LCCのはなし
Twitterが凍結しているので、昔ながらの日記スタイルで文章を書こうかなって思っている元住吉菜々緒です
LCCってジェットスターのことじゃなくて、リディアンクロマチックコンセプトね
最近、なんとなく意味がわかってきました
まず、リディアントニックの存在ですね
コードでもスケールでも、トニカルバイアスがある=シンメトリックでない音の集合には唯一のリディアントニックが存在する、と、仮定するのがLCCの理論的な基礎で、これは機械的に求められます
これはプログラム組んだので、構成音を指定すれば誰でも出せます
↓使いってみたい方はこちら↓
たぶん世界に一つしかないLCCのサポートツール
そのリディアントニックと別にモーダルトニックというのがあって、これが普通の意味でのトニックやルートですね
で、リディアントニックからの音程を基準にモードI、モードII、みたいに言うんですけど、わたしはこれ、普通にチャーチモードの名前で呼んでます
LCCでは12の音すべてが使えるのですが、そこに順序があって、トーンオーダーと言うそうです
このトーンオーダーが7まではいわゆるダイアトニックスケール
そしてそこから外れる8以降がLCCの真骨頂で、とくに8、9、10が重要ですね
メロディックマイナーはドリアンのトーンオーダー8
ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウはフリジアンのトーンオーダー9
イキスギコードはミクソリディアンのトーンオーダー8
みたいな風に認識してあげると、音の構造が抽象化できるのかなっていうのが最近の発見です
こういった共時的な視点に、リディアントニックがどう動くのかという通時的な視点を入れて見ていくというのがLCCの全体像なのかなって思ってます
細部をだいぶ省いているんでだいぶアレですけど、今のところのわたしの認識としてはこう、ってことです
アナライズの新しい視点が手に入るのは面白いですね
でも、作曲やアドリブに応用できるようにするのは大変そうです
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