新 シェア破産にまつわる気持ち

さて、一旦シェアハウス業者との会話内容は置いておいて当時の私の動きに戻ります。

考えたこと。
これは形だけ見ると詐欺だろうと。でも法的には恐らくとても考えられていて、それを立証する方法が困難であるということ。
また、多額の現金を集めるような詐欺事件の場合、発覚したときには既に現金は無くなっていることが多いので、資産を取り戻す方法はないのではないかということ。

シェアハウスも初期に買った人と後期に買った人では事件に対する感じ方が少し違うかもしれない。

スルガ銀行の融資が決まって、そろそろ建築が始まると思っていたタイミングで業者が破綻した人は更地しかない。
こんなもん、詐欺だろ。
売るタイミングでは業者は既にシェアハウスの完成は無理だとわかっていたはず。
それでも契約を進めたシェアハウス業者、中間業者、スルガ銀行員。
生まれつき人間の心を持っていないわけではなく、組織の一員という心理的な縛りというか安心感というか、そういった気持ちからそのまま進めてしまう。
もちろんそこから歩合でお金が入るというのもあるだろう。
でも、感覚が麻痺しているところはある。
歴史的な要人でさえ暗殺を防げなかった。
顔と名前と所属を晒しておいて、仕返しを考えてないのだろうか。
当人はツーブロックのガタイのいい男だとしても、嫁や子供、親兄弟を狙われたら防げるのか。
そこまで過激じゃなくても、息子や娘の結婚式に乗り込んで暴れたり、人生の大きいイベントを台無しにするぐらいのことなら、懲役にならなそうだ。

私の様に、給与が毎月入るタイプのオーナーではなく、例えばその土地で何代にも渡って仕事をしていて、店舗や本社がオーナー名義になっている場合は自己破産の時の財産の整理で家も土地も本社も全て無くなってしまう。
シェアハウスはすぐに売れないし、売れたとしても億の借金が残り、それが30年続くとしたら余程強い精神力が無ければ頑張れないと思う。

そう考えてみると、一旦財産が無くなったとしても、給与があるので生活に困ることはないし、また頑張って働けばいいのではないかと。
仕返しはいつでもやろうと思えば出来ると考えると気持ちは楽になった。

スルガ銀行のシェアハウス問題については無料相談を受けている弁護士がすぐに見つかった。
また、色んな団体が相談会をやっていることもわかった。

シェアハウス破綻がわかってから2日経っていた。
これ以上は落ち込んでも無駄だろう。
なにか行動を起こすしかない。
最悪破産するだけで、殺されるわけではない。
自己破産することが出来るのは国民の権利だろう(どの法律かはわからないが、多分そうだろう 違ってたら教えてください)

いくつかの団体の相談会を予約し、個別に弁護士の相談予約も取った。

念の為、いくつかのシェアハウスの管理会社にも相談メールを送る。

どうせ無くなる金だ。飲んでしまってもいいだろう。
よしキャバクラに行こう。
馴染みの嬢に今夜暇そうか聞いてみる。
オッケーだと。
なんだか楽しくなってきた。

昼飯の松屋も焼肉定食で肉を2倍にしてライス特盛り、牛皿も付ける。
なおサラダは残した。

相談会は東京でやっていることが多いので、色んな理由をつけて仕事を休んだり抜けたりして疑問を相談しに行った。

収支を全く考えないでもいいサービスは日本にあるのだろうか?
完全に税金だけでやっていても誰かから何か言われるだろう。

無料相談でも油断はしないようにしようと思った。

続きます。

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