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エンジニアとして働くうえで知っておいてほしい話

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SE×研修講師として働くなかで得た気づき、学び、そして反面教師にしたい話をまとめたマガジン。現役エンジニアもエンジニア志望の人にもタメになる思考法を中心に書いています。
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#仕事

「いい塩梅」のためにはそれなりに失敗も必要って話

「いい感じによろしく!」 なんて声をかけられたことは一度や二度じゃないはず。 真面目な人ほど「いい感じとは何か?」を考えすぎて時間が経過してしまうと思います。 かくいう僕も考えすぎる傾向があります。信頼関係を構築できれば大した問題じゃないんですが、そこに至るまでは考えちゃう… とはいっても「いい感じ」なんてものは経験に裏打ちされる部分が大きいので教えるものではなく、経験するなかで気づいていくもの。 なので自ら経験するほかないわけです。 裏を返せば「いい感じによろし

やり方が無駄な仕事はあるけど、無駄な仕事はない

さっきツイートしたんですが、今日は👇の話について。 "雑務"と表現される仕事は皆さんの仕事、職場にも当然の如くあると思います。 ただ、仕事をひとつのパズルに置き換えればその"雑務"も貴重なピースで、そのピース無くしてパズルは完成しないわけです。 ところが、この"雑務"てやつはどうしても"やりたくない仕事"ランキング常にトップ。誰もやりたがらない。なんなら自動化して欲しい。 でも冷静に考えると、自動化するならその"雑務"をよく理解してないとできないんですね。 なぜなら

講師目線で見る、仕事をスムーズに進める「いい質問」の仕方

仕事をしていく上で「質問」は呼吸をするかのように当たり前に交わしますよね。 当たり前に交わすわりには一向に質問が伝わらず、「ん?何が聞きたいの?」と聞き返された経験がある方も結構いるんじゃないでしょうか。 僕は新入社員研修で講師をしていますが、毎日受講者から質問を受けます。 そりゃあもう、いろんな質問です。 「なんかわかりません…」 「動かしてみたんだけど、これどうなってるんですかね?」 「これって何でしたっけ?使ってみるけどよくわかんないんですよ…」 まあ、これを

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「そのへんのエンジニア」として埋もれたくないなら最低限やっとく3つのこと

このnoteを読んでいただいているということは、エンジニアの方ですか? それともエンジニアを目指している方かもしれませんね。 僕はSEと講師の二足の草鞋を履くハイブリッドSE歴6年のエンジニアです。前回のnoteは講師目線だったので今回はエンジニア目線で。 僕はSEとして主にWebアプリの開発をしていますが、自社開発だけでなく、受託開発、出向、SESと様々な立場でのシステム開発を経験してきました。なので、良くも悪くもいろんなエンジニアに出会ってきました。 いろんなエンジ

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「技術のわかる」講師が育たない理由を、講師も務めるハイブリッドSE歴6年の僕が教えます

僕は普段SEとして働いています。設計からテストまで一通りやっています。その傍ら、講師の仕事にも取り組んでいます。 主に新入社員研修の講師を務めていますが、同世代の講師には滅多に出会いません。研修先の人事担当者や受講生にも「結構若いんですね」と言われるほど…それだけ「技術のわかる講師」が高年齢化しているということです。 少子高齢化は日本の問題であると同時に、SE業界の問題でもあるんです。 ここで言う「少子」は「技術のわかる」講師ですね。 これ、現役エンジニアの皆さんにはあ

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