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2022年の角田裕毅の活躍まとめ

2022年の角田裕毅の活躍を備忘録としてまとめておきます

2022年の角田裕毅はレッドブル傘下のアルファタウリから参戦
チームメイトはピエールガスリー
F1ドライバーとなって2年目のシーズン
21歳という年齢は同年のF1ドライバーの中では最年少

F1マシンはAT03
(注:この記事のトップ画像はAT03ではありません。フリー素材のそれっぽい画像を使用)
2022年からF1はマシンのレギュレーションが変更となり、タイヤは18インチに変更、マシン上部からのダウンフォースを低減させてグラウンドエフェクトによるダウンフォースの獲得を許容しました。これは後方への乱流の発生を低減させオーバーテイクを増やす意図があります。

結果としては予選での角田はガスリーに対し10勝12敗
PU交換のグリッド降格が決まっていたために無理をしなかった予選もあるのでほぼ五分

決勝では角田が6勝14敗という厳しい結果

角田個人として見てみると
入賞は4回のみ
クラッシュされたりマシントラブルやチームオーダー失敗などの角田の責任で無いレースが6~10回
角田のミスに分類される(クラッシュする、タイヤを減らしてしまう)のが4~7回といったところでしょうか。

マシンが遅い上にチームのミス、貰い事故、角田のミスと様々な不運に見舞われました。

各戦を簡単に振り返ると

第一戦 バーレーン
ほぼ全車が完走する中8位でフィニッシュ。
前年最終戦を4位で終えた流れを引き継ぎました

第二戦 サウジアラビア
マシントラブルで出走できず(DNS)

第三戦 オーストラリア
終始見せ場無く15位。ガスリーは9位だったので厳しい結果。

第四戦 エミリアロマーニャ
スプリント予選で16位スタート→12位
決勝で12位スタート→7位と好走
アルファタウリのホームレースで良いところを見せられました

第五戦 マイアミ
9位スタートながら12位
多くのマシンがタイヤ交換1回で完走する中、タイヤの劣化が早く交換2回だったのが痛手。2022シーズンを通してこのパターンは多い。

第六戦 スペイン
タイヤ交換3回で10位
多くのマシンがタイヤ交換3回だったので差がつかなかったのはメリット
そして、この入賞後に不運もあって一気に低迷します

第七戦 モナコ
昨年に続き16位
ストレートの速さが武器の角田にはモナコは厳しいのかもしれません

第八戦 アゼルバイジャン
昨年7位入賞した得意な舞台で予選も8位と好走していたが
ウイングが故障してオレンジボールでリタイア(マシントラブル2回目)

第九戦 カナダ
PU交換ペナルティで最後尾スタート
11位まで追い上げるが、DRSトレインにつかまる
タイヤ交換後すぐにクラッシュ(明確なミス1回目)

第十戦 イギリス
序盤にクラッシュに巻き込まれてウイング破損
その後ペース良く追い上げるが、先行するチームメイトのガスリーがタイムが遅い状態で角田をブロック。角田がオーバーテイクを試みてクラッシュ(チームオーダーミス)

第十一戦 オーストリア
ガスリー15位、角田16位
アルファタウリのマシンでは無理なレース

第十二戦 フランス
予選8位もオコンにクラッシュされてリタイヤ

第十三戦 ハンガリー
終始ペースが上がらず16位

第十四戦 ベルギー
PU交換でピットレーンスタート、見せ場無く13位

第十五戦 オランダ
デフが故障するトラブルだが、チームがタイヤ交換や停車後の再発進を指示したりと一貫性のない指示を受けつつリタイア。その中でシートベルトを外した後に発進してしまい10グリッド降格ペナルティ

第十六戦 イタリア
10グリッド降格ペナルティが確定しているのでPU交換、見せ場無く14位

第十七戦 シンガポール
カナダGP同様、タイヤ交換後すぐにクラッシュ(明確なミス2回目)

第十八戦 日本
13位スタート
見せ場を作りたかったが雨で長時間中断し、3時間制限ルールのため周回数が少ないまま終了

第十九戦 アメリカ
ペナルティもあり19番グリッドスタートも粘り強く走り10位入賞(13戦ぶり)

第二十戦 メキシコ
リカルドに後ろから接触されてリタイヤ

第二十一戦 ブラジル
終始遅く17位

第二十二戦 アブダビ
11番グリッドスタート、11位フィニッシュ

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