留学中の息子（高２）のインスタで夜遊びの様子を発見してあわてた話とその後の話

インスタをみるとどうも夜中に遊んでいた様子

先日の現地時間の明け方４時ごろ（日本時間２４時）
繁華街やスケボーパークで楽しそうにしている
息子とお友達数人の写真がアップされました。

へーたのしそう。でも、ん？
明け方にアップするっていったい何時の出来事？と、ふと心配になり
あわててLINEや電話をしましたがつながりません。

その後、半日ほど連絡がなく
何かしら注意したほうがいいよね？とか
自分の経験や常識で対応する感じ？とか
心配も相まって軽く混乱してしまい、
どう対応したら良いものか、、と思った以上に悩んでしまいました。

しばらくしてLINEで返信がきて
「友達とお泊まり会をしていて楽しくやっているのであとで」
とのこと

はああ、まずはともかく無事で何より。

思春期のお子さんをお持ちのみなさま、
こういった場合どうされますか？
（特に留学中のお子さんとか）

あれ？ホストファミリーはどうなってるの？

お世話になっているホストは若いお母さんと中２男子の２人家族。
かねてから息子のことを信用してくれていて
その日は若者だけで楽しんだらいいと
気を使って泊まりで出かけてくれたとのこと。

なにそれ？と思いますが
そういえば以前、ニュージーランド旅行で一般家庭に
エアビーで数日間お世話になった時に同じような事があったような。

エアビーの家のお父さんが出張でいない週末に
いつになく家族がのびのびしていて
お母さんは友人を呼んだり高校生の息子はガールフレンドを呼んだりして
夜中まで賑やかに映画見たりしていてびっくりした事があって
まあそういう感じなのかもなあ、と思ったり。
いや、実際どういうことなんだろう。。

その後、ようやく電話がきました
どうやら帰宅は夜中の３時だったようで！？

悪びれた様子もなく
「とても楽しかったー！」と声が弾んでいます。

「それはよかったねー」と一旦言葉を飲み込んでから

楽しかったのは分かる。でも、夜中の３時というのは
親としてはさすがに注意をしないといけない、、、という話をしました。

何かトラブルに巻き込まれたりした時に
誰に迷惑がかかり誰が責任をとるのかを
よく考えて行動してほしいとか
思いつく限りのそんなことやあんなことを夢中で話していたら

それまでの、楽しかった！という電話の向こうの空気感は完全に消滅し
息子は相槌を打つこともやめシーンとしています。
そしてしばらくして
「わかったよ、もう行かなきゃいいんでしょ」と
力のない声でボソッと言いました。

そもそも便利すぎるっていうのもどうかと思うよね

インスタの投稿を見て、すぐさまこんなことをチクチク言ってると
投稿をやめたりブロックされたりして
ますます何をしているか分からなくなってしまって困る、、なんて
はじめは思ったりもしたけれど

そもそもオンタイムで何してるかわかるのって
しかもそれに対して親に意見されるのってどうなんだろう。
便利だけどなんだか窮屈かも。

そういえば何十年も前だけど、私も高校留学していた時。。

友人とお泊まり会をしました。
みんなでこっそり抜け出して夜中に近所の川で大騒ぎして泳いだり、
その家の牧場をトラックを乗り回したりして

何にもないど田舎だったし、広大な私有地の中で遊んでいたから
なんとも思っていなかったけれど
よくよく考えて見たら、いま息子がしていることも
似たようなものなのかもしれないなあ、と思えました。
ふとあのころ友達とバカ騒ぎした記憶がよみがえってきました
あぁ、楽しかったなあ。。。

だとしたら、楽しかった息子の思い出に、
ガミガミ言って水をさしてしまったのかもしれない。。
とちょっと悲しい気持ちにもなったり

感傷に浸っていたら、「ピコン」と息子からLINEが。
それはyoutubeのアドレスでした

ん？なんだろ、と思って見てみたら

お友達とのお泊まりの時の様子を
さっそくyoutubeにアップしていました

その後、すぐに電話がかかってきて
いつもと変わらない様子で
「タイトル何にしたらいいかな」とか「サムネイルを作って欲しい」とか言っている。

いやいやいやいや、なんというか。。。

ていうか、さっきの電話の最後の神妙な雰囲気なんだったの？
いろいろ考えちゃったじゃんか、もう！

想像以上に親らしくあろうとしている自分に気づく

親だから、一般常識だから、こうしなくてはいけない、という思考に
とらわれすぎてしまった自分を少し反省しました。
息子を信頼しているようなふりをして、ちょっとしたことで信頼が揺らいだ途端、一方的な思考でガチガチな意見をいってしまうのは
なんだか悲しい気持ちになりますね。

もちろん、親としていうべきこともありますが
気づいたこと全てに全力で干渉していくようなことにならないよう
もうちょっと余裕を持ちたいなと思ったのでした。

とはいえ、マイペースな息子に安心もしたのでした。

ではでは！