動産株や証券商品先物株は下落しました。
特に目立ったのは以下の業種です:
不動産株: 三井不動産 <8801> 、三菱地所 <8802>
証券商品先物株: 大和証券G <8601> 、野村HD <8604>
個別銘柄の動き
個別では、以下の銘柄が上昇しました:
ニッコンHD <9072>
サンケン電気 <6707>
藤田観光 <9722>
トリケミカル <4369>
住友理工 <5191>
一方、以下の銘柄が下落しました:
ドリームインキュベータ<4310>
FPパートナ <7388>
コーセル <6905>
曙ブレーキ <7238>
さくらインターネット <3778>
今後の投資戦略
20日の市場動向を見ると、特にナスダック総合指数先物の上昇が日本市場に影響を与えていることが分かります。
米国市場の動向は引き続き注目していくべきです。
また業種別に見ると、空運株や鉱業株、医薬品株などが堅調に推移しています。
これらの業種は引き続き注目に値するでしょう。
今後も市場の動向を注視しながら、適切な投資判断を行っていきましょう。それでは、引き続き良い投資をお祈りいたします。
詳しくは下記を参考にしてください。
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